第18話
「雄汁 飲んじゃったんすね、兄貴」
「あぁ、飲んだぜ!好きなヤツの体から出てくるもんは、欲しいに決まってるだろ」
「マジすか?兄貴ぃー!お、俺嬉しいっすよぉー!」
「あのなぁお前ら、いつまで、俺のベットでちゃついてんだよぉ」
「オラ、早く大河の部屋へ行けって」
大和親方に言われるまま、俺と大河兄貴は 兄貴の部屋に行ったっす。
部屋に入った俺は、部屋の中に満ちている兄貴の匂い 雄の匂いにマラが反応し始めるを感じたっす。
「なんだ颯太、マラがビンビンになりはじめてるぞ」
「兄貴の部屋の雄くせぇ匂いに感じたっす」
「かわいいヤツだな、お前」
兄貴は上から覆いかぶさるように抱いて、キスしてきたっす。
その味は、ちょっとタバコの味がしてほろ苦かったっす。
「んんっ!」
兄貴はまた 舌を絡めてディープキスしてきたっす。
しばらくすると、兄貴は唇を俺の口から離して聞いてきたっす。
「ところでさ、おめぇ 生年月日いつ?」
「なんで そんなこと聞くんすか?」
「なんでって。。。そのなんだ。。。イベントって付き合って行く上で重要だろ?」
「ま、まあそうすね」
「俺の誕生日は明日なんすよ。今日は大晦日だから次の日の元旦っす」
「そうなんだ、二重にめでたい誕生日だな。俺は1986年の8月15日だぜ」
「兄貴の誕生日には、二人してうまいもん食いに行きましょうね」
「じゃ 明日は二人で着物着て初詣に行くか」
「ほんとすか?嬉しいっす兄貴ぃ!」
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