初めての冒険の討伐①

 みことちゃんがいる屋敷へと戻る。扉を開けると?




 「おかえりなさいませ~まもるちゃん~」




 新婚中の妻が迎えるような可愛らしいエプロンで迎えてくれるが……




 「お風呂で洗いっこ?二人でラブラブ?それとももう始める……」




 「そうだね、四つ目のみことちゃんの久々の手料理を食べるで手を打つよ?」




 「うぅぅ…っ…まもるちゃんの意気地なし――」と頬をリスの様に膨らませて言ってきた。




 「ご飯を食べながら新しい初めてのクエスト取ってきたからご飯が終わったら狩りにいくよみことちゃん?」




 「クエスト?」




 「それって、何かのレシピで美味しい物?」




 「みことちゃん冒険者ギルドの事おもいだしてぇ!」




 「あ、あぁぁぁっれかぁぁぁぁっ!?」




 「思い出した!」




 「それでこれを見てと手に乗った茶色のクエストリストを見せる」




 「まもるちゃんこれって、美味しい動物なの?」




 「髪と牙は、使えるけど肉は、生臭くてとても食べれた物じゃないかな?」




 「気持ちは、おそうじ感覚で綺麗に狩りするてイメージかな?」




 「なるほど、僕も行くの?」




 「勿論だよ、頼まれていた武道系の武器一式作ったから装備は、みことちゃんの好きに作っていいよ?」




 「実は、もうあったり?」




 「ほら!」とみことちゃんが、武道家のコスチュームに着替えている。見た目は、どうもても猫の魔法少女みたいなかっこになっている。




 「俺の予想道理の服で良かったと武器は、肉球を最大級に本物に近い形のグローブ猫一式という武器を手渡す」




 「おぉぉぉ!」




 「僕可愛い――」とくるくる回転しながら俺の周りで踊るみことちゃん……




 「可愛いよとても、今からでもじゃれあいたいくらいの魅力を感じるけど?」




 「お預けね」




 さて、狩りの詳細を簡単に説明しながらみことちゃんの手料理を食べて、作戦を練る事にする。




 とりあえず、書庫に行きコボルトの情報で一番沸く場所がどこなのかを調べる為に、洗い物をしているみことちゃんの隙に、生息地を調べに書庫へと足を運ぶ。




 この屋敷から西側にある地層が多く知られた山があるらしく、昔は火山の爆発などが盛んだったと書かれている。鉱山としても有名な場所らしく鉱山を取りに来る者がいるが、周りがモンスターだらけな事とたまにコボルト王・コボルトロード等がいて、かなりの数のコボルトを引き連れている事があるらしい――昔その二種類が大きな都市で現れた際には、約五千人程の犠牲が出たと記録にしぐされている。




 このような歴史があった事により各東西南北には、コボルトが多くみられるようになったと伝えられている。その発祥の地が西側にある黄土山脈おうどさんみゃくと呼ばれる地帯らしい。




 そんな事が書かれていると言う事は、ここにいけばかなりのコボルトが狩れるようなきがしてきた。行き方の地図を頭に叩き込み準備をし始める。




 片道行くまでに、約三日ほどかかるので、外で泊まれるような素材をボックス内に詰める。基本的に、材料さえあれば俺が作れるので、はっきり言って旅自体の問題などは変な事が無い限りはたぶん問題筈だ。




 そして、着替えなども準備していざ黄土山脈へと旅経つのだった。

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