今回は会話文のみでのお話です。
ララ
「シュランメルト。お前と寝たい」
シュランメルト
「ならば
ララ
「待て。“寝たい”の意味を分かっていないな?」
シュランメルト
「寄り添って眠る、という意味だろう?」
ララ
「違う!」
シュランメルト
「どういう意味だ?」
ララ
「お前と、その…………したいのだ」
シュランメルト
「何をだ? はっきり言え」
ララ
「お前と
シュランメルト
「何の冗談だ……?」
ララ
「冗談ではない! 私は本気で……」
シュランメルト
「いい加減にしろ! ……む、パトリツィア?」
パトリツィア
「シュランメルトー。ボクもシャインハイルも、気にしてないけどなー」
シュランメルト
「
パトリツィア
「男前だねー。けどー、ララちゃんにとっては欲求不満になるよー?」
シュランメルト
「だからといって乙女を傷つける権利など、
パトリツィア
「頑固だなー。それじゃー、ちょっと強引に」
シュランメルト
「のわっ!? ちょ、何をする、パトリツィア!?」
※床を引きずられている
パトリツィア
「ララちゃーん、シュランメルトを寝室に放り込むからー、好きにシちゃってイイよ♪」
ララ
「恩に着るぞ、パトリツィアとやら!」
シュランメルト
「待てーーーーーーーーーーっ!?」
この後シュランメルトが自室から出たのは、24時間後の話であった……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます