四月中旬
卯月(4/14)
昨日一日、降り通しに降った雨のためか、草木の勢いがますます良い。何日かぶりに雑木林を歩くと
林縁に白い花を満開にして植わっているのは
昨日は風も強く吹いた。梅の木の下にビー玉ほどのまだ幼い梅の実が落ちている。季節がもう少し進めば、そばを通っただけで気づくほどの、甘く芳醇な香りを放つようになる。
夕陽のあたるなだらかな斜面に
早春の頃には
階段の脇に一際白い花を咲かせているのは
いろは
池の傍に植わっているのはまた別の
季節が進むにつれ、虫も増え、鳥たちが庭に降りる機会は減るだろう。あのよく新葉の繁った、風に吹かれるたびにわさわさと揺れる金木犀の中にでも、巣なりかけてくれると良いのだが。鳥には鳥の都合もある。我が儘は言えない。
散歩からの帰り道、行き掛けに落とした
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