神頼みをしてみた 中編 パート2
古社、伊奈波神社には、家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全、土建、水利などのご利益を求めて、多くの参拝客が訪れる。
この日は、七五三の家族連れがちらほら見られた。
伊奈波大黒社の大黒様は、大国主尊とも言われており、福徳情愛の神様であり、縁結びの神様である。
縁結び、と書いてあるのを見て拝む。
縁は大事。
須左之男神社は疫病、災難、苦悩、不幸を救う神。
こんなところにっ。
病と災難、苦悩と不幸とは最近友だちになってるから、なんとかしてほしかった。
当然、拝む。
そして黒龍神社。
伊奈波神社が、丸山より当地に遷座された以前から当山の守護神と畏敬され、あらゆる悩みを除いてこれを福と化す、除災招福諸願成就に霊験顕著な御社。
願えば願うほど叶えてくれるという。
ここを目当てに来たのだ。
もちろん、拝む。
そして伊奈波神社。
水を防ぐ信仰の神社だけでなく、何かにくじけそうになったとき力になってくれる神様でもある。
ありったけの思いを込めて、拝む。
祈願絵馬を書いて吊るす。
帰りに、黒龍大社のお守りを買う。
黒龍様にお願いすると、すぐに効果があらわれるといわれるらしい。
最近パワースポットとして人気があるとか。
知らなかった。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます