一歩を踏み出しかけて、立ち止まる。
予想外にたくさんの人に星を投げて頂いていて、恐縮してます。私のような者の浅い小説人生お見せするのはお恥ずかしい限りなのですが、自分も自身を振り返って、あんな時もあったな、なんて思いながら見返すときが来たらいいなと思います。
さて。来たる今年3月で私は、現在正社員として雇用して頂いている会社を辞し、アルバイト掛け持ちでの生活になります。といいますのも、現在の仕事を3年続けることができたので、ここらで一度自分のやりたいことを真面目にやってみようと思ったからです。やりたいこと。それはもちろん、作家になるためにたくさん小説を読んで、たくさん小説を書くこと。そのためにはやはり、時間がたくさん必要だと考えたのです。もちろん、正社員で仕事を続けながらでも、小説の一つや二つ、ひねり出せる物書きの人はたくさんいると思います。でも、自分の好きなことをするよりも睡眠を優先してしまう生活、好きなことも、30分ほどゲームするだけ。小説をめっきり読まない生活が続いていました。あれだけ小説が好きだ、小説を書きたいと言っていたのに、小説と離れて過ごす日々が積み重なっていきました。
だから。これは私自身のけじめなのですが、本気で小説と向き合うために、正社員として働くことをやめようと思ったのです。幸い、自分の目指す児童文学、読者となるべき子どもたちとは、関りを持つことが可能な立ち位置にいます。形にさえできれば、子どもたちに読んでもらうことだって、可能なところ。こんなに素晴らしい環境に身を置かせて頂きながら、怠惰だったなとも思います。
会社を辞め、作家になると宣言し、新たなスタートラインに立ったつもりだったのに。私はまだ一歩を踏み出せずにもじもじと、その場にとどまっていました。でも、もう後戻りはできません。戻ろうにも後ろには、中途採用の正社員の道しかありません。それは、私自身も3月に退職する職場の人たちからも求められていない選択肢です。今の私に足りないのは、一歩を踏み出すだけの決意です。
ディズニーアニメの「ヘラクレス」の藤井フミヤ氏の「Go the Distance」を聴きながら。今、ここに宣言します。この記事が出た瞬間から、絶対にやり遂げるまでは撤退できないという、自分自身の決意として。
―私、工藤 流優空は、ゲームは1時間までに絞り、1日1日、ゲームをするよりもたくさんの時間を様々な作家さんの小説と過ごし、自分自身の小説を高め、作家となる努力を日々行っていくことを、ここに宣言します。皆様、見守っていてください―
2019年 1月13日
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