第2話 愛情過多
ほらまた...終わりがきた...
「あなたの愛情...嬉しいんだけど...」
「...愛しすぎた」
「責めてるわけじゃないの(汗)」
「...ごめん。俺みたいなやつ重くて嫌だよな...」
「...そういうわけじゃなくて」
「...別れよ」
不意に女性がもらした不満は少年...いや、彼の心を傷付けた。そして彼は自ら辛い選択を選んだ。
「...そう、だね。このままだと私たち駄目になるもんね。」
「今までありがとう。」
バタン...
「何も出ていかなくてもいいじゃない…同棲してたわけじゃないからいいけど。」
~♪
「あ、もしもしぃ~和也くん?今別れたよー♡」
「...二股してたんだ。さよなら」
別れた彼女は憤慨したかと思いきや、かかってきた電話に出るや否や猫なで声で〝和也〟と呼ばれる相手に甘えていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます