第2話

俺、櫻葉碧海

ごく普通の生活を何気なくおくってきた

でも、それがつまらないなって思ってきた中学2年生

これからのことも決めてなく夢もなかった

でもその時に俺の目に飛び込んできたのが

授業で習ったキリスト教だ

なにに1番感心したかって

神を信じ、ただそれに従って生きるっていう強い姿

今の時代キリスト教なんてみんな興味がなかったがキリスト教は俺の心を吸い込んだ

俺はキリスト教を信じ生きていくことを決めここらで有名なキリスト教の学校に通うことにした

1年間必死で勉強してなんとか補欠合格

やっと新しい1歩を踏み出せると思い胸の鼓動は収まらなかった

入学式当日胸を踊らせて口内へと足を踏み込んだ

自分のクラスに行き席に着く

すると隣から声がした

「なあ、俺三神悠希(ミカミユウキ)って言うねん、仲良くしてくれへん?」

「うん!俺の名前は櫻葉碧海よろしくね!」

「ところでなんで碧海はこの学校に来たんや?」

「うーん、キリスト教を信じる人に憧れたからからな」

「ほうか、俺は家系がこういうやつやけんな〜選択肢はなくてここに来たってわけや」

「たしかに望んでここに来たって感じじゃないもんw」

悠希は少しチャラくて、でもすらっとしててかっこいい、関西弁が良く似合う

『ピンポーンパンポーン

入学児童は聖体育館にお集まりください』

「いや、なんでも聖ってつけるもんやないねんww」

すごいスピードでつっこむ悠希にこっちも思わず笑がこぼれる

「ほら、悠希、行こ?」

「ほやな」

やっと、やっとだ!



まだ俺は知らなかった

あんな出会いがあるなんて

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好きになったらだめってわかってるのに〜いつか伝えたい〜 @Alice916

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