今回は会話文のみでのお話です。

ララ

「シュランメルト。お前と寝たい」


シュランメルト

「ならばおれのベッドに来い。一緒に眠るぞ」


ララ

「待て。“寝たい”の意味を分かっていないな?」


シュランメルト

「寄り添って眠る、という意味だろう?」


ララ

「違う!」


シュランメルト

「どういう意味だ?」


ララ

「お前と、その…………したいのだ」


シュランメルト

「何をだ? はっきり言え」


ララ

「お前と○○○○ピーーーシたいのだ!」


シュランメルト

「何の冗談だ……?」


ララ

「冗談ではない! 私は本気で……」


シュランメルト

「いい加減にしろ! ……む、パトリツィア?」


パトリツィア

「シュランメルトー。ボクもシャインハイルも、気にしてないけどなー」


シュランメルト

おれの感情がはっきりしていないのに承諾出来るか!」


パトリツィア

「男前だねー。けどー、ララちゃんにとっては欲求不満になるよー?」


シュランメルト

「だからといって乙女を傷つける権利など、おれには無い」


パトリツィア

「頑固だなー。それじゃー、ちょっと強引に」


シュランメルト

「のわっ!? ちょ、何をする、パトリツィア!?」

※床を引きずられている


パトリツィア

「ララちゃーん、シュランメルトを寝室に放り込むからー、好きにシちゃってイイよ♪」


ララ

「恩に着るぞ、パトリツィアとやら!」


シュランメルト

「待てーーーーーーーーーーっ!?」




 この後シュランメルトが自室から出たのは、24時間後の話であった……。

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