第5話 料理(続き)

~料理(続き)~


あの後、食材に戸惑いつつも簡単な野菜炒めと卵焼、ご飯を作ることが一様できた。前の世界では一人暮らししていたので料理はそこそこできる程度だ、それと、この世界にはガスコンロというものがなくそのかわりに窯がありそのために火をおこさないといけなくなり、それは帰って来たリヒッチにお願いしておこしてもらった、一様、火の起こし方を教わったんだが、窯の中に燃えるものをいれその後に火石と言う魔石に魔力注ぎ火をおこすといわれたが魔力の注ぎかたを知らないのでまだ、できるのは後になりそうだ、、そんこんなして昼になりテーブルに食べ物をならべて二人で食べることにした自分が合掌してるところを見てリヒッチは「なんで手を合わせてるの?」って聞かれて少し考えて「自分流の礼儀作法みたいなもんだ」って言ったら納得したようにリヒッチも同じく合掌して真似を始めた。「「頂きます」」

自分としてはよくできた味だと思った、リヒッチは手料理を食べるのは初めてらしく、一口食べてから目を丸くしがつがつ食べ始めた。特に気に入ったのはご飯で前は炊かないで食べていたそうだ(いつの時代だよw)

食べ終わって落ち着いたらリヒッチに書斎にいっていいかを了承してもらって書斎を借りることにして魔法に対しての知識を得ることにした。

書斎といっても棚が二つしかなくて部屋も狭く本もとぎれとぎれになくっていてあっても70冊ぐらいしかないようだった。ただ、この世界に対して知識がない俺からすれば少なくてもありがたいと思い一冊一冊ずつ読むようにした。半数ぐらい読み終わったら後ろからリヒッチ「料理を作って欲しい」と声がかかってきた小さな窓を見ると空模様も夕陽色になり始めていた。半数読んで分かった事はこの世界には、ダンジョンが数か所存在しており、そこからモンスター達が溢れかえっていることが分かった、モンスターにとっては希少種や人に危害を加えない魔族というものもいるらしい

後は、この世界の歴史についてだが昔、この世界には黒魔女と白魔女という魔法使いがいたらしいその二人の魔女は大変仲が悪く力も互角であった。黒魔女はモンスターを愛し、白魔女は人間を愛していた。その時の世界の半分は黒魔女の世界(モンスターの世界)白魔女の世界(人間の世界)であったが黒魔女、白魔女の戦争により白魔女が勝ちモンスターは住む場所を無くして地下に逃げるようになった場所がダンジョンになったといわれているというのがこの世界の成り立ちであることがわかった。

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