第15話
「はうっ!たまんねーや、オヤジ。じゃ、ケツ動かすぜ」
こう言うと、大河さんはスクワットするみてぇに親方の上で腰を上下させたっす。
「おぅ、大河よぉ。そろそろ おめぇの背中、じっくりと、ここにいる坊主に見せてやれや」
「オラ、体の向きかえろや 大河」
「おぅ」
大河さんはケツからズボっと大和親方のマラを引き抜くとクルッと、俺に背を向けたんすよ。
そしたら、大河さんの背中に龍の墨(刺青)が入れられていたんすよ。
俺、びっくりしてしまって。。。
そしたら、それを察した大河さんにこう言われたんすよ。
「この背中の龍は、先月末に仕上がったんだ。お前に見てほしくって、一年がかりで彫り上げてもらったんだぜ!」
「マジっすか? 大河さん」
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