まだまだ書きますイチャラブ話(その4、ララ様を本気で怒らせる回)

サブタイトル:おっきくそだてて! いくにゅう育乳☆とれーにんぐっ

   ロケ地:ヴァレンティア王国、ヴァレンティア城

 執筆責任者:有原ハリアー


前書き:

 無事にララ様の激闘が終了した記念に、作成いたしました。

 いやはや、ご無事で何よりでございます。

 ささやかではございますが、帰還を祝し、この作品を送らせていただきます。




「じーっ……」

 アルマ帝国第四皇女、ララ・アルマ・バーンスタインは、ここヴァレンティア王国の第一王女、ヴァイスシルト・リリア・ヴァレンティアの胸を見て、言いようの無い感情に襲われていた。

「なあ、龍野」

「何すか、師匠?」

 ララは弟子にしてヴァイスの恋人である、須王龍野に問いを投げる。

「どうやったら、あんな大きくなるんだ?」

「あぁ、アレですか。聞く所によると、栄養管理、泣くほど痛いマッサージ、夜に一人でする○○○○、ですかね」

「最後の一つだけとんでもない気がするが、まあ、そんなものか」

「ええ。というか、最後のオ……」

「言わなくていい!」

 ララが慌てて龍野を黙らせる。

(まあ、当然の反応だな。「既に俺と致した師匠が今更恥ずかしがるかぁ?」って疑問を返したいけど。

 けど、実はアレ、結構効くらしいんだよな……。いじる部位によるけど)


 龍野は手加減の無いビンタを食らわずに済んだ事に安堵しつつ、ランニングの為に服を着替えた。


     *


 その夜。

 龍野の部屋の八連の扉が、スッと横に開いた。

「龍野ー、起きてるかー?」

 静かな声で、ララがささやく。

「おーい、龍野ー?」

 龍野の耳元に迫り、さらにささやく。

「ん……」

 そんな声だけで、龍野の目が覚めた。

 奇襲に対抗する為の技術ではあるが、今回ばかりはありがたくなかった。

「何すか、師匠?」



「なあ……。私のおっぱい、育ててくれよ……」



「ブッ!? ちょ、ま、何言ってんすか師匠!?」

 突然のカミングアウトに、噴き出してしまう龍野。

「笑うな! 切実なのだから!」

 しかし、ララは必死だった。

 当然だ。胸が小さいのは、彼女にとってのコンプレックスなのだから。

「わかりましたよ……。で、どうすればいいんですか?」

 龍野も渋々、ララを助ける事にした。元々困っている人間を放っておけない性格である彼は、師匠の悩み解決の助力もするのだ。



「私とシてくれ!」



「やっぱそうなりますよね!」

 この展開が読めていた龍野は、盛大に叫んだ。

 もっとも防音部屋なので、何の迷惑にもならなかったが。


     *


「んっ……」

 艶やかな声を上げるララ。

 胸にある二つの小さな桜色には、龍野の手が添えられていた。

「は、恥ずかしいぞ、龍野……」

「我慢してください。師匠がお願いしたんでしょうが」

「そ、それはそうだが……うぅ……」

(やべ、師匠が可愛すぎる。が、我慢だ俺。まだはえぇ)

 龍野は心の底から上り始めるけだものに抗いながら、ララを焦らした。



「くぅっ……!」

 それから一時間後。

 龍野に散々焦らされ、何度も可愛らしい悲鳴を漏らしたララは、いい加減限界であった。

「な、なぁ、龍野」

「何すか、師匠」

「そろそろ、いいだろ? あの時の激しいのを、味わわせてくれ……❤」

 その言葉によってタガが外れた龍野は、ララをゆっくりと暴き始めた。

「手加減しませんよ」

「ああ、全力のお前が欲しい……。私の事はいいから、存分に、やってくれ……❤」

「わかりましたよ、師匠」



 そして、後ろからゆっくりと、ララを直に味わい始める龍野。

 無論、胸に添えた両手はそのままに、だ。



「あんっ……。そこばかり、いじっひゃ……」

 既にガタガタになっていたララは、もうろれつが回らなくなっていた。

「え、何ですって師匠?」

 がっつかずに味わっていた龍野は、まだ余裕のある内に、せいぜいララを恥ずかしがらせる事にした。

「も、もう……。この、ばきゃもの馬鹿者……❤」

 せいぜい抵抗するララであったが、既に堕ちる所まで堕ちていた声では、説得力は無かった。


     *


「………………ッ!」

「ひゃぁっ! あ、あちゅい熱い……❤(ヴァイスシルト殿下は、こんな事ばかりをして、あんな胸を……)」

 龍野が十何度目かの限界を迎えた頃。

 ララは全身が痺れる感触に、しばし酔いしれていた。

「って……いちゅまで、いじって……あんっ❤」

 限界を迎えても、胸を執拗にいじる龍野に、ララは可愛らしく抗議した。



 結局、二人の“豊胸トレーニング”は、翌日の正午まで続いた。

 余談であるが、ヴァイスの母親にして現ヴァレンティア王国女王の“豊胸マッサージ”によって、ララは絶叫を上げる事となったという。



作者からの追伸


有原

「よーし、仕上げたぞ! 後はララ様の部屋に、これを置くだけだな!

 無論ヴァイス、ブランシュ、グレイスの部屋にもだけど。


 さーて、待ってなさいよー! まっないったまな板まっないったまな板まっないったまな板こっうじょ皇女~♪ はたまた、ちっぱい、ちっぱい、ち~っ~ぱ~い~し~つ~ちょ~♪(スキップしながら歌を口ずさむ)」


龍野(試読済み)

「頭のネジがブッ飛んでやがる歌だぜ……。あいつ、自殺志願者か?」


ゼルギアス(試読済み)

「いや、あれは真正の馬鹿だぜ……。大おばちゃんララに対してあんな歌、加えてあんなもん読ませんのって、馬鹿以外に何て言えばいいんだよ……」


リーネヴェルデ

「いずれ鉄鎚が振り下ろされるでしょうね」


 その後、有原がどうなったかを知る者はいない……。


※将来ララ殿下の胸囲が108cmとなるのは、わざわざ言うまでもありません。

 ただし、このトレーニングの効果かどうかは不明です。

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