13.既存の心

きれいな心が落ちていても拾ってはいけない

手持ちの心と比べようとしてはならない


それは他人の心だ それは自分の心ではない


似て非なるそれらは 同じ心でも違う心

十人十色の心だから 褪せても変わらない


どんな心を持っていても捨ててはいけない

汚れても傷ついても持ち続けなくてはならない


それは自分の心だ 混じることのない 紛れることのない・・・


ゆるぎないその事実が 「心」の在り処となる

そしてついた汚れや傷が 在ることの証明になる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る