番外編

主要でない登場人物と動物

一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで登場順にまとめてみました。


ネタバレがありますのでご注意下さい。




***


アルノーの同僚や貴族仲間

国王夫妻との昼食に同席していた。彼らのお喋りのせいで両陛下にミラを舞踏会に連れて来るように言われたため、アルノーはしばらくの間彼らのことを恨んでいた。


赤い狐、黒い狼、ピンクの子羊

ミラが大人しくしておかないといけないはずの舞踏会で出くわした人々。狐と狼がちょっとした事件を起こし、ミラは勇ましくも彼らの悪だくみを阻止しようとする。憐れな子羊はそして無事救われたのだった。ついでに緑の狸(アルノー)、白いサラブレッド(王太子)、空色の魔獣(ミラ)の呼び名もある。


ルクレール家の使用人の皆さん

セバスチャン、グレッグ、レベッカ同様、ミラのいたずらなどに日々振り回されている人々。


ジャック、ルイーズ・テネーブル公爵夫妻

クロードの両親。この話ではテレーズやミラの台詞の中に登場するだけである。


マルタン

王太子の側近。彼の側に常に居る人々の一人。彼は小舟の櫂も漕げ、馬にも乗れる多才な人である。色々目撃しているようだが、もちろん口は堅く、他言はしない。


エクレール、ブランシュ、マロン

エクレールは黒毛、ブランシュは白毛、ルクレール家の馬である。マロンは王太子が良く乗っている栗毛。


王宮の門番さん達

王宮の正門を死守している彼らは最初ミラのことを思い込みの激しい不審者とみて、何が何でも追い帰そうとしていた。無理もない。


お色気ムンムンの看護師

いわゆるボンキュッボンの彼女、仕事中に王太子に迫っていたが、特に悪気はなかったようである。


医療塔勤務の医師、看護師の皆さん

ミラが王太子を訪ねてみすぼらしい格好でやって来たのを目撃した人もいれば、最上階の特別室でイチャイチャしていたのを見た人もいる。


学院の女学生たち

ミラと王太子の婚約発表に驚いてひがんでいる女子に、ミラの幸せを純粋に願う良き友人たちもいる。

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