第5話 自己紹介

ある程度の血を拭くと多数の傷口が見えた。


「えっと...俺ん家きます?」


「へっ?」


「ち、治療で、ですよ(汗)」


「ふふっ、慌てなくてもわかってますよ?」


「よかった。あ、自己紹介まだでしたね」


「そうだね(汗)」


「名前言ってなかったね...玄師です」


「えと、由衣です」


治療の為に自分の家に来ないかと誘う彼にキョトンとする彼女。そして無事、自己紹介も終えた2人は公園を後にした。

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