転生者は幸せになれるか?
何をもって幸せとするか?
二度死ぬ、という奇跡が『転生者スレイヤー』では実現可能なのです。
転生者同士の殺し合いは他作品でも見かける事はあると
思いますが、この作品の凄いところは、
個人の都合ではなく、政治的な都合、解釈によって、
執行されるという点です。
それはつまり桐咲の仕事であるのですが、
彼は、いわゆる一般的な人間の感性で生きています。
幸せを感じる事はある。苦しむ事も多々ある。
でも、『仕事』はする。
これをどう捉えるかで、桐咲の違った一面を
読む事も出来るかも知れない。
尚、私はベオウルフさんが好きです。
ソフィアさんはもっと好きです。