第11話 空飛ぶ島と北の大佐ー③竹島がラ○ュタで北の大佐が王の血を継いでるってマジ?wwww
勘違い要素あります、
ーーーーーーーーー
くっくっくっ……
勝った…
計画通り
僕は真っ黒なノートに名前を書き込みニヤリとわらう。
campusと書かれた表紙は黒いマッキーによって塗りつぶされ、パラパラとめくるとどのページにもびっしりと落書きが書かれていた。
ページの門にはパラパラマンガが…。
ページの端にはウ○コや妖怪ケツアゴ星人が、
ページの真ん中には英語、国語、数学が…。
そして一番新しいページには頭から手が生えているエイリアンとぐちゃぐちゃと書かれた謎の図、そして古代文字で書かれた文章……ってうるさいわ!
ちげえよ、計画した内容を書き込んでたんだよ。
「お前は誰と話しているんだ?」
「うん、あの、ほら内なる真の自分と…?」
「そこ、疑問形なのかよ」
「真面目なツッコミありがとう」
はい、こんにちは。
今日はね、N国に来ております。
で隣にいるおっさんが李………えー、総参謀長様だ。
「お前、今名前忘れたろ?」
「そうだけど何か問題ある?!」
「逆ギレ…!?」
「総参謀長じゃなくて大佐だったわ」
「どっちでもいいんだけど、何で大佐なんだ?それとサングラスつけて、スーツを着るのは何か意味があるのか?」
「ある……」
「本当かよ」
それは後のお楽しみだ。
北c……N国まで海の上は走って来たわけだが、途中日本の領海で違法に漁をしていた中国漁船をパンチで沈めてきた。
近くに海上保安庁の船がいたから船に乗ってた人間を突き出しておいたけど、凄い数だった。
軽く海のゴミ掃除したのはいいけど、途中から面倒くさくなって空飛んだら他にもいっぱいいてびびった。
あー、そういえば、日本からN国に行く際に韓……じゃねぇやK国の上空を飛ばないといけないんだけど、いじり過ぎたのかあの大統領が僕に向かって迎撃ミサイル のサードとかいう最近配備したばっかりのやつを飛ばして来たので、超能力で軌道を変えて日本のソウル大使館前にある慰安婦にぶつけておいた。
ミサイル がぶつかる前に群がっていた右翼の集団を吹き飛ばしておいたから誰も怪我をしなかったみたいだけど、帰ったらネットを見てみよう。
そのあとすぐに飛んで来た戦闘機に並飛してみたらいきなりマシンガンぶっ放して来たけど、弾丸は全部を掴んで担いで来たリックに入れておいた。あとでメルカリに出品しよう。
N国の領空まで来ると流石に戦闘機も引き返して言ったけど、こんなこともあろうかと世界堂で買ってきた取れにくいペンキとか言う奴で戦闘機の機体に落書きしておいた。
K国の国旗を描いてペプシと書いたり、日本語で翼の部分に大きく崇めよ竹輪大明神とか、他にも色々書いておいた。
あと、尾翼に大統領×総書記の特典映像が見れるURLも書いておいた。
絶対怒るだろうな。
帰ってからのお楽しみだ。N国はネットが全然使えないし。
クーデターを起こそうとしている人に堂々と逢いに行くわけにいかないから透明化して、迎えに行った。
丁度カフェみたいなところでお茶を飲んでいたから透明化を解いて向かいに座ったらびびって逃げて行ったよ。
本当失礼だよね
「それはお前……カウンター席のしかも4階だぞ。いきなり向かい、しかも外に空中浮遊している男がいてガラス突き破って追いかけてきたら逃げるだろ」
「サプライズだよサプライズ」
「サプライズだよじゃない。テロだ」
「まあ、いいじゃん、刺激があって楽しいでしょ?」
「N国じゃ毎日が刺激だらけで胃に穴が空きそうだ、」
「ごめんね?」
「やだ」
「まぁいいや、それでこれから一緒に来て欲しいんだけど」
「良くねえし!?いや良くないが、何だ?何で行くつもりだ?」
じゃっじゃーん!
「これなーんだ?」
「自転車だな……なんで自転車?」
「空飛ぶ自転車だよ。まぁ僕が浮かすんだけどね?君は自転車のカゴに乗るんだ!」
「入らねーだろっ!てかそれE.○」
「そうだけど」
「やらないからな」
僕が差し出した人差し指を無視してきっぱりと断る 李なんとか。名前忘れた。
「まともな乗り物ないの……っ……う、ぉおぉおああああああぁぁあぁ!!!?!」
駄々をこねる李大佐を掴んで空へ飛び上がった。
「スーパーマンみたいで楽しいでしょう?」
「楽しくない!楽しくないって!離せ!離すんだ!」
「え……?離す?ここで離しちゃう?」
「あっ……いや離さないで……死ぬって」
「本当にわがままだなぁ」
「わがままじゃないぞ、コラ」
そんなやり取りをしている間に竹島に到着。
だいたい僕が何をやりたいのか理解していただけただろうか?
竹島と書かれた石碑を指でなぞると機械音がなり地面が開く。
事前に業者を拉致して指紋認識式のドアを設置したのだ。
驚く李大佐を連れて地下へと続く階段を降りる。
これは超能力でコツコツと掘っておいたのだ。
meTubeで見た核シェルターを元に作った地下室に案内する。
とりあえず、衣装室に案内した李大佐に茶色のスーツとサングラスを着させ、目を白黒させてフラフラしているのを無視して隣のシアタールームに案内した。
「こ、これはどうなっている!?まさか日本の秘密基地なのか?」
そんな訳ないだろ。
「まぁまぁ、李くん、落ち着きなさい。とりあえずこの映画を見て頂こう」
「お前誰だよ…」
鋭いツッコミぃぃぃ……!
◇◆
シアタールームから出てきた李大佐の顔には困惑が浮かんでいた。
「まさかそういうことなのか?」
「そうだよ」
そういうことだよ。君に見せたのは天空の城ラ○ュタ、で君にスーツを着せてサングラスをかけさせて、こんな映画を見せたのは大佐になれと言ってんだ。
「なるほどなぁ……つまり私は王の血を引いていたということか」
「ん?……うん、そうだね」
なりきったのか。
さすが総参謀長様、やる気満々じゃん。
マジでム○カっぽいよ。
「ふっふっふ……なるほど、お前が私に接触してきたのもよくわかる。
そして、最近C国やK国で暴れているリンゴの木とやらが古代兵器というわけか………なるほどな」
何がなるほどなのかしならないけど、なりきるの早いね。流石
「日本政府はわかっていて映画にしたわけか、なるほどなるほど、こうやって世間に認知させることでラ○ュタを探そうとした訳か……だが、いち早く気づいたのはK国だったと」
「そうだね。説明してないのにそこまでたどり着くとは凄いね」
まだ説明してない設定にたどり着くとは、こいつっ……!やるな。
「王の間はどこにある」
「すっかり王って感じだね」
「何を言ってる、私は昔から王だ」
なるほど、凄い意気込み。
「王の間の前にここ見てよ、飛行石」
案内したのは、超能力で作った5m級のダイヤモンドが設置された部屋、
だいぶ前に引っこ抜いた屋久杉がいい感じを醸し出している。
「っ?!こ、これは」
「凄いだろう、作るのに結構時間がかかったんだよ」
嘘、なんか炭素の塊をひらすら圧縮してたら簡単に出来たし。
「なるほど……疑惑が確信に変わりました。ふっふっふ、そういうことですか!はーはっはっはっ!」
「どうした急に敬語なんて」
どうしたマジで気が触れたか?
「貴方が絶大な力を持つのもわかりました。なるほど、私も貴方と近しい存在だと言うことですか」
何を言ってんのかわからないな。
近しい存在だと言うのはあれか、日本に昔朝鮮から人がかなり渡って来てるからもしかしたら遠い親戚かもしれないってことかな?
なるほどね。
「……そうだね、あとキモいから今まで通り話してよ」
「はい、わかり……わかった」
「王になるのもいいけど、その前に一仕事だ、愚かにも自分の領土だと言うためにやってきたK国の大統領を歓迎するぞ」
「ふっふっふ」
「はははは」
「あっ、そうだ、動画撮ってツイッターに上げて置こう!」
「それはいいことだ」
そう言いながら王様気取りの李大佐は王の座に腰かけた。
最強無敵の超能力者、力に物を言わせて悪い奴らに私刑もしくは正義を実行する ぺよーて @GRiruMguru
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