活動記録その他2021
児童文庫、そしてレーベル色。
どうも、あけましておめでとうございました。工藤です。
今年も既に、2月中旬に突入しようとしている状況なのですが。
先日、書店でのアルバイトをしている際に、ふと思ったことを書きたいと思います。
私は今、児童文庫の小説賞の応募を中心にしていますが。
児童文庫の棚を眺めながら、思ったのです。
私が小学生の頃とは様変わりしたなぁ、と。
私が小学生の時って、小学生の朝読書といえば、児童文庫といえば、青い鳥文庫一択だったんです。少しずつ、つばさ文庫が棚に並び始めた頃です。
テレパシー少女蘭シリーズや、夢水清志郎シリーズ、怪盗クイーンに、黒魔女さんが通る!シリーズ、若おかみは小学生シリーズが根強い人気を誇っていました。
でも、今児童文庫の棚は、棚の取り合いです。
私がよく行く児童書のコーナーは、1列分まるっと児童文庫になり、5つくらいある棚は、それぞれ、青い鳥文庫、つばさ文庫、みらい文庫、ジュニア文庫が並び、ポプラ文庫や野いちご文庫がまとめて1つの棚に入れられたりしてひしめき合っています。
それぞれのレーベルさんが、それぞれのレーベル色を出していると、私は勝手に解釈しています。そして児童書書店員としては、なんとなく、本当になんとなくそれぞれのレーベルの本を買う子どもに違いがあることも感じています。
そのレーベルすべてに挑戦することが、はたして正しいのか。自分に近いと感じる場所で戦うことを第一に考えるべきなのか。今考えています。
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