ストーリーテンプレート決め

マナ:それではストーリーの大枠であるテンプレートを決めましょうね(ダイスを振る)。暴走を繰り返すジャームを止める、ジャームハントということになりました。

鷹臣:わあい。

マナ:ジャームハントは、暴走し凶行を繰り返すジャームを止めるべく、追跡するシナリオです。まずは、ヒロイン、ライバル、協力者を決めないといけないのですが、このNPCをリプレイハーツの主人公である七海瑞希(PC①)、天野つばさ(PC②)、桜坂陸(PC③)にしてやってみませんか?

信士:いいですね!

鷹臣:お! 本編の我々のPCとまた会えるわけですね! やふうううううう。

マナ:NPCの設定の手間がなくなるのと、単純に面白くなりそうだからね。さて、誰をヒロインにしますか?

鷹臣:それ重要ですね。う~~~~~~ん。う~~~~~~~~ん。

信士:迷ったらダイスで決めよう。

鷹臣:俺のヒロインは翼ひとりだから、シナリオでは縛ることはできない。よってダイス!

辻蓮:(こいついきなり何言ってんだろ)

信士:(気にしたら負けだ)ではダイス目が1と2なら瑞希、3と4なら陸、5と6ならつばさということで。(ダイスを振る)3です! 陸がヒロインになりました。

マナ:さすがのハーツ本編のヒロインね(違)

辻蓮:ライバルは(ダイスを振る)1なので瑞希。

信士:ということは協力者がつばさで決定ですね。

鷹臣:はーい! お兄ちゃんに協力するよ!



鷹臣:PC1とかどうやって決めます?

信士:ダイスで決めよう。一番大きい人からね!

辻蓮:(ダイスを振る)2。

鷹臣:(ダイスを振る)4。

マナ:(ダイスを振る)4。

信士:(ダイスを振る)6。

辻蓮:パパ(笑)

信士:おっと俺か(笑)

マナ:じゃあやっぱりボスは陸でFA。

鷹臣:リプレイ・ハーツ外伝1「パパ、がんばる」ということですね!

信士:「バカの振りをするのも楽じゃないですね……」という闇落ちした陸の登場に乞うご期待!

マナ:「今までありがと、お・と・う・さ・ん」

鷹臣:みんな闇陸になるのやめて!!!! パパかわいそう!!!!

信士:自分で言いだしといてなんですが、パパ生きていけない。

鷹臣:兄者とマナは同値ですけどヒロイン枠でPC②は譲りましょう。

マナ:誰に対するロイスを結ぶことになるかで調整しよう、PC②と③。

鷹臣:なるほど。

マナ:PC②は協力者である瑞希にシナリオロイスを結ぶから、私がPC②だとうれしい!

鷹臣:OK、じゃあPC①:信士、PC②:マナ、PC③:鷹臣、PC④:辻蓮、ってことですね。

マナ:それではハンドアウトはこんな感じになります。カヴァーは今回既存のキャラを使っているので、省略します。


PC①:桜坂 信士 

ロイス:ヒロイン(陸)

[目標]に襲われ、ヒロイン(陸)に助けられる。


PC②:恭恵 愛心

ロイス:ライバル(瑞希)

ライバル(瑞希)に[目標]を渡さぬよう命じられる。


PC③:天野 鷹臣

ロイス:協力者 

協力者(つばさ)から[目標]の調査を依頼される。


PC④:辻 蓮

ロイス:[目標]

被害を止めるため、[目標]に立ち向かう。


マナ:こうなりました。[目標]というのは追っているジャームのことね。

辻蓮:すげえ合ってる。

鷹臣:ほほーう。

信士:息子に助けられるとは……父さんもまだまだだな……。

マナ:偶然にもマナがFHになったので、ハンドアウトの設定ともあっててハッピー。

信士:偶然というか完全にあなたの趣味ですよね(笑) マナはちょっとかわいい一般の女子高生という設定だったはずだが(笑)

マナ:まあまあ。これはIFだからね。

信士:IFだから次々とNPCがオーヴァードに覚醒していくわけね。

辻蓮:協力者は[目標]を阻止しようとする人物で、本編の本当のヒロインつばさになりました。つばさ偉いな。

鷹臣:まあな。天使だからな。



マナ:では仕切り直して……グランドオープニングを読み上げます。

信士:おねがいしまーす!


突如として現れ暴走しながらA1という凶行を繰り返す強大なジャームA2。

そのジャームのそばにたたずむ謎めいたヒロイン、陸。

ジャームを追うライバル、瑞希。

協力者、つばさはジャームの目的を突き止めれば居場所が類推できるというが……。


マナ:というストーリーよ。

鷹臣:つばさちゃんすごい!

信士:何も考えていなそうな陸。

マナ:A1の内容を決めます。1D10お願いします。

鷹臣:(ダイスを振る)3です。

マナ:UGN支部を次々に襲う、ですね。ひどいジャームですね。次はA2だけど、A2はストーリーの流れで瑞希達の誰かになるから、ジャームとしての通り名を決めておきましょう。コードネームみたいな。

鷹臣:なにそれ楽しそう!

マナ:[目標]のことは決めた名前で呼びましょう。『漆黒の盾』みたいなやつ。

辻蓮:(ダイスを振る)91ですから……チャートを参照すると、通り名は“絶対運命”に決まりました。

信士:なんかかっこいいですね。

鷹臣:”絶対兄者”。

マナ:(スルーして)“絶対運命”とかいてモナドと読むそうよ。つまりこうなりました。


突如として現れ暴走しながらUGN支部を次々に襲うという凶行を繰り返す強大なジャーム“絶対運命”。

そのジャームのそばにたたずむ謎めいたヒロイン、陸。

ジャームを追うライバル、瑞希。

協力者、つばさはジャームの目的を突き止めれば居場所が類推できるというが……。


マナ:なんでジャームにかっこいい名前つけちゃってるのだろう。

信士:追いがいがあるじゃないですか。

鷹臣:大丈夫、俺達には”兄者”がついてる。

信士:ビジュアルは大事ですがモナドさんはどんななんでしょ。

マナ:能力的なこと?

信士:見た目?

マナ:見た目はNPCの誰がボスになってもいいように、あえて描かないほうがいいんじゃないかな? それか、人間体ではなく変化した姿、とかで適当に決めてもいいかもしれないけれど。

鷹臣:なるほど。

信士:ハンドアウト的には俺はジャームに襲われたところを助けられたわけだけど、その姿はわからなかったってことね。暗がりで何に襲われたかもわからないとか。

マナ:じゃあ誰がボスになってもいいように、影を纏い、羽をばらまく雷獣ということにしては?

辻蓮:お、それっぽい。

信士:大盛(笑)

鷹臣:全部乗せ(笑)ではそれでいきましょう!

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