第25話 治す自分
今日の病院での面談で、時間が有りすぎるのも、無さすぎるのも、精神に毒、ということをお話されていた面談員の方。
私は今は時間があるほうだから、自分の中で完結してしまい、苦しみから出られなくなることはよくあります。
昔からの癖のようなもので、相談できる人が少なすぎたのは私の人生の特徴のひとつのように思います。
手を伸ばせば希死念慮、というくらい、今は自分の意識、無意識の浅瀬にそれは横たわっています。
今年の秋からはっきりと。
それは、時間があってもなくても、独りにかえれば、すぐにでも触れられるでしょう。
少し今はゆっくりめに時間を回したほうが傷みは少ないはずです。
信じられないような日々を私は送ってしまったから。
詳しく語りたくはないのです。
ただ、希死念慮と近くになってしまっただけで。
それも、だいぶ対処療法のお薬で、助かるのです。
ほんとうの傷みは、私ひとりで治すことになるでしょう。
背中を丸くしながら。時間をかけて。
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