第2話・・ 世界遺産始まり始まり

メキシコを通過して、南米を北から南に行ったのですが、結構遠くて遠くて驚きました。

搭乗中は いつも晴天晴天で機中で食事、食事でした。

羽田からペルーまでは、20時間の搭乗ですから・・・・・・・・・・

これは二度と乗れないかも知れないと思いました。

そんなことを考えていると・リマ空港着しました。

 

1月23日A8時前にリマに着しました。

そこは騒がしくさすが「国際線と国内線」が一緒の空港だなぁと感心しました。

ペルー民はリマ空港から「子供連れで隣村・町や隣の国」に行くんですよ。

いまは夏休みかしら?

なにはともあれ、民の姿を見てますと、結構な貧富の差がありますね。

国土は広く、天然資源もたっぷりあるけれど、一握りの方たちで分配するんでしょうか。北米でいうなら「インディアン部族?」のような人たちがいましたね。

そうこの方たちが貧しいんですね。

街なかをバスで通りますと、そこらは観光客相手の人たちですね。



周は周で、どちらかというと、時差ポケが出てきました。

そのままバスでリマ市内観光です。・・・・・・例年1~2月は雨季なのでいつ雨が降ってくるのか心配してました。

 

フジモリ大統領のことを思い出しましたが、バスで市内を走行していると

   「かなり田舎で貧しいところ」

と感じました。

バスは市内の「世界遺産」などリマ歴史地区観光でした。

 

   「アルマス広場」「カテドラル」「大統領府」

   「サンフランシスコ教会」

に行って見学です。かんかん照りでした。

  市内の様子は「日本とは比べようがないほど小奇麗でした。」

夕刻ころホテルに着きました。

大型バスに乗ってゆったりした観光でした。


ホテルで「いの一番」にしたことは「Wi-Fi」を接続してラインで残してきた家族・親族・親しい友人などにラインで写真を送ったり、お話しすることでした。

「写メルや伝言など」を送信し合いました。

毎日ラインで横浜や北海道の知り合いなどにヒマあれば送信してました。


 1月24日は午前5時前に起きてホテル出発です。

バスで「イカ」へ300㌔4時間ですわ。

海沿いを走りましたが、「そこらはず~と砂漠地帯でした、砂漠は所有者がいるそうですが、だいたい貧しい人が勝手に小屋(レンガ積み粘土積み?)」を作って占領しているようです。

道路はまぁ国道のような道で結構広く走りやすく見えました。

ま、バス・トラック・バイクも三輪車も走行してました。どこまで行っても砂漠でした。鳥取砂漠とは比べようがありませんわ。国土は日本の3,4倍もあるって。


そうこうしているうち、やっと4時間ちょっとでイカ着しました。

砂漠のど真ん中を高速道路が突き抜けていてその周りは

「レンガ積み・粘土積みなど」の集落があったり、

道路沿いは「専門店??土産店・車の修理店?」などがあります。

なかでも日本製の自動車販売店がやたらと並んでいましたね。

バスは運転が上手な人で、添乗員もガイドさんもすっかり安心してました。

でもときどき交通事故の発生があったようでした。

しかも1キロ位ごとに「故障トラック」があったり、パンクの取り換えだったり、

特に故障トラックは「工具でエンジンなどをバラバラ」にしてるんです。

絶対元通りにならないのでしょうね。


 さぁあ地上絵の見学です。

なんだか2時間くらいの搭乗になるとのことでした、イカの飛行場を飛び立って「地上絵をセスナ機からサンザン見て写真をとって」

隣町の飛行場に着陸します。それが2時間なんですよ。

  昔のYSで羽田から旭川空港に行ったことがありましたが、

  YSにはあんまり乗りたくないなぁ

と感じたことがありましたが、1時間30分の搭乗だからと心を許していたのに「16人乗りのセスナで2時間ちょっと」といわれ、参りましたよ。

地上絵は100以上あってだんだん薄くなり見えずらくなっていると言ってました。さあ飛んでみると、やたらうるさいエンジン音がありましたが、よくこんなチっこいセスナに客を14人も乗せておまけに

「機長・整備士」2人も乗るんだあ。

滑走路を250㍍くらいで無事舞い上がりました。

   晴天晴天雨はまったくなし。

   帰国した翌日に「地上絵をトラックが踏み潰した」

というニュースがあったばかりです。

やっとのことで着陸しました。写真をとり続け「ハッ」とわれに返ったら着陸状態でした。機長たちは「日本人向けの案内がまるで上手」でしたね。

写真は行く前にプロに聞いていたので確認すると、結構とれていました。


昼飯の後は「ワカチチ湖」に直行し砂漠のど真ん中に突如できた湖の見学です。

ほんとに砂漠の真ん中にできたドロ湖です。

遠くから眺めるには問題なしです。池のそばまで行ってみましたが、そこは物売りなどはおらず静かでした。いろんな人と、写真のとりっこをしたり。土産売り場で冗談を言って2時間くらい過ごしました。


途中、日系がやっているというお土産屋に立ち寄りました。

いやーなんと言いますか、安いんでしょうがこんなに早くお土産を買うとまではいきませんでした。みなさんほんの少しだけの買い物でしたね。

添乗員さんもあまりいい顔していませんでしたね。

バスはかなり狭いところも入っていくなど、上手な運転手でしたよ。

その日は観光を終えて、ホテルへ直行しました。

   ホテル夕刻着

 

1月25日A7時前ホテル発、リマ空港→クスコ空港着、1時間30分の搭乗です。

マチュピチュに二泊です。これには心が極まってきました。


クスコには、A11時前に着しましたが、標高3400㍍なため高山病をみんなが心配してました。

◎世界遺産・クスコ市内観光(2時間)

 アルマス広場・カテドラル・12角の石・サントドミンゴ教会

クスコ市内は空港から丸見えで、平坦な空港から見ると

その周りは小高い山でした。

住宅とかビルなどは「屋根などが赤っぽく」壁の色も黄色様でした。

パノラマ撮影しましたが、結構な街並みでした。


カテドラルをゆっくり観光(世界遺産)し、教会なども端から全部見ました。

見たこともない花壇の花や建物も何年も前なのに立派なのには驚きました。


そしてマチュピッチュ目指してバスでさらに高い地点を超えて

オリャンタイタンボ駅に行きます。80㌔2時間かかります。

クスコ市内の世界遺産を見学中に

     「私自身がフラフラ」

となって、いまにも道路でフニャフニャになって倒れそうな状態になるんですよね。参りました。これが高山病だとやっと知りました。

高山病発症してもマチュピッチュに行くと消えますと、聞いていたので最初は、

そんなに心配はしてなかったんですが、昼食の時、ひどいメマイに襲われてしまいました。添乗員やレストランの人に水素補給を頼みましたが、「そんなのはない」

の一点張りでした。添乗員にさらに文句を言うとだんまりを決め込むんです。

昼食も取らずにいたら「やっとのことで」係の人に入口まで案内され

水素を補給することができました。かなりよくなってきましたが、2本半も吸い込んでしまいました。

でもホントに良くなった状態でしたので「昼食を完食」しました。

そしてラテン音楽を聞いて1時間くらい過ごしました。

それでも歩行に少しフラついていました。歩くときは配偶者にもたれかかっていたんですよ。配偶者はまるで何ともなかったようです。

あとでツアー客に聞いたら、「5~6人が高山病」にかかったようだと言っていました。そうです、こういう時は遠慮してはダメです。

 

オリャンタイタンボまで     

  バスに乗ってグニャグニャの道路を走りあがりました。

一番高い場所「3600㍍」でひと休みです。

ここにはお土産売り場とか染物の実演見物ができました。

ここは一番高いところで「高山病がひどくなる」と思っていましたが、

そこでも1時間以上フラフラしてました。

 

そこには、子供たち(小学2年生くらい)が5~6人いて、みやげ物を手に持っていました。周らに買ってと言わないのですよ。

言いたくても言えないのだろうなと、思いましたね。


周は、ここから学校に行っているのか聞いたら、そうです、と言っていたので「これからも学校に行きなさいよ、と言って6人に一人に5ドルづつプレゼントしました。子供たちはみんな大喜びして、ドル紙幣を数えながら売り子みたいなことをやめて、たぶんそこにいた子供全員(8~9人)?が集まり、たぶん30ドルを分け合っていました。周は「涙が出ました。」ね。

その一部始終を見ていたツア仲間が、バス内でしゃべるんですね。

周は恥ずかしいやら、少し参りましたよ。


   高山病はずいぶん楽になり、

暗くなったころオリャンタンボ駅(やたら田舎の単線でノロい汽車)から機関車に乗りマチュピチュ駅に向かいました。真っ暗の中を走行するので周りは全く見えませんでした。観光客用に作った単線なんでしょう。天井はガラス張りで、窓枠は外の木枝をこすって走るんですからね。


P9時ころマチュピチュ駅に着き、

真っ暗い店の間をとおり立派なホテルに入りました。ほんとに立派なホテルでしたね。ここに連泊なので飛び上がって喜こびました。

すぐ寝るのももったいなかったので、夕食時まではホテルの真ん前の商店街をのぞきまくりましたよ。

別に何も購入しませんが、社会常識を養うため?のことでした。

もうマチュピッチュのすぐ近くまで来たと言う、実感を味わいたくもありました。

これでいつ死んでもいい、ということですよ。夜はよく眠れませんでした。

さようならおやすみなさい。明日へ続きます。


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