Middle Phase
Middle 01
ScenePlayer―――天野つばさ
マナ:ミドルフェイズです。皆登場~。
仰倉:侵蝕率が10増加して50。
マナ:お、1だ。39です。
田中:5増えて47。
つばさ:39になりました。
マナ:ところで井上さんの扱いだけど、最後の最後まで井上が敵だってこと分からないほうがいいかな? 道中妨害してくる井上ってのもアリかと思ったけど。
田中:あーどっちもおいしいね。
つばさ:影が薄いから道中妨害しても気づかれないのでは?「今誰かなんか言った?」「あいつ知ってる?」「何組?」みたいな。
マナ:井上さんって何組だっけ。他クラス?
つばさ:決めてないけど、他クラスなイメージ。体育は一緒みたいな。
マナ:じゃあB組かな。
つばさ:ですね! 体育の時間、バスケをする男子たち(瑞希・陸)を見て妄想がはかどるわけですよ。
仰倉:体育着ね。
つばさ:君のハートに3ポイントシュート!
マナ:では最後のボス戦まで直接対峙はせず、ただ妨害をちょくちょくするということで。
田中:オッケー!
マナ:それでは固定イベントですね。PC達が協力者(瑞希)によって一同に集められ脱出を決意するシーンとなります。
つばさ:カモーン! レネビ系天然男子!
マナ:舞台はダイス目で適当に……校庭になったよ。
田中:外か!
つばさ:避難訓練の成果を見せるときね……。
マナ:地震が起こったら校庭に逃げるのは常識的。
地震が収まった後、補習組は校庭に避難した。不思議なことに先ほどまで活動していた運動部の部員達の姿はなく、校庭はがらんとして人っ子一人見当たらない。さらに、桃色がかった霧が発生しており、校外にあるはずの家々すらも見えなくなっている。
つばさ:「結構揺れたし、建物から離れた方が安全かな?」
NPC/瑞希:「そうだな、校庭の真ん中へ行こう」
田中:「おお~校庭には出られるみたいだな~」
NPC/瑞希:「おかしいな。運動部の生徒達が見当たらない」
田中:「あれ、今日はサッカー部の練習あったはずなんだけどな~」
NPC/瑞希:他の生徒は見当たらないというのは他の生徒は他の生徒で別次元に迷い込んでいる、って感じで。
田中:ふと気が付くとジャージ姿に変わっている。
マナ:なんでよ(笑)
田中:いや、既に井上の魔の手が伸びているのかなと。
つばさ:運動部!
仰倉:積極的に妨害されに行くスタイル(笑)
マナ:ああ、井上さんの領域支配力が既に!
田中:さあみんな体操着になるがいい! ふはは。
つばさ:井上さんはホモおんりーなの? 百合は守備範囲外?
マナ:いや、百合も守備範囲内よ。
田中:すべてのカップリングに幸あれ by井上。
つばさ:なんという慈しみの心。よかった! じゃあ私も妨害されよ!
NPC/瑞希:「む! 皆の服装が体操着に変わっているぞ!」
つばさ:「わ! ほんとだ! どうりで動きやすいと思った」ちなみに、ばっさーはジャージの裾まくるスタイルね。高校指定の苗字刺繍してあるジャージね。たぶんよーちゃんは『田中陽』とかになっちゃうやつ。
仰倉:あるある。
マナ:田中さん多いから。
田中:ふっふっふ、あまいあまーい! 俺のジャージは部活のジャージだぜ!
つばさ:ずる!
マナ:ラクロス部もあるんじゃない?
つばさ:じゃあそれにしゅる! スコート履く!
田中:「おお、いつのまにかジャージになった!」
つばさ:「それサッカー部のレギュラージャージ?」
田中:「おうよ! サッカー部1の俊足と言えばこの田中だぜ!」
仰倉:このシーンで脱出を決意するらしいよ。
マナ:今、この場にいるのつばさ、陽介、瑞希、陸だから、どこかで我々も合流しないと。
つばさ:校庭に避難しにおいでよ!
マナ:そうしよう。
田中:「お、こんなところにバレーボールがある! みんなでドッヂボールしようぜー!」
つばさ:「いいね!」靴で地面をざりざりこすってコートを作ろう。
田中:「おりゃー!」と適当に投げたところにオクラが。
仰倉:じゃあオレも現れる。「おい遊んでるばぁいっ!?!?」顔面キャッチ。
田中:「あ、わりーわりー!」
つばさ:「陸くんリバウンド取って! リバウンド!」
NPC/陸:「あ、うん!」よたよたとボールを拾いに行く。
マナ:「桃色の霞か……どうやら学校という空間ごと囚われてしまったのね」と玄関から出て呟く。あ、私はジャージの上着には袖を通さず、羽織っているスタイルで登場するね。
つばさ:体育見学奴(笑)
田中:さすがアイドル(笑)
仰倉:「チッ……七海たちだけじゃなく田中もいんのか……うっせーのが……」
NPC/瑞希:「仰倉の言うとおり、遊んでる場合じゃないような……」
つばさ:陸くん、体格いいのに運動は得意じゃないのかわいいわ~。
NPC/陸:「瑞希くんはい、パスー!」
NPC/瑞希:「お、おう、ってそうじゃなくて! どうやってここから脱出するかを考えないと」
田中:大きく放物線を描いて瑞希からやや離れたところに。
マナ:ノーコン!
仰倉:仰倉はダボダボの腰パンね。Tシャツは赤ね。
田中:わっかりやすい(笑)
マナ:体育着一つとっても個性がありますね。
つばさ:「仰倉! マナちゃん! 地震すごかったね! 大丈夫だった?」
マナ「うん、何とか。皆も怪我はない?」
田中:「見ての通りだぜ!」ビシッと親指で自身を指差す。
マナ:「田中君は何があっても絶対怪我しなさそうだよね……」
田中:「まあな! 回避コンボもあるぜ!」
つばさ:「私たち補習してたんだけど、先生がいなくなっちゃって。とりあえずドッジしてるところ」
仰倉:「脳天気な奴」
マナ:「他の生徒たちの姿も見えないし、これはオーヴァードの仕業ね」
つばさ:「たしかに、校庭に出てきてるの私たちだけだ」
NPC/陸:「でもなんで僕たちだけなんだろう……」
マナ:あ、井上の作る領域はピンクに輝く設定なので、桃色の霧になってます。
つばさ:能力名、「
田中:それいい(笑)
マナ:「この桃色の霞に閉ざされた空間。聞いたことがあるの、桃色の領域に空間ごと閉じ込めることができる恐るべきオーヴァード”理想郷”の存在を」
つばさ:マナちゃん、色々と知ってて進行がスムーズ。
マナ:だって他誰も何も知らなそうだしな!! 進行力!!
つばさ:どんなキャラをやっても導き役になるの、さすがです。
NPC/瑞希:「それならUGNでもマークされていた要注意オーヴァードの一人だな」
瑞希とマナはそれぞれが知っている情報を出し合った。朝日台高校の生徒が”理想郷”なのではないかと言われているとのことであった。
つばさ:さすがです!
マナ:今度はあほなキャラやるから誰か導いてね。
つばさ:あほさは負けませんよ!
仰倉:負けなそう。
マナ:や、導く力で競ってよ!
田中:ノリツッコミならまかせろ!
マナ:はあ、あっしもドッジボールやりだすようなキャラやってみたい……。
田中:たのしいよ(笑)
つばさ:やればいいじゃないですか(笑)
マナ:でも動き出したら絶対何でも知ってるキャラになる自信ある……。
田中:「ふーん”理想郷”ね~。んじゃ、そいつを探せばいいんだな!」
仰倉:「だから遊んでないで早く脱出すんぞ」
つばさ:「このピンクの霧……なんだか甘い香りがする……」ことにした。
NPC/瑞希:「この手の能力者の場合、領域のどこかに弱い部分があるはずだ。そこを探し出せれば脱出できるかもしれない。もしくは直接能力者を叩くのもいいな」
つばさ:ミッキー進行マジサンキュー。
仰倉:「探して潰せばいいんだな、わかりやすい」
マナ:「そうしましょう、このまま領域内にいるのは危ないわ。何が起こるか分からないから」
田中:「よっしゃー! じゃあそうと決まったらレッツらごーだぜ!」
つばさ:マナちゃんと百合な展開もあるかも! ていうかマナちゃんしか女子いない。がんばろうね!
マナ:がんばるものなのか?
つばさ:読者サービスしなきゃ!
マナ:読者サービス(笑)需要あるのか(笑)
つばさ:受け攻めどっちがいいとかあります?
マナ:マナが攻めじゃない?
つばさ:ばっさーは強気受けがいい。
仰倉:マナ受けでしょ。
マナ:ほう。
仰倉:女騎士枠よ。
マナ:くっころ枠か!
つばさ:お前~わかってねーな。
マナ:じゃあ都度ダイスで決めるのどうかな。奇数なら攻めとか。
つばさ:なるほど! OKOK!
田中:「フフフこれがプレイヤーすら争う領域の力。みんな争うがいいわ!!」と屋上から井上が笑う。
マナ:少し経ったら正気に戻らないとストーリーも進まないし、その都度決めましょうね。
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