第8話 水族館

 あれから一週間あまり、僕は無事に退院した。

 院長先生とも逐一連絡を取っている。僕の名前は伏せたまま、ウイルスの発見を発表してニュースにも取り上げられていた。


 だが、その直後に天皇陛下の発表が行われた。

『今まで伏せていましたが、日本は第八十三番太陽系の赤竜神星あぎととの交流がありました。先の運動細胞はその交流者との子孫にのみあります』


 天皇さまの発表とはいえ、前代未聞のニュースだった。

 他の太陽系と移民交流をしていた。それはサイトやアプリのトップニュースになっている。


 更に……

『その子孫が十一を越えると、特殊な能力が現れます。その星の使者によると、それは運動細胞があるない関係せずに起こるそうです』


 しかもこの交流は日本とだけ。交流の証拠等も公開し、海外のトップニュースにもなった。

 そして噂では海外から日本人の拉致等のテロも計画され、脅迫文等も国に届いているらしい。


 今日は休日の朝、僕は深城と出掛ける準備をしていた。

 ご飯を食べながらテレビニュースを見るが、同じようなものばかり。

(はぁ……またこのニュースか)

 僕は今日だけはいいやとテレビを消す。


 深城がシュンとする。

 テレビを点ける。深城の顔は明るくなる。

「そ、そんなに占いすき?」

「うん!」


 食べ終わって僕が洗う頃には、ニュースの占い結果が流れる。

(水つめたっ)


「あわぁ……九位だった。ん!?お兄ちゃん一位だよ!」

 深城はシュンとした後、嬉しそうに喜ぶ。

「そっかぁ。じゃあなんか良いことあったら、深城に譲ってあげようかな」


「やったぁー!お兄ちゃんすきぃ」

 後ろから深城に抱き着かれる。柔らかい体と豊かなおっぱいが肌越しに触れる。

「なんで抱き着くの……って!?」


(やば)

 そりゃそうだ。しばらく入院で、ご無沙汰だった。

「どしたの?もしかして、痛かった?」


「い、いや別に……ほら、用意は終わったの?」

「あ、まだ途中」

「早くしないと皆待たせちゃうぞ」


 静乃さんは先にご飯を作ってくれて、ソファーでそのまま眠っていた。だから毛布をかけておいてあげた。

「そろそろ起こさないとかな……」


 彼女の肩を揺する。

「んむぅ~」

「ほら、起きて」


「もうちょっとぉ~」

 彼女は駄々をこねている。いつもしっかりしているけど、こういう面を見られると安心する。


(静乃さんがこんなこと言うなんて珍しい……)

「もうそろそろ準備しないと間に合わないよ」


『ぎゅっ』

 目覚ましと勘違いしたのか手で何かを掴まれる。

「っ!?」

(やばっ、せっかく治まってきてたのに……)

「ん?」


 彼女が違和感を感じたのか、そのタイミングで目を覚ます。

「なっ!?」

「そ、その手、離して……?」

「ご、ごめん……!」


 彼女は手を離して背を向ける。僕も釣られて背を向ける。

「ご飯ありがとね……用意はもしかして終わってた?」

(め、めっちゃドキドキしたぁ……)

「うん……終わってた」


「そ、そっか。深城が用意終わるまですぐだから……」

「う、うん……」



 深城の支度も終え、僕達は駅前へと向かった。


「おーい!優都!こっちだー」

 きっぷ売り場の近くから夏輝の声が聞こえた。

「おまたせ」

「気にしないからへーきへーき」


 彼の横に防寒具に包まれた舞桜がいた。

「めっちゃ寒い?」

 静乃さんがニヤニヤしながら問いかける。

「さぶゅい……」


 十二月に入ったんだ。寒がりの舞桜にとっては大変で仕方ないだろう。

 焦げ茶のニット帽に赤いマフラー、ベージュのコートに赤い手袋……


「あれ?その赤のマフラーと手袋って……」

「うん……二人がくれたやつ」

 彼女は嬉しそうにマフラーに手を触れる。

 それは僕と深城が誕生日にプレゼントとしてあげたものだった。


 夏輝から言えと言わんばかりの視線が来る。

「そういやもうすぐ誕生日だね」

「え?いつなの?」

 静乃さんも聞いてくる。


「十六日だよ。それより乗ろ……」

 彼女は震えながら改札を通っていく。


 目的地は街にある水族館。

 ここは都内でそこまで離れてもいないし、電車も乗り継げば三十分そこらで着く。

 電車内では先程の占いの話も出ていた。

(でも二人は占いとか見なさそう……)


 そして街についても寒さは変わらない。

 変わったのはクリスマスのイルミネーションが増えてきていること。

「あうぅ、う、うぅ……」

 舞桜は寒さに震えている。


「だ、大丈夫?」

「うん……早くはいろ」

 僕が心配するけど、ガクガク震えている。このままじゃ風邪を引きかねない。


「入っても寒いぞ。近くで暖かいカフェ無かったっけ?」

「あったかもぉ……」

 夏輝の言う通り、水族館近くにカフェがあるはず。あそこがまだあるなら……


「あそこだよ!急ご!」

 深城が見付けてくれたので四人で駆け込む。

 なんとか耐えてはいたけど、僕も寒がりだし凍えていた。


「ふわぁ暖かい~~」

「ふはぁ……」

 僕らはカウンター席に座って、すぐに暖かいミルクココアを頼んだ。


「静乃さんは来たことあるの?」

「ううん、この街は初めて来た」

(中々連れてきてもらえなかったのかな……)

 彼女はコーヒーを飲んでいた。違う話題を振ることにした。


「静乃さんはコーヒー飲めるの?」

「うん、最近飲めるようになってきたの」

(そうなんだ……僕も今度試してみようかな)


「二人はおこちゃまだもんな」

 ブラックを飲む慣れた夏輝が、目を細めながら言ってくる。

「うるさい……!」

「…………」

 舞桜は口答えするけど僕は黙っていた。

(おこちゃまで結構だ)


「もしかして……拗ねた?」

 静乃さんに真意を見抜かれる。

「そんなことない……」

「ふふ、そうね」

 彼女は嬉しそうに頬笑む。


「ぷはぁー」

 左隣の深城はホットミルクを飲んでいる。

 彼女は昔から砂糖入りのミルクが好きだった。


「深城はおこちゃまとかそれ以前だね」

「今失礼なこと言ったでしょ?」

『ギュウゥ』

 足を踏まれる。

「い、痛い……」


「一位だからって調子に乗ったからだよ」

(えぇ……そこ占いと関係あるの?)

「九位じゃこんなこともあるな」

 舞桜がそんな彼女を笑いながらなだめる。


「でも舞桜ちゃん十二位じゃん」

「うっ、それほんと……?」

「ほんとだよ。ちっぱいには気を付けろってね」

 舞桜は急いで自分の胸を隠す。素直で可愛い。


「辛いことを乗り越えれば良いことがある、だってさ」

 深城は本当の占い結果を舞桜に教える。

「そ、そっか……」


「へぇ……案外他のも見てるんだ」

「お兄ちゃんが鈍感なだけだよ……」

(へ?鈍感?あれ、また気遣い足りなかったかな……)


「まぁ三人とも気にすんなって」

「あ、そうだ。水瓶座は?」

 夏輝が慰めてくれると同時に、静乃さんが思い出したかのように言う。


「残念。十一位でした……」

「そっかぁ」

「居眠りしたら良いことあるかもだってさ!」

(明らかにそれ朝のこと示唆してる……)

 朝のことを思い出して少し恥ずかしくなる。


「即興で考えたよね?それ……」

「ほーらお兄ちゃんはデリカシー無いから」

 普通に痛いところを突かれた。


「んじゃ俺も水瓶座だし居眠りしたら……」

「なつきちは違う。くすぐられたらだねー」

「ふぇー、なんで俺だけ……」

 舞桜が揉まれるなら夏輝はくすぐられる。深城の悪戯のレパートリーは沢山ある。



 飲み終わった後、水族館の中に入る。

 屋外は勿論寒いが、屋内は多少暖房が効いていた。それに歩いているうちに体は温まってきた。


 入ってすぐの魚類の巨大な水槽が目に止まる。

「すごーい!」

 静乃さんは初めて見たかのように、水槽のガラスまで駆け寄る。


「ほんとだ……マグロが沢山」

「綺麗だな……」

 舞桜も夏輝も感動の声を漏らす。

「美味しそう……」

「み、深城さん?」


 僕は目を輝かせている深城に苦笑いをする。

「でもこのでかぱいも美味しそうだな」

 彼女の後ろに回った舞桜は、こそこそと深城の胸に手を伸ばす。


「こんな手が震えてたら焦げちゃうんじゃない?十二位さん」

「うぐぅ……」

 舞桜は年下の深城に手を出すのは気が引けて、いつも寸前で諦めてしまう。


『もみっ』

「にゃわっ!?」

 舞桜は試しにという感じで、深城のおっぱいを触る。

(いつもやられてるもんね……)

 それにしてもぽよんぽよんとなるのは心にも来るものがある。


「や、柔らかっ……!優都はいつもこんなのに抱き締められてるの?」

「そっ、そうなの……?」

 舞桜に続いて静乃さんも質問してくる。


「そうだけど……」

 二人は絶望に落ちる。

(というかなんで静乃さんまで……)

「お兄ちゃん!?」

 深城が言ったなという顔でこちらを見る。


「あたし達もっと積極的に行かなきゃだめ?」

「そうよね……奥手すぎるかもしれないわね」

 二人が何やら話している。


(奥手って今朝……)

「いや今朝……」

「えっち……」

 静乃さんは顔を赤くして答える。凄い可愛いかった。


「な、なに?今朝何があったんだ!?答えて!」

 僕は舞桜に肩を揺すられる。慌てて夏輝に振る。

「な、夏輝は気にしないよね?」


「あぁ、俺もあまり気にしないなぁ」

 夏輝の妹、七瀬ちゃんは背が小さく胸も……

(そりゃ気にしないよね……)

 というか水族館に来てまで胸の話……


「あっ、ヒトデ触れるって!」

 困った深城がヒトデコーナーへの通路へ逃げていく。



「わぁーぷにぷにぃ」

「ほんとね。ぶよぶよしててかわいい」

 二人がヒトデと戯れる中、舞桜と夏輝は何となく僕の後ろへ移動する。


「どした?」

「いや?」

「なにも?」

(子供かな?かわいい)


「ほら、怖くないよ」

 僕は二人をガラスの柵まで連れていく。

「やーあー!」

「ゲテモノはまじで……」

 なんとか手を触らせてみる。


「わっ……」

「あれ?意外とざらざらしてる。瓦みたい」

(か、瓦の感触って……?)

 舞桜は未だにあわあわ言っている。


 よく見ると舞桜の爪にはピンクのマニキュアが塗られている。

「やば、濡らしちゃまずかった?」

「そ、そうじゃなくて、手……」

 僕と彼女の手が触れている。

 意識をしだすと当たり前のことすら恥ずかしくなる。


「塗るの大変だった……気付いてくれてサンキュ」

 彼女は笑顔を取り戻して僕に頬笑む。

(な、なにこれ……めっちゃドキドキする)

「あのー俺の手……」

「あーごめん」

 謝ってすぐ夏輝の手を離す。

「素っ気なっ!」



「カニだぁ……」

 また深城が美味しそうに見つめている。

「足でっか……!」

 舞桜もその足の大きさに驚く。

「ほんとだ……大きい……」

 静乃さんも尊敬の眼差しをカニに向ける。


 夏輝の方をにやけながら見てみる。やはり顔が赤い。

「な、なんだよ……」

「いや、なんでも」


「わ……ピクッて動いた」

 静乃さんは更に無自覚で話す。

 舞桜と深城はいきなり振り返って、困った顔で見つめられる。

「ね、ねぇ?」

「お兄ちゃん?」

(連鎖するのはおかしいよ……)


「あ、あっちに爬虫類のコーナーがー」

「まじでっ!」

 深城がその話に飛び付く。中学の頃飼いたい飼いたい言ってたな。

 無理矢理話を反らす。でも静乃さんはまだカニに見惚れている。


「そんなすき?」

「う、うん……動いたの見たこと無いから」

(全部がそう聞こえるな……)

「でも確かに売ってるのしか」

「かにだけに?」

 夏輝が口を挟む。空気が硬直する。


「ま、待たせてごめんね。次いこ……」

 彼女は一人で深城の元を追う。夏輝の顔はみるみる元気を無くしていく。

「ぷぷっ」

「ぷっ」

「二人ともなんで今笑うんだよっ……!」


「いや?ぷふっ」

 思い出しても笑ってしまう。

「あー急にしょげたよな……ぷっ」

「急にね?ぷぷっ、ひゅーんって……!?」

 夏輝が恥ずかしがってるのか、俺と舞桜の手を重ね合わせる。


「ひにゃっ!?」

「ふぇ!?」

「お二人ともお幸せに~」

 夏輝は僕達の手を繋がせたまま、深城達の後を追う。


「その……置いてかれちゃう……から」

「うん……」

(あーめっちゃ恥ずかしい……)

「あ、温かいね」

「うん……」


「ヘビでかっ……!」

「ヤモリもすごい……!」

 二人は爬虫類にも夢中だ。

 流石に皆の前では恥ずかしいし手を離す。

「あっ……」

 舞桜の惜しそうなか細い声にギャップを感じる。


「うわっ、動いたぁ……ひぇっ、きもちわるっ」

 夏輝は爬虫類や昆虫の動きを見て怯えている。

「相変わらずだな……」


 舞桜がそう話すと、静乃さんは驚いていた。

「意外な弱点……」

「俺にだって弱点ぐ……」

 夏輝がそう言いかけた時、深城が背後から迫る。


「えいっ!こちょこちょ」

「ちょっ!深城!虫の前ではやめろってぇ……」

 舞桜の方を見るとビクッとしていた。そんな姿を見て、深城もにやけている。


「深城ちゃん?水族館の中で悪戯は……っ!?」

 なんと……注意した静乃さんは真っ正面からおっぱいを揉まれる。

『がしっ!もみもみ』

「こらぁ……やめぇ」

「隙ありだよ……!しずちゃん!」


「!?」

 僕達は舌を巻いて驚いている。

「鼻を伸ばすな……!」

『ゴン』

 僕達二人の頭に、舞桜の軽いチョップが落ちる。


「いてて……」

「だって、伸びないもんな……わぶっ!?」

「失礼なこと言ったのはこの口かぁ~」

「やべろっぺぇ!」

 舞桜が夏輝の頬を摘み、四方八方へと伸ばす。


「ふふっ」

 気付いてはいたけど、先程から静乃さんが何度も笑っている。

「来て良かった?楽しいでしょ?」

「うん……!ありがとう」

 心から嬉しそうに答えるので目頭が熱くなってしまう。


「お兄ちゃんうるっとしたね?」

 深城に僕の顔色を見抜かれる。

「し、してないし……」

「ふふっ」



 その次は水槽内に筒を通したエスカレーターを上る。

「わぁー!綺麗」

 舞桜も嬉しそうに目をキラキラさせている。


「すごい……!エイだぁ……」

 静乃さんもはしゃいでいる。

(連れてこれて良かった……)

「魚めっちゃいる。すげぇな……!」

「すごいね……!」


「あっ、サメだ」

「ど、どこどこ!?」

 静乃さんが僕の左に身を寄せて覗く。

『ぽにょっ』

(あぁ、胸が……おっぱいが当たってる)


『ぶにぃ』

 舞桜に右から頬をつねられる。

「あじょこだお……」

「わーほんとだぁ……!」


「サメ好きなの?」

「うん!ずっと見たかったの!」

 彼女に理由を聞いた舞桜も嬉しそうにしている。

(本当に連れてきて良かった……)


「そぼそぼ……」

 右頬が痛い。

「まだダメ」


 エスカレーターを上り切ると、そこは大きいサメのコーナーだった。

「わぁー!おっきい!」

 静乃さんは子供のようにはしゃいでいる。

「いつみてもでかいなぁ……」

「食べられちゃうかもよ?」

 深城は舞桜の後ろに隠れて怯えている。


「あらー怖いね~よしよし……ふぎゃっ!?」

「ちっぱいはこの為に取っておいたのさ……!」

(け、計算高い……!)


「一番でっかいサメじゃなくても、やっぱ迫力あるなぁ……」

「一番おっきいのはいないんだ?」

 夏輝がそう言うので、僕が安直に大きいのはいないのか聞いてみる。


「ホホジロザメは飼えないんだぞ」

「ホオジロザメは飼えないの」

 二人は声を合わせた後、目を合わせて火花を散らせる。

「オじゃなくてホだぞ」

「ホって書いてオって読んだだけだよ」


「く、詳しいなぁ……あっちに骨格標本あるよ」

「ほんと!?」

「まじか!?」

 二人は駆け出していく。


「まだまだ子供だな~」

 舞桜がそう言うのでもう一つ教えてあげる。

「ダイオウイカ……」

「まじで!?」

「舞桜ちゃん伝説とか神話好きだもんね」

 クラーケンとされていたからだろう。


 でもあれは骨格の案内じゃない……

「あれ?ちょっと待って。そういやこの前、日本でも飼育可能になったってニュース無かった?」

「あ、あったね」


 そうだ。数年前に海外では研究が進み、近くに海域で目撃されたダイオウイカの捕獲飼育が行われた。

 それは見事成功し、世界にもその飼育結果は持ち出された。


 そして一年前、日本も近くで発見されたダイオウイカの捕獲、飼育に成功したとニュースがあった。


 僕達は骨格を見終わった二人を連れて案内の先へ見に行った。


 そこは大きい部屋で辺り一面が暗く、地下まで続く大きすぎる水槽には薄いスポットライトが当てられている。

 そして濃い赤色の巨大なイカが現れる。目は黒く、皮がふにゃふにゃと動いている。


『おぉーー……!』

 他の観客も思わず声を漏らしている。

「すげぇな……」

「初めて見た……」

 夏輝に続いて静乃さんも驚いている。


「僕もだ……」

「ここだったんだぁ……いや?知ってたよ?」

 舞桜も驚くがかぶりを振る。でも確かにここを推したのは舞桜だ。

 だから寒いと言っても引き返すことはしなかった。


 深城は本当に怯えているのか、僕の後ろに隠れている。

「よしよし……」

「おっきすぎるのむりぃ……」

 爆弾を残した。深城は若干にやけている。

 そして静乃さんと舞桜に睨まれる。


「くわばらくわばら……」

 夏輝は苦笑いしながらこちらに怯えている。

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