謎の儀式
「き、貴様ら……!」
アルマ帝国第四皇女、ララ・アルマ・バーンスタインは、グレイスに正面から抱きしめられる状態で、拘束されていた。
意外にある膂力で、腕の自由をがっちりとロックされている。
手荒な手段に出れば、グレイスを傷つけるだろう。
こんな扱いでも、「大叔母様」と呼んで、慕ってくれているのだ。
その尊敬と信頼を、台無しにする訳にはいかない。
……結果、ララは「ヴァイスとブランシュに、ひたすらツインテールをなでなでされる」という、訳のわからない、けれどちょっとくすぐったい拷問じみた何かを受けているのであった。
ついでにグレイスにキスもされた。
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