☆4手 北極星はあちらです
「この前、旦那の荷物の中から将棋盤見つけてね。それ以来もう酷いの! ご飯も食べない、お風呂も入らない、寝るのもしぶって将棋将棋将棋将棋。毎晩将棋盤に突っ伏して寝てるところを布団に運んでるのよ」
「将棋盤隠しちゃったら?」
「それやったら大変だった。今までほとんど手がかからなかったのに、大暴れされて」
実家の庭で採れたという柿を届けに来て、沙都子は玄関先で立ち話しをしたまま帰る様子がない。そろそろおやつの時間なのに、もらった柿も紀子が持ったままで、今は口に入りそうになかった。
沙都子がここにいるということは、貴時はひとりで家にいるのだろう。そのことが気になって、緋咲は沙都子の脇をそっとすり抜ける。
タタタタタン、タタタタタン。タタタタタン、タタタタタン。
踊り場で区切られた階段を四つ降りて102号室に入ると、話通り貴時は小さなマグネット盤にひとり向き合っていた。
「トッキー」
よほど集中しているのか、貴時は気づかずにカチカチマグネットを動かす。
「トッキー、ねえ、トッキー」
肩を揺り動かされて初めて貴時は将棋盤から顔を上げた。
「あれ? ひーちゃん」
緋咲を認めると飛び付くように、
「ひーちゃん! 将棋しよう!」
と言う。
「私、将棋できない」
「ぼくが教えるから」
「やだよ。わかんないもん」
「おねがい!」
腕に食い込む指をはずして、緋咲はいたずらっぽく笑う。
「ねえ、ねえ。将棋、好きなの?」
貴時は神妙な顔でうなずいた。
「だったらさ、いいとこ連れてってあげようか」
自転車置き場から、自分の赤い自転車を引っ張り出し、貴時の補助輪つきの自転車も出してやる。
「ゆっくり行こう」
貴時が買ってもらったばかりの自転車は車輪が小さく、緋咲のものとはスピードがまるで違う。緋咲ひとりなら十分程度で着く道のりは、貴時にとっては未知の領域だ。
実りを終え寝静まるような田畑も、落ちた赤茶色の葉が貼り付くアスファルトも、白い雪を待つばかりの季節。何度も踏み潰されたけやきの葉を、ふたり分の車輪がまた踏みつける。ガラガラと大きな補助輪の音を響かせながら、住宅街の狭い路地を抜け、大きなスーパーの駐車場を横切り、神社の角を曲がった。
「トッキー、大丈夫?」
息を切らす貴時を見て、緋咲はスピードを落とし、心配そうに言った。ゆっくり走っているつもりでも、車輪の大きさが違うので、貴時は無理せざるを得ない。カラカラの喉からは声も出せず、貴時は小刻みにうんうんとうなずく。どこへ向かっているにせよ、もう帰りたくなっていたけれど、楽しそうな緋咲の前に言い出せなかった。
「はあ、はあ、はあ、はあ、」
自転車は跨線橋に差し掛かり、ふたりとも自転車を押して歩いていた。きつい上り坂が長く続き、すでに遅れ気味だった貴時との距離はさらに開く。緋咲は貴時のところまで戻り、その自転車を受け取る。
「私、ふたつ持てるから、トッキーは頑張って歩いて」
自転車をふたつ引くことは、ひとつに比べてはるかに筋力を使った。すぐにバランスが崩れるので変なところにまで力が入る。何度も自転車ごと倒れそうになり、それを支えた緋咲の腕はパンパンになった。貴時の自転車は補助輪のために倒れなかったが、その補助輪が思った以上に重い。
「あとちょっとで着くからね」
「うん」
貴時が不安げに瞳を揺らすので、息を切らしながらも緋咲は笑う。荒い呼吸を繰り返すと、側を通る車の排気ガスが身体の奥まで入り込んだ。
折り返し地点が近づいて、坂の傾斜はだいぶ緩やかになる。けれどさっきまでの無理がたたって、腕にも脚にも力が入らない。
「ごめん。ちょっと、休憩……」
跨線橋の上からは、ふたりの住んでいる街が広く見渡せた。緋咲にそれを見る余裕はなかったけれど、少し余裕の出た貴時はその埃で霞んだ灰色の街を新鮮な気持ちで眺めていた。過疎化と高齢化が進んだ地方都市の現状など何も知らないながら、華やかなところでないことは見ればわかる。
「わあ……」
それでも、ふたりで汗だくになって見た景色は、貴時に感嘆のため息をつかせた。遠く暮れなずむ秋の山々を背景に、オモチャのように小さな家が建ち並ぶ。その間を行き交う車は、ぶつかることなく流れて、誰かをどこかへ運んでいく。この街に自分は生きていて、緋咲もいるのだ。当たり前に息づく街並みを、貴時の小さな胸は愛情を持って受け入れていた。
ふたたび自転車に乗り、今度は急な坂道を降りる。上りより楽に思えた下り坂も、気を抜くと引っ張られてバランスを崩すので、スピードを殺しながらゆっくり進んだ。
「大丈夫! いいところだから」
“いいところ”でなくとも貴時は構わなかったが、緋咲の笑顔に応えて笑い返す。
跨線橋を渡り切ると、駅前の少しゴミゴミとした通り沿いに進んでいく。昔からある商店街は建物も古く、経営が心配になるような花屋、薬屋、果物屋、洋品店などが軒を連ねている。その中にある靴屋とラーメン屋の間の細い通りを、緋咲は入っていった。
「はあ~~~、着いた~~~」
『大槻将棋教室』
ヒビの入った雑居ビルの二階にはそんな看板が出ている。しばらく前に駅前で買い物をした折り、近道をしようと迷い込んで見つけた場所だった。他に税理士事務所が入っているばかりで、ほとんどのフロアは空いている。貴時にその漢字は読めなかったけれど、窓ガラスに描かれた王将のキャラクターで目的はすぐにわかった。その安易なイラストを前に、貴時の手足には熱湯のような血がめぐった。
薄暗い階段に、ふたつのスニーカーの音が響く。連れてきた割に不安そうな緋咲が、そっと貴時の手を取った。暴れる高揚を抑えるように、貴時はその手を強く握り返す。汗まみれの手がお互いを励まし合っていた。
「こんにちはー」
ドアの先は、パチパチという駒音と、パンッとチェスクロックを叩く音に支配されていた。学校の教室くらいの広さのフロアに、幾人かの人たちが向かい合って将棋を指している。その中には緋咲と同じくらいの男の子も、それより小さな子も混ざっていた。
「いらっしゃい。初めてですか?」
カウンターに座っていた初老の男性が、緋咲と貴時を交互に見下ろして言った。
「はい」
手のぬくもりに背中を押され、怖じ気づきながらも緋咲ははっきりと答える。
「今日はふたりだけですか? お父さんやお母さんは?」
「ふたりで来ました」
「ふむ」
男性は六割ほど白くなった髪をひと撫でしてから、カウンターを回って緋咲の前にしゃがんだ。誠実な人柄が伝わる眼差しを、同じ高さから緋咲に向ける。
「ここはね、いろんな人と将棋を指したり、教えてもらったりするところです。今日の教室はもう終わってしまったし、将棋を指すだけでも席料といって、小学生ならひとり300円かかります。一度お父さんかお母さんと一緒に来て、許可をもらえたら、次からはふたりで来てもいいですよ」
「……………」
ただで将棋が教えてもらえるとは思わなかったけれど、見るくらいは許されると思って貴時を連れてきた。けれど、真剣に将棋を指すその空気は、そんな甘さを許してくれない。
「……わかりました」
ちょこんと頭を下げて、緋咲は貴時の手を取る。
「トッキー、ごめん。帰ろう」
軽く引いた緋咲の手は、貴時の強い意志で振り払われた。
「トッキー、帰ろう」
もう一度手に触れると、またしてもパシッと強く払われる。その視線は、すぐ近くで対局している盤面にのみ注がれていた。
「ねえ! トッキー!」
肩を掴んで引き離そうとするけれど、今度も身をよじって拒否されてしまう。
「トッキー……」
貴時はとてもおとなしく、ある意味で扱いやすい子どもだった。何かに誘えば素直についてくる。やってはいけないことは、説明すれば決してやらない。五歳も下であるから同じ目線での会話はできないけれど、基本的に理解の早い貴時に、緋咲はストレスを感じたことがなかった。
だからどうしたらいいのかわからない。頑として動かない貴時を抱えて帰るほどの力はない。かと言って、ここに置いて帰るわけにもいかない。
「ねえ、トッキー! お願い! トッキー!」
半分泣きながら訴えても、貴時はそこを動かず、盤から目も離さなかった。
「将棋が好きなのは、弟くんの方?」
男性が貴時を見ながら緋咲に聞いた。
「はい。……あ、でも弟じゃなくて、同じ団地の子です……」
「あ、姉弟じゃないんですか」
「違います」
「あなたの名前は?」
「守口緋咲です」
男性は今度、貴時の前にしゃがんだ。視界を塞がれて、貴時は盤を覗こうと首をあっちにこっちに動かすけれど、男性はそれを妨げて無理に視線を合わせた。
「自分の名前は言えますか?」
気圧されるように貴時は答える。
「いちかわたかとき、です」
男性は一度うなずいて、それから、
「市川君、将棋を指したいですか?」
と真剣な表情で聞いた。
「はい!」
間髪入れずにそう答えた貴時を、男性はカウンターの隣の応接セットに案内する。
「じゃあそこに座って」
男性が出してきた盤駒に貴時は目を輝かせたが、緋咲はひとり慌てた。
「あの! すみません! わたしたち、お金を持ってきてないんです……」
ははは、と男性は笑いながらうなずいて、それでも盤に駒袋から駒を広げる。マグネットタイプの駒にはないザラザラとした音に、貴時は聞き入っていた。
「今日は特別。棋力をみるだけですからね」
盤上に広がった駒に貴時は早速手を伸ばす。が、「待ってください」と男性に止められてしまう。
「駒は、
と、自分の胸をとんとんと指差した。
「私が王将を取ったら、次に君が玉将を取る」
いつもの貴時らしく、こくんとうなずいて膝の上に手を戻した。
「駒の並べ方は知ってますか?」
玉将を置きながら貴時は首を横に振る。
「じゃあ今日は大橋流を教えましょう。プロでもほとんどが大橋流だし、何より簡単だから」
下段中央に王将を置いたら、金将、銀将、桂馬、香車の順に左、右、左、右と並べていく。次に角行、飛車。それから歩兵をまず中央の五筋に置いて、これも左、右の順に九枚並べる。これが大橋流。もうひとつ伊藤流という並べ方があるけれど、そちらはもう少しだけ複雑で、採用しているプロ棋士も少ない。
「六枚落ちでやってみましょうか」
男性は自分の方に並べた駒の中から、飛車と角行、香車二枚と桂馬二枚を駒袋に戻す。棋力に差がある場合、上手の者が駒を落として(減らして)戦うことがあるが、六枚落ちは初心者の棋力を量る際には一般的なハンデと言える。しかし貴時にその知識はなく、スカスカした盤面を驚きの目で見ていた。
「勝てそうですか?」
瞳の奥に自信を溢れさせて、貴時は強くうなずいた。
「そう。じゃあ、やってみましょう。よろしくお願いします」
深く頭を下げる男性を見て、貴時もおずおずと頭を下げた。
「よろしくおねがいします」
緋咲に将棋のことはわからない。駒の種類も王将しか知らなかったし、見ていても何をしているのかわからなかった。だから、貴時の表情のない顔が少しずつ紅潮していく様子だけを、ただ見つめていた。
そして気づくと、少なかったはずの男性の駒は、貴時よりずっと多くなっていた。
「負けたと思ったときは、何て言えばいいか知ってますか?」
しばらく動けずに盤面だけを見ていた貴時が、無言で首を横に振った。
「『負けました』って言うんです。どんなに悔しくても、負けたときは自分でそれを認めなければなりません。それができないのは、負けることよりずっと恥ずかしいことです」
唇を噛み締めてうなずいた貴時の目から涙がこぼれ落ちた。込み上げる嗚咽を飲み込んでいるせいで、言葉を発することができないのだ。
「負━━━━━」
嗚咽に飲み込まれながら、貴時は投了を告げた。男性は慰めるでもなく、落ち着いた表情でそれを見ていたけれど、
「聞こえません」
と厳しく告げた。服の袖で涙を拭っていた貴時は、すぐに新しい涙を溢れさせながら、
「負けました」
今度ははっきりそう口にした。男性は表情を緩めて、
「ありがとうございました」
と一礼してから、駒をパチパチと動かした。
「ここ」
男性は盤上の銀将を指差す。
「この局面で銀を上がった踏み込みはよかったです。君はもっともっと強くなれる。だから、また来てください」
これまで素直に従っていた貴時が、ここで初めて返事をしなかった。
「もう一回!」
男性がしまおうとした駒を手で押さえて繰り返す。
「もう一回! もう一回、おねがいします!」
部屋にいるほぼ全員が貴時を見ていた。赤ちゃんのときの泣き声ですらおとなしかった貴時には、初めてと言っていいほどの大きな声だったのだ。しつこく「もう一回!」を繰り返す貴時に、男性も根負けしたようで、
「じゃあ、もう一回だけ」
と駒を並べ出した。
結果から言うと、次もまた貴時が負けた。今度は泣きはしなかったものの、赤い顔で悔しそうに俯いている。男性はそんな貴時に構うことなく、腕組みして盤面を睨んでいた。
「……もう一回、やってみましょうか」
今度は男性からそう言い出して、貴時は一度嬉しそうに笑ったあと、すぐまた真剣な表情に戻って駒を並べる。
三度目も貴時は負けた。唇をあまりに強く噛み締めるので、切れてしまわないか緋咲は心配になっていた。
「おうちの電話番号は知ってますか?」
男性からの質問に、貴時は相変わらず俯いたまま首を横に振る。
「トッキーの家の電話番号は知らないけど、私の家から連絡してもらえると思います」
緋咲がそういうと、男性は席を立ってカウンターの中に緋咲を案内した。
「時間も遅くなってきたし、連絡を取ってみてもらえませんか?」
二時間以上無断でいなくなっていたため、緋咲は電話越しに母親からひどく怒られた。心配であちこち探していた貴時の両親と一緒に、すぐに車で来てくれるという。
それまでの間、やはり貴時は男性相手に将棋を指し、今度は男性が要所要所で説明しながら勝ちへと導く。
「ここまでくればもうわかりますね?」
貴時はうなずいて、歩を成った。男性は金を引き、それから数手パチパチとしたところで、
「負けました」
と頭を下げた。そして、
「相手が投了したら、感謝と敬意を込めて、自分も頭を下げること」
と、貴時にも頭を下げさせる。
「ありがとうございました」
大切に磨かれた駒が、蛍光灯の下で艶やかに光る。それを見つめる貴時の頬っぺたは、喜びの色に染まっていた。
ひどく怒られるかと思っていたけれど、親たちの気勢は男性の話によって削がれてしまった。
「初めまして。この教室で席主を務めております大槻
大槻は県内で唯一、指導棋士の資格を持つこの教室の管理者だった。指導棋士というのは、奨励会を退会したあと、希望により申請できる資格で、将棋の普及指導にあたる人のことだ。将棋会館が遠いこの場所からは奨励会員さえなかなか現れず、従って指導者も多くない。
「市川君と何局か指させていただきました」
貴時の両親は恐縮したように頭を下げるが、大槻はそれを制して話を続けた。
「指してみての感触なんですが、市川君は非常に筋がいいように思います。もちろん、まだまだ入口に立ったばかりで知識も経験もこれからでしょう。それでも、一局指すごとに前の失敗をすぐに修正してきます。ハッとさせられる、いいところに手が伸びてくるんです」
どこまで理解できているのか、貴時は黙って大槻の顔を見上げていた。それを見て、大槻はふっと表情を緩める。
「何より彼はとても将棋が好きなようです。根性もある。ぜひ、伸ばしてあげていただきたいんです」
貴時の両親は驚いて息子を見下ろし、緋咲と母親はその様子を一歩下がって見守っていた。
「失礼ですが、市川さん。棋力はどのくらいですか?」
沙都子が博貴の顔をみるので、その質問には博貴が答えた。
「妻はまったく指せません。私も、たまに遊びで指す程度で……」
「詰将棋はわかりますか?」
「7手詰くらいまでなら、大昔にやってました」
「では……」
と、大槻はカウンターの後ろに並んだ棋書の中から一冊持ってきた。
「詰将棋の基本になります。市川君にはさきほど簡単に説明しましたが、おうちでやらせてみてください。それで、またお休みの日にでもお越しください」
「貴時はまだ六歳です。詰将棋なんてできるんでしょうか?」
「できます。感覚的には、もう理解してますから」
自分のことが話し合われているのに、すでに貴時の気持ちは、隣の男性たちの対局に移っていた。食らいつくようなその姿に、貴時の両親は何かを諦め、また決意したようだった。
「次の土曜日に連れて来ますので、どうかよろしくお願いします」
両親が説得しても、貴時は断固として帰らないと駄々をこねた。これには対局を見られている男性たちも困ってしまい、苦笑いを浮かべている。
「次の土曜日また来るから。ね! 今日は帰ろう」
それほど声を荒げたことのない沙都子が、苛立ちを隠さずに腕を強く引くけれど、どこにあるのかわからないほどの力で弾き返す。仕方なく博貴が強引に抱えようとしたとき、大槻が再び貴時の前にしゃがんだ。
「市川君」
声色も音量も変わらないけれど、非常に厳しい声で、貴時も少しすくんだ。
「将棋は厳しいルールの中で行われるゲームです。ルールを破ったらその時点で負け。だから、ルールを守れないひとに将棋は教えられませんよ」
貴時の身体から力が抜けて、しょんぼりと小さくなった。
「他の人の迷惑になることはしないこと。時間や教室のルールは守ること。お父さんやお母さんの言うことはちゃんと聞くこと。約束できますね?」
「はい」
「お父さんから詰将棋を教えてもらってください。きっと強くなれますから」
「はい!」
驚くほどあっさりと貴時は教室をあとにした。両親が「ありがとうございました」と頭を下げるのを見て、自分も「ありがとうございました」と頭を下げて。
この土地で将棋をする限り、大槻との出会いは必然である。狭い土地の狭い将棋の世界、遅かれ早かれ顔を合わせることになっただろう。けれど、最も早い段階で大槻の指導を受けられたことは、貴時にとって非常に幸運であった。大槻は貴時が進む方向をいつでも真っ直ぐ指差して立っている、そんな存在だったのだ。
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