2.そもそも

そもそもであるが、なぜそのような状態になってしまったというと。

ぶっちゃけ金が無かったのである。

当時大学2年の時にこのような心理状態に固まったと今考えると思う。

自分は世間一般的に言う苦学生であった。

大学に入り2ヶ月目には月約100時間、4ヶ月目には約200時間はコンスタントにバイトをしていた。

ただし、深夜帯はせずにだが。

何故かというと身体を壊す自信が100%あったからだ。

もともと、高校も喘息で度々休んでいたりもした。

身体は資本と言われるし、ちなみに大学は某大学の夜間であった(平日18~21時)。


何故こんなにも金が無いかと言うと、親がいないと言うわけでもなく。

家族構成は父親、母親、自分、弟二人(7.9歳下)の五人家族である。

根本的には親父が原因なのだが、親父はどうしょうもないお人好しであった。

長くなりすぎるので簡単に言うと保証人になり逃げられたと言うことである、しかも三回もだ。

一回目は自分が5か6歳の時、三回目が小学校4年頃である。

親父はけっして給料が良いわけでもなく、運送業であった。

そのなか切り盛りしていたのが母親なのだが、金の工面の仕方はあまり大っぴらに自慢できないがいわゆるパチスロだった。

ヘタしたら月の稼ぎが親父の給料の3倍、1日で月の給料を稼いでいたりもした。

自分が当時中学2年の時に自己破産するまで続くのだが、それに母親は身体強い方では無かった。

自分が小学校4年時には、病院で検診を母親が受けた際には絶対に安静にして下さいっと言われていた。

実質の働くな宣言であるが、そんなことも言ってられず病院をエスケープして体調の良い時は稼ぎに行くのだが。

まぁ、心臓やなんやかんやボロボロで良く生きているものである。

母親は気合いの人であった。

とにかく、結局自己破産してしまうのだが。

だからと言って生活が良くなるわけもなく日々の生活になにかとお金は要るのである。

あげくにだ、親父は運も無かったのである。

ちょっと長くなりすぎたので次にいこうと思う(自分が見づらいので)。

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