設定集(第六章終了時点)

ヤマト(元日本人)

年齢:17歳

身長178cm(今なお成長期)

本作の主人公。元日本人の転生者で黒髪黒目。前回の設定集から何年か経ち、顔つきは少し精悍になり、日本人と欧米人の顔を足して割ったような感じへと変貌。ぶっちゃけ誰も気づいていない。

かなり筋肉がつき、ガッシリしてきている。が、ムキムキマッチョという訳ではなく必要なところに筋肉がついた。

ルルの要望で髪を伸ばし続け、現在肩甲骨くらいまで伸び、うなじで結ぶスタイルとなっている。

相変わらずルルの従者として動こうとするが、そもそも名乗る機会が無いのでルルとのお茶会で「自分はルルの従者だ」としか従者ポジを示せていない。

ハンターとしての戦闘能力は一人前。そもそも銃という物理学の申し子を使っている事もあるが、それ以前に食した雷虎の肉による身体強化が働いて動体視力や瞬発力などが強化され戦闘においてもかなりの戦闘力を有する。しかし、総合的にはまだ赤タグ上位〜青タグ下位程度の実力。

好きな食べ物は王都で見つけたサンドイッチっぽい物。

服装は黒系統の薄手のシャツの上にベスト、龍鱗で作られた胸当てと前腕甲。下は黒系統のズボンの中に龍鱗のすね当てを着込む。黒革のブーツを履き、その上に龍翼膜の赤黒いロングコートを羽織るのがいつものスタイル。腰に様々なポーチ類を着け戦闘に望む。

スキルは〈射撃〉〈調合作成〉だが、作中ほとんど使われずとても影の薄い子。パッシブスキルなのだ。


所持武装

45口径特殊改造拳銃〈ニュクス〉〈パンドラ〉

45口径リボルバー〈トライアー〉

20mm連装ソードオフショットガン〈ハティ〉

20mmレバーアクションショットガン〈ルーナ〉

18.8mm特殊単発対物ライフル〈E・A.Aドーラ〉

7.5mm対人ライフル〈フィール〉

長剣〈グレア〉

粘性混合火薬爆弾(通称:粘土爆弾)

閃光手榴弾

音響手榴弾(雷虎戦時の音玉を手榴弾として加工)




ルル(ルルフィリア・フーレン)

年齢:17歳

身長168cm

本作の主人公兼ヒロイン。元フーレン伯爵家令嬢。前回の設定集から何年か経ちより女性らしく変化した。具体的には色々大きくなったり締まったりした。自慢の金髪は降ろされて腰の上辺りである程度揃えられている。濃い碧眼はぱっちりと開かれて明るい印象を受ける。イメージは北欧系。

元貴族だが、貴族としての役目であるパーティー出席などに嫌悪感があるため今のようなハンター生活が気に入っている。そもそもヤマトと一緒に居られるなら何処でもいい。

ハンターとしての実力は魔法に関しては一行の中で飛び抜ける。魔法だけなら青タグにも匹敵するが、体力や集中力などの面で守られないと長期戦闘は厳しい。

魔法士であり、天才と呼ばれる一人。土、水、木、光属性の魔法と治癒術を操る。

皆のことは好きであり、仲がいい。戦闘でも前衛は預けられる。ただヤマトへの愛情100%

そのためヤマトが前衛を探していた時連絡していた中で男性を弾いていたのは全て彼女。つまりヤマトのハーレムは全てルルの計画の内なのだ。

好きな食べ物はヤマトの淹れる茶とスープ。

服装は黒革のロングブーツに白のワンピース、中にショートパンツ、カーディガンの上に龍鱗の胸当てや腹当て、前腕甲、すね当てなど鎧を着込む。その上に龍翼膜のローブを羽織り、同素材の三角帽子を被るのがいつものスタイル。

スキルは〈治癒術〉〈魔法適正上昇〉〈聖盾〉である。


使用武装は〈赫石杖ルベライト〉



マナ(マナ・ロートシュトーク)

年齢:15歳

身長165cm

本作のヒロイン。血統的には帝国のロートシュトーク子爵家の子女。設定集初登場。

少ししかでっぱりが無い体型。帝国の生まれらしく黒髪黒目。長い髪はポニーテールに結び、肌の色などは白いが、若干日本人に似た東洋系の顔つきイメージ。最近、前髪を下ろすことに加え頬の脇にも髪を垂らすようになった。筋肉も細身ながらついて、剣の扱いも剣に振り回されることなくかなりのもの。

ハンターとしての実力は赤タグ上位〜青タグ下位といったところ。まだまだ成長途上。

剣士であり、軽戦士。戦闘は動き回って撹乱しながら剣戟を叩き込むスタイルのため。

ヤマトを兄と、ルルたちを姉と慕い同年代のカルナとはとても仲が良い。なお、慕っているが恋慕ではなく親愛。……今は。

好きな食べ物はヤマトの作る肉料理。

服装は半袖のシャツにホットパンツ、黒革のブーツ。上から白雷虎の皮や甲殻、僅かな金属を用いた複合鎧やすね当て、前腕甲を纏い、龍翼膜のジャケットを羽織る。

スキルは〈剣術〉〈草むしり〉である。


使用武装は雷剣〈紫電〉〈鳴神〉(命名はマナ本人の希望によりヤマトによるものである)



シャリア(シャリア・リーネル)

年齢:18歳

身長172cm(耳含まず)

本作のヒロイン。血統的にはノーク大陸の亜人連合国白狼族族長子女。

マナに比べればでっぱりがある体型。

種族的な白髪赤眼。ルルと同系統の顔つきイメージ。色白で目の色が映える。髪は肩を超える程度まで伸び、結ぶ時と結ばない時がある。種族的な面で筋肉が足に付きやすい。ただガッシリしている訳ではなく女性らしさも十分残っている。その脚から放たれる蹴りの威力は大抵の魔物の身体を陥没させる。

ハンターとしての実力は青タグ下位レベル。一人前を抜け、青タグでも十分通じる実力。

剣士であり斥候。自身の脚力で生み出す速度で手に持つ剣を叩き込む特殊な戦闘を行う。スキルを合わせ、身体が壊れること覚悟で全力を出せば瞬間的に亜音速を捉えることが出来るとの話も……

自身を姉と名乗り、一行の中でもヤマト、ルルと共にまとめ役を担うことも多いが、戦闘では基本的に斥候を行うため戦闘指揮は苦手。マナやカルナは妹としてかわいがっている。付き合いも長いため恋慕が親愛かと言われれば五分五分。

好きな食べ物は新鮮な野菜を使ったサラダや魚料理

服装は袖の短いシャツにホットパンツ、上から龍鱗の胸当てや腕甲、すね当てなど軽装。その上に龍翼膜のジャケットを羽織る。腰のポーチと共に短剣を提げる。

スキルは〈豪脚〉〈俊足〉である。


使用武装は特殊仕掛け短剣〈フラム〉〈クラー



カルナ

年齢:15歳

身長159cm

本作のヒロイン。ウェントッド大陸北方山中の狩人一族の族長の娘。

マナとシャリアの間くらいのでっぱり。茶眼茶髪のボブカット。顔つきは普段から表情は少ないが柔らかめ。イメージはゲルマン系。そこまで鼻は高くない。山育ちだからか体幹がしっかりしている。筋肉こそ得物を扱うために必要な最低限だが、持ち前の体力で補っている。この世界では珍しくオリジナルの火砲使いだが、腕はなかなかのもの。

ハンターとしての実力は赤タグ程度だが、それは彼女が完全な後衛であるため。複数人戦闘での援護の腕などを鑑みると青タグ下位には食らいつく。

ヤマトを師匠と、ほかの皆を名前で呼ぶ。師匠と呼ぶ理由は特にない。本人がただ師匠と呼びたいだけである。ただ実際教えを受けた面もあるのでそれを含めて本人は師匠と呼ぶ。まだ親愛。

好きな食べ物は故郷の料理である干し肉と木の実のスープ。

服装は長袖のシャツに革のパンツ、上に関節部を守る龍鱗の鎧に胸当て、腕甲を装着する。龍翼膜の外套を羽織る。腰のポーチにはヤマトと同じく傷薬や弾丸を仕舞う。

スキルは〈射撃〉〈山足〉である。


使用武装は〈火筒(破損)〉→〈???〉



エルフィッカ・ノト・アードルファイン

年齢18歳

身長162cm

本作のヒロイン。ノーク大陸のエルフ自治区の中の郷の一つ出身。エルフ族らしく金髪緑眼でぺったんこ。種族的に見事な美貌。今まで髪は長く伸ばして大きなポニーテールにしていたが少し短くしたり細くしている。顔つきは北欧系イメージ。魔法が得意であり、幻影魔法の一件はヤマトにとても感謝はしているが暗に頭が固いと言われたことを根に持っているため何も言わない。細身で種族的に身体能力はそこまで高くない(人族に比べれば高いが)。それを補うために弓の扱いに熟達し100メール先の的にも余裕で当てる。またカルナ同様成長環境の関係で体幹はいい。

魔法士や弓士と思われているが本来は錬金術寄り。薬物を用いた戦闘を行う。

ハンターとしての実力は赤タグ上位。毒物などを用いる関係で殲滅能力が低いことが難点。戦闘法がカルナ寄りのため魔法の使いどころでは青タグに届く。

全員を名前で呼ぶ。恩人のヤマトに対しては親愛だが最近それを超えた感情が?

好きな食べ物は故郷のハーブや木の実を使ったパイ(に近いもの)。

服装は軽装だが長袖長ズボン。上に龍鱗の鎧やロングブーツを履く。一行同様龍翼膜の外套を羽織る。

スキルは〈調合〉〈幻影〉である。


使用武装は刃鎖弓〈ヴェノム〉


メノフィラ・ヴァレンタイン

年齢:18歳

身長175cm

本作のヒロイン。元帝国軍諜報部所属。育ちは帝国だが生まれはノーク大陸である。銀碧髪紫眼ツーサイドアップとかなり特殊。顔つきイメージは北欧系。血筋は平民だが、元の仕事の地位が高め。

デカい。一行の中で一番デカい。とにかくデカい。乳袋は出来るしIはある。

(メノフィラIルルEシャリアCカルナBマナAエルA)

帝国内でも稀な霊術と呼ばれる魔法に近しい術の使い手。魔法も使え、身体能力も良い。メインの戦闘法である投擲の腕はかなりのもので、仮にダーツをやらせたら余裕で最高得点が取れる。

展開の遅い霊術を設置罠として投擲で誘導し撃破する戦闘を好む。

ハンターとしての実力は赤タグ上位程度。どちらかと言えば対人戦が得意。しかし魔物戦闘も問題ない。そもそも妨害や誘導が専門のため直接的な戦闘能力は関係ない。

全員を名前で呼ぶ。基本さん付け。

好きな食べ物は故郷の食材を使ったサラダ。

服装は帝国軍諜報部の軍服。元々は白かったが黒く染めた。黒ネクタイネクパイ。同色のミニスカートにガーターベルト、黒革のロングブーツ。軍人とは思えぬ格好であるが、動きやすさを優先したものであり、一部彼女の趣味も含む。洞窟脱出時は身につけていないが、本来はメガネをすることも。

スキルは〈投擲〉〈料理〉である。


使用武装は特になし。強いて言うなら氷の小剣を作り出す魔法陣を刻んだ手袋と霊術の札を仕舞う太ももの箱。






・霊術

自身の体内の魔力を用いて体外の魔力に作用して現象を引き起こす魔法と違い、自然そのものの力に干渉して限定的な現象を引き起こす術。根本的には魔法陣である刻印魔法と似ているが、よりこちら側が源流。

発動する際に自身の魔力を使用するのは変わらないが、札に刻まれた文字そのものが直接自然に干渉する。本物のルーン文字が使用され、札という形に加え魔力を注ぎ込むという制限を与えないと勝手に現象を引き起こす。


魔法陣は魔力を注ぎ込んで魔法の詠唱式に当て字のような形でルーン文字を当てはめ、円形に循環するように出力を抑えられた制限を加えられたものである。そもそも、魔法陣というを取らせること自体がルーン文字に対する制限となる。


つまりルーン文字そのものは元から自然に干渉する力を持つ。それを人類が制御できるように形を与え、文字で制限したものが霊術。

さらにそれを多くの人に扱えるように魔法寄りにしたものが魔法陣。

形状は限定的だが自然そのものの強力な力を行使できるのが霊術。

形状は比較的自由だが自然そのものと言うよりは魔力で形作られた現象(自然そのものを行使する霊術に比べ圧倒的に弱い)を行使するのが魔法陣。そもそも、霊術の形で魔法を行使出来るようにしたのが魔法陣である。


メノフィラの場合は〈岩壁〉と〈焔槍〉のみ使用可能。

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