第2話 新世界の第一歩
〜新世界の第一歩〜
起きたとき自分は布団の中にいた。うん、あれは夢だったみたいだな、まぁ、神様が少女でメイド服とかを着たりとかありえないしな。そう思って台所の方に行くと親はいなくて机には焼かれたパンとかの朝食があった。
うん、いつもどうりだなと思って朝食のパンをたべる
うん、砂みたいにジャリジャリしていておいし・・・まずい!
その瞬間、僕は現実に戻されることになった。そして、自分は湖の浜の方にいることに気づいた。
「うわっ、現実だった」
という独り言をいいながら現状を確認した。自分は気を失ったあと流されてここまで流されてきたみたいだ。服装は学校の服装で上はYシャツ下着は黒いジーパンである。そして、周りを確認すると近くにリュックがあった。多分、これは神様が必要最低限の道具をいれたものだと思う。一様、中身を確認することにした。その中身はタッチの携帯電話、懐中電灯、赤と緑色の液体がはいっている試験管、分厚い本、護身用代わりの丈夫な木の棒、金貨が2枚と銀貨が5枚がはいっていた革袋がリュックにはいっていた。
一様の確認として携帯の電源をつけてみたが電波は圏外になってたまぁ、そりゃそうだろうな
バッテリーはインフィニティ(無限)となっていたどういう構造になってんだよこれ
そう思ってたらピピピという着信が鳴りはじめた。あれ電波って圏外だったよなと思いながら宛名を確認する。
そこには、【彼女】と表示されてた
もちろん自慢する事ではないが前の世界では僕は彼女という空想的存在はいなかった。いや、悲しいことにそれが現実なんだ。
そして、僕はその着信に出ることにした
「はい、どなたでしょうか?」
「ヤッホー☆元気にしてたー?みんなのアイドルのか」ピッ
通話を切ったそして、数秒してまた着信がなってきたのでまた出ることにした
「君酷いなー、こっちから電話してきてあげたのに」
「それで、神は僕になんの用事ですか?」
「いや、新しい世界の早く慣れてもらう為に神様自らご指導してやろうと思ってね」
「へー、そーですか」
「なんか今日はテンションが低いし怒りぎみだねどうしたの?」
あんな所に飛ばされて死にかけたのによくそんなセリフをはけるもんだ
「何も、気のせいだと思いますよ」
「ふーん、じゃあ君のスキル説明をしようか一つ目はディフライト ディメンション ウェアハウス【異次元倉庫】だよ
まぁ、名前の通りアイテム収納スキルだよ。ためしに懐中電灯をしまってみて、しまい方は消えろと念じればしまえるから出したい時は出したい物の形を想像して出ろを念じれば出てくるから」
そういわれたので、いったとうりにやってみる事にした。
懐中電灯を持って消えろと念じたら確かに自分の手から懐中電灯を消えていた。
「おぉ!」
そして、今度は懐中電灯の形を出ろと念じたら、空中から懐中電灯が出てきた
「おおぉ!!」
ゲームはあまりやった事はなかったが、こんな感じでやってみるとこんな楽しいものなのかもしれないとそう感じていると神が声をかけた
「楽しんでるのはいいけど、先に進んでいいかな?」
「あ、あぁ、すみません」
「デメリットは生きてる動物は回収できないし物を手をつかんでいる場合じゃないと回収できないからそこのところは覚えてね」
「そして、その次のスキルはアーキメージ【魔術師】スキルといって五元素の火、水、地、風、霊の魔法が使える。でも今の力では初級魔法ぐらいしか使えないから一番最初は初級者魔法か肉体強化魔法をする方がオススメだよ。その他の説明とかはリュックの本に書いてあるから」
なんかSFっぽい世界だな
「魔法があるって事は敵がいるってことか」
「まぁね、そのことは多分のちのちわかる事だから、じゃあ説明とかは終わったから電話切るね」
「あぁ、説明ありがとう」
そう言って通話を切った
「あっ、この試験管の奴がなんなのか教えてもらってない」
本当にこの神は頼りになるかならないのかよくわからない
それより、これからどうすることが重要だ。問題があるとしたら食料だあいにく自分の持ち物の中には食べられそうな物はない
このまま、うろちょろしてとしても餓死するのがオチだ
一様、上空に飛ばされた時に見たときに湖の近くに村みたいなものが見えたのでそこの人間から食料を譲ってくれればいいと思うんだが
この湖は森に囲まれているらしくその村を確認することは出来ない
「これは運にまかせるしかないか」そう言って森の中にはいっていった。
森の中は昼なのに暗く木が密集し草が自分の足の膝までおいしげっていて視覚が悪かった。
神がいってた敵ってどんな奴なんだろうかと考えたら後ろ方から物音が聞こえた方を振り向いた
草むらで黒い物が見えたので近づいて確認しようとしたら不意にその黒い物は襲いかかってきた。俺はそれに対抗出来なくそのまま地面に倒されて顔の前によだれと牙がありそれが俺に襲いかかってくる。
俺はとっさにその物体に対して膝蹴りで怯ませて距離を保ったそして、その黒い物がなんなのかわかった。それは、普通の狼だった。
そして、狼は吠えたそうすると他の狼が次々と出てきた。そして自分が知っていた狼とはかけ離れていることに気付いた。見ためは普通の狼と変わらないが問題なのは大きさだった。高さは2mぐらいで横は4mぐらいの大きさを持っておりそれが5匹いた。そして、その狼の吠えたら茂みから高さ1m横2mが7匹出て全部で12匹いた。どう見てもピンチですね...それで、やる事は一つ
「逃げるぞぉ!!!」
俺は一目散に森を駆け出した。
20分か走っても後ろを見るのはしなかった。理由は自分以外の足音がある事と後ろの光景を想像するだけで鳥肌が立ちそうになったからだ
そしたら突然前から狼が飛びこんできたのをとっさに下に滑ってかわした。こんな事態で気付いたことがあったのだが運動神経が昔の自分よりも比にならないぐらい高くなってることだ、そうじゃなかったら多分今頃追われている狼達の餌になってただろう
そして、自分は狼に囲まれてしまった。前から襲った狼は先回りしてきたらしい。
この状況は誰がどう見ても絶対絶命のピンチであった。この身体能力とこのリュックにはいってた棒があれば一カ所ぐらい逃げ道が出来るとおもうが出来たとしても相手はこの場所にたいして熟知しているからまた先回りをされて二の舞になってしまうだろう。
「そうなってしまうと、一か八かでこの狼達の群れの中のリーダーを倒すかしかないのか」そういって闘うのには頼りない棒を使って狼と対峙した。
そうすると一斉に狼の攻撃が来るそれを、対抗するために棒を振る。一匹目の攻撃は腹を狙って飛び込んできたがそれは、横に避けてその飛び込んだ狼の頭に渾身の一撃を与えた。その一撃を受けた狼はピクリと動かなくなった。
少し罪悪感があるがこうしないと自分の命が危ないからしょうがない、それを見て狼達の群れは一瞬退いていたが、一匹の狼が吠えて他の狼達も攻撃体制になった。
そうか、さっき吠えた奴がリーダーか
そう思ってると再び狼達の攻撃がくる今度は真っ正面から飛んできた。それを、さっきの時見たいにやろうとしたようとしたら足から激痛が走ってその飛んできた狼をしゃがんで回避して、その激痛の意味を確認した。それは、大きな爪痕があってそこから血が流れはじめてた。どうやら、真っ正面の攻撃を集中していた為に後ろからの攻撃に気づく事ができなったからだ。それからは防御中心で攻撃に転じれる機会は一つもなかった。いろんな方向から飛んでくる攻撃をかわすか急所からなるべく外れるようにすることが精一杯だった。それを何分間やったのだろうか、その時は服はいろんな所が破れて血がところどころついている状態なってもう殺されてもおかしくない時にどっかから赤く丸い玉が自分の足元に飛んできて爆発したら周りに赤い煙を撒き散らした。その煙がした瞬間狼達はその煙から逃げるように離れていくと近くから「大丈夫?」と声が聞こえたので「少しは」と返した。
「なら早く逃げないとワークウルフがまた戻ってくる」そう言うと
その人は「こっち」といいながら
歩いていった。どうやらこの人はここの地形を理解しているようだ。怪我はしているが歩くのには支障はないようだ。なので、その人のあとを追うことにした。
それから、1時間歩いたら一軒の家に辿りついた。
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