第6話 外出

 〜外出〜


今日は朝早く起きることができた。本棚の本や魔法の本を読むこともあるしリヒッチに料理させない為である。で早く起きたのだが、、、、

「火の付け方がわからん、、、」

結局、リヒッチを起こして火をつけてもらうしかないか、、そういやリヒッチってどこで寝ているんだ。

まぁ、いる可能性があるとすれば一階の二部屋のどっちかだよな

「右か左のどっちかなんだけど、、左かな」

開けて中を見たがそこには食材とか刀を保管している倉庫だった、、、

「て言うことは右だな、、」と思って閉めようとしたが視界に何か気になるものが見えてしまい閉めるのやめた。それは包帯と鎖でぐるぐるに巻かれておりいかにも危険物をかもしだしている物は僕の好奇心をかきだした。

その好奇心に負けて僕はその怪しいものをいじることにした。

包帯と鎖は強固に巻かれており鎖を解くことはできなかったが包帯を少しずらして中身を見ることができた。

「これは、、、リボルバー?」その隙間から見えたのは弾を装填する一部が見えた。

でも、銃としてでかくないか、、気になるもうちょっとだけ

「何してるの?」

「うわっ!」

そう言われて後ろを振り向くとリヒッチが後ろに立っていた。

「えーと、火の付けることができなくてリヒッチく、、リヒッチを探していたんだけど」

そう言って一時的な無言が続きリヒッチが喋る。

「わかった、、火を起こすけどもう二度とそれに触らないで」

喋りかたは変わらなかったがその言葉には重みを感じた。

その後、料理を作って本を読むことはできたのだがリヒッチとの会話がなく気まずい時間が続いた。

「これはどうにかしないと」

「なぁ、リヒッチなんか手伝うことある?」

「、、、香辛料がなくなってるから荷物持ちぐらいは」

そんなこんなあってただいま森を抜けて近くの村に買い物することにその村は周りは木の柵で囲われていて家は石と木、わらで作られたものがある村だった、ちなみにリヒッチの服装は自分が助けてもらった時と同じ服装でフードを深く被っていた、、、人見知りなのかな?

「買い物をするから龍ヶ原君はここで待ってて」そう言われ俺はこの村を探索することにした。

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