ギルド登録完了

 初めての登録て事で、普通なら実力的に、Dランク以上とれていると思われますが、初期状態の設定によりEランクからになります。直ぐに見合ったランクになると思いますが、今回はこれで我慢して下さい。




 別に問題ないです、登録出来ただけでいいので、ランクはおいおい上げて行くと思います。




 その口ぶりだと数日でランクがあがるように聞こえますが、気のせいでしょうか?




 そうですね、一例で上げるとたぶんですけど、今日これから狩りに行って来て、倒したモンスターを見せれば一気にあがるかもしれませんが、とうぶんは、レベルが高いからといってランクをあげなくていいです。せっかく冒険者になったので、最強のEランクで当分は居たいと思います。




 それってもしかして、Cランクくらいはいけると判断していいでしょうか?




 そうですね、判断はいいとおもいますけど、このままEでお願いします。あまり目立ちたくないので、取引は別の部屋にて個人的に行えると嬉しいかぎりです。




 もしかして、今それだけ見合う代物をお持ちとか?みせれるようでしたら、個別の部屋に案内しますけど?見せて頂けますか?




 いいですけど、そんなに珍しい物なんですかね?先ほど食亭に半分ほど売ってきたばかりですけど残りみます?




 ぜひ見せて下さい。こんごそれによって個人的に頼むかもしれませんが、ランク関係なく出来る所までをそれをみて判断致します。




 俺達は、個室へと呼ばれる。案内されるまま部屋に入り机の上に、例の肉を置く。




 「これは、ハニーベアの肉ですね、それもなんて希少ないい肉ですね」




 「先程この半分をお店の方にうりました」




 「おいくらくらいで?」




 「大体これくらいですね」




 「少し色をつけて買ってもらってますね」




 「確かに、珍しいのとレアなので、ハニーベアの肉は……」




 「これが狩れると言う事は、蜂系ももしかして狩りました?」




 「これですか?」




 「それです!」




 「これ結構個数があれば売って頂きたいのですが?」




 「大体何キロ位売ればいいですか?」




 「一トンあればいいですけど?」




 「二トンあるので、一.五トンうりますけど?」




 「十キロ当たり金貨一枚ですけどいいですか?」




 「金貨百五十枚て事ですね、いいですけどこれでこにおきます?」




 「こちらの袋に入れて頂ければ、はいりますので――」




 紺色の大袋が取り出される。この中に入るのか真面目に考えてしまうが、試しに入れるとぎりぎり入った。




 「確かに、これだけの倒せるレベルでしたらBランクくらい推薦したいですけど、Eランクがいいですよね?」




 「そうですね、このままで、もし個人的にの方でなら売らせて頂きますけど?」




 「それなら助かります」




 「それと一つ気になったのですが、この蜂に女王蜂いませんでしたか?」




 「家で、密作ろに飼ってますけど?」




 「密の栽培もしてるのでしたら、定期的に買わせて頂きますが……」




 「これは、ちょっと実験したい事あるので、それが落ち着いたら売らせて頂きます」




 「それでは、今回の冒険者登録は以上をもちまして終わりにします」




 「これから楽しい冒険者を――」




 売り物と商談が決まり、さっそくさっきの食堂に戻り一泊泊まってから家に帰るのだった。

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