2018年11月3日 18:45 編集済
0105への応援コメント
月見里(ヤマナシ)の仔細は明かされないのに、私とJとの交感や、四つに区切られた舞台の灯りのON・OFFとが、その輪郭を作っているような、不思議な小説でした。いえ、ちゃんと絵解きがあるのかもしれませんが、あえてそういうものを無視して味わいたいような。選び取られた一文字が「J」なのが、このヂイヂイヂリヂリ鳴る物語の質感に寄与しているようで、素晴らしいとも思います。イニシャルとして出てきやすい他のアルファベットでは、この雰囲気は出ない気がしました。
作者からの返信
有難うございます。宮沢賢治『やまなし』のオマージュのようなものを書こうと思っていたのですが、あちらは二枚なのに対し、こちらは欲張って四つにしてしまいました。ちらりと覗き見た違う世界で、そこでふと耳にする聞き慣れない単語というのはそれだけで何かわくわくするものがあって、あれこれ思いを巡らす時間もまた楽しく、そんな不思議さが描けていたら嬉しいです。
2018年11月3日 18:41
2304への応援コメント
異様な雰囲気を感じます。大変好みです。『では明日』『では明日』が特に蠱惑的です。
編集済
0105への応援コメント
月見里(ヤマナシ)の仔細は明かされないのに、私とJとの交感や、四つに区切られた舞台の灯りのON・OFFとが、その輪郭を作っているような、不思議な小説でした。いえ、ちゃんと絵解きがあるのかもしれませんが、あえてそういうものを無視して味わいたいような。
選び取られた一文字が「J」なのが、このヂイヂイヂリヂリ鳴る物語の質感に寄与しているようで、素晴らしいとも思います。イニシャルとして出てきやすい他のアルファベットでは、この雰囲気は出ない気がしました。
作者からの返信
有難うございます。
宮沢賢治『やまなし』のオマージュのようなものを書こうと思っていたのですが、あちらは二枚なのに対し、こちらは欲張って四つにしてしまいました。
ちらりと覗き見た違う世界で、そこでふと耳にする聞き慣れない単語というのはそれだけで何かわくわくするものがあって、あれこれ思いを巡らす時間もまた楽しく、そんな不思議さが描けていたら嬉しいです。