これから始まる冒険
ギルドの登録へ
料理を堪能した俺達は、入り口の兵士から聞いていた冒険ギルドの場所までゆっくりと歩いていく。
二分くらいするとそれらしい大きな木の作りの立派な建物が見える。入口は重そうな扉で頑張って二人で開けようと話し一緒に扉の棒を握りゆっくりと開けていく。
ゆっくりと扉が開き何とか中へ入ると? 右側に扉が開いているのが見える。そして、俺達は、扉に紙が書いてある事に気づく……
力試しの扉と書かれており、今回の重さは、七千キログラムの重さです。現時点で二位になりますおめでとうございますと書かれている。
その横に、箱の様な物が置いてあり、星の形をした金色の彫刻が二個置かれている。俺は、自分の一個もう一個をみことちゃんに渡して、ギルドの登録に改めて向かうのだった。
そんな様子を遠くから見ていた者がいる。今日のシフトで居るギルド譲の狐の耳がピクピク動きながら俺達の様子を見ていた様だ。可愛い子達だな?迷子てわけないわよね、試しの扉から入ってきたくらいだし、何者かしら?
そんな気持ちを抱いて、待ち受けに来る間ずっと目で追う。
「すみません、お姉さんここでギルド登録したいですが?」
銀色の可愛い背の子が私に話しかけてくる。どうやら冒険者に登録しにきたようだ。後ろに居る金髪の子も可愛い子だった。
「二人って、君たちの事?」
「はい、そうです」
「確か本の内容を読む限り最高十歳からギルドの冒険者として認められると書かれた本を読みました」
「君たち幾つなの?」
「最近眠りから目が覚めて、寝ていた時間は、百年は過ぎてますね」
「十二歳の頃に、何か不明ですが、眠りについてからなので、寝ている時間をカウントしなければ十二歳になります」
「起きた時には、親共々居なかったので、何か理由があって私達は、眠っていたようです」
いつもの言葉を少し砕いた喋り方をする。それらしい歳に見られるための演技とも言える。
すると、お姉さんが水晶の様な物を持ってくる。
「この水晶を手に乗せながら名前を言うだけで、ギルドの登録は一応できますが、試験があるので、そちらも通れば、本日から正式に冒険者として名乗れます」
怪しく光る水晶を俺達は、見ている。基本的に、俺とみことちゃんには、解析も鑑定も見れない状態になっている。とりあえず、俺から手を水晶に乗せてみた。
水晶が、光々と輝きを増す。ギルド内が光の粒子によって支配されるほどの明かりが辺りに見える。
「ストップ手を離して」と言われて僕は、水晶から手を離す。
「えっと読み上げていいですか?」
「貴男達にしか聞こえない声で……」
「その前に、俺の連れも見てもらってから同時に聞きます」
みことちゃんも水晶に触れると、黄金の光々した光がでて消える――
時間的に、あまりギルド内に人が居なかったのが幸いしたのか、話しかけてくる人たちは、居なかった。
「それでは、改めて、まず君の名前は、ヒスイ・ヒョウで、種族は、吸血鬼だけで凄いのに、日の下を歩く
「確かに歳は、十二歳みたいね、寝ていた時間は加算しないから問題ないわ」とお姉さんが答える。
「続いて、後の子がルナ・マリアで、種族は、吸血鬼で同じて事ね二人とも」とお姉さんは、嬉しそうに言う。
「それで、試験てどのような事をするのですか?」
「このギルドにいる騎士と戦って勝ったり魔法の力があればそれによって見極めたりします」
「俺は、戦う方を選ぶので、相方は、魔法で見て下さい」
「解ったわそれじゃ~ギルドの裏の会場に向かうわね」と近くに居た違う受付嬢さんに話をかけて替ってもらい案内される。
「改めましてだけど、私の名前は、ヒメミヤ・アキと言います」
「もし、正式に貴方達が認められたら専属のギルド譲になります」
「これは、規定で情報が漏洩されないように、対策ですね」
「水晶で確認した者が、専属となって管理などや相談事など色々とお話を伺います」
「さて、説明は、正式に冒険者になってから続きを話しますね」
「こちら騎士のミカドさんです。この方から試験を受けて下さい」
でわとペコと頭を下げて、壁際にある傘付の机に移動して座って見守っている。
俺は、お願いしますと言って刀を握る。凄いとき澄まされたように、周りと一体化して相手を見る。
年齢は、聞いていたけど、ここまで周りに一体化して戦う冒険者は、出会った中でダントツ一番な子だな?
いつもなら手を抜いて戦うが、今回は、真面目にやるかと思えるほどの闘志が見えて来る。
その時、念話ねんわが飛んでくる――テストなのに本気で戦うですか?そんな小さな子達と?
どうやら向うから見ていたヒメミヤ受付嬢が言って来る。それほどの敵だと伝えると嬉しそうに、念話が切れる。
「さて、これからはじめるけど、何か質問はあるかな?」
「どれくらい傷をつけたら終ですか?」
「回復魔法が出来る者がギルドにいるので、出来れば全力でお願いしたい」
「解りました――」全力で力の全てを出せる限り出して見せます。
俺は、刀を鞘に納めて、居合斬りの準備をする。
そして、受付嬢のヒメミヤさんの声が聞こえる――初めて下さいと……
俺は、
騎士さんは、自分が斬られ居る事に気づいていないはず、多分僕が居た位置に残像が残っているからまさか斬られているとは、思ってもいなかったようだった。
ゴフゥと両膝をつきゆっくりと前かがみに倒れて行く所を僕が抑えて、次の試験の魔法使いますとみことちゃんを呼び回復魔法で治療する所を見せる。
みるみるうちに、傷が塞がり他にも傷があった個所も綺麗になっていく。
斬られた事に気づいて、急いでヒメミヤ受付嬢がかけつけてその様子を見ている。
何この子達強い上に、回復力も凄いわねこんなに可愛いのにと内心で言っている。
「俺は、試験が合格でしょうか?」と尋ねると問題なく合格ですと言われる。
ヒメミヤ受付嬢さんに、誤解の内容に、二人は、男の娘である事を伝えると、何故かお礼を言われる。何故だろう?
これで、正式な冒険者になった事で登録をする事になる。
「それでは、ようこそ冒険ギルドへ、担当のヒメミヤ・アキと申します。以後お二人の専属担当になります」
「ちなみに、私が専属人数ですが、貴方達をいれて丁度十人目になります」
「もし、私専属の先輩に会う事があったら学んで下さい」
それでは、ランクについて説明していきますね、と言う前に、ランク以上の敵が出た場合は、逃げるか倒すかして、必要と思われるのを剥ぎ取りして持って帰って来て下さい。
でわ始めに、下から順番にお話しさせていただきます。
Eランク 街の探し屋・雑用・消耗品・回復の材料などをクエストで受ける事ができます。
Dランク この街周辺にいるモンスターの討伐・消耗品・回復の材料などをクエストで受ける事ができます。
Cランク この周辺以外の森にいるモンスターの討伐・全体討伐と言ってモンスターの大群討伐とかも含まれます・消耗品・回復の材料などをクエストで受ける事ができます。
Cランクにもなれば出ているクエストまとめて受ける事ができるようになりますが、受けてから日にちが決まった物などは、期限まで倒さないと賠償金が発生します。およそクエストによってですが、最低でも銀貨十枚が最低ランクです。
お話が、途中から説明に変わりましたが続けます。
Bランク このレベルになると商人の用心棒・有名な人の用心棒ともう少し上の討伐部隊に参加できるクエストで受ける事ができます。
ちなみに、消耗品・回復の材料は、見かけたら取って置いて下さい。はじめと違って、クエストしなくても取って頂けたらきちんと課金いたします。
Aランク このレベルになると王族などの用心棒・周辺で危険とされたもんスター討伐・ダンジョン迷宮へ行く事ができてクエストとしても受けれる事ができます。
ここで出たダンジョン迷宮ですが、入り口にある扉を開けないと資格として通れないので、まずあそこから入り資格を取ったのちにダンジョン迷宮へ行ける鍵となります。
「ヒメミヤ受付嬢さん、一つ質問良いですか?」
「はい、なんなりと」
「俺達入口間違えてあの扉から入ってきたのですが、そして金色のこれを貰ったのですが、資格てこれですか?」
「え、それ二位の金の手形だけど、資格は問題ないけどよくそれが出たわね――」二人で時間をかけて開けたらその状況になりました。
「実技試験でも驚かされたけど、これを見るとある意味なっとくしちゃうわね、貴方たちは、強いという認識に、見た目と内容のギャップがあって、嬉しいわね私の専属に入ってもらえて――」と嬉しそうに話す。
さて、ここから次元がランク違って来るけど、慣れたら凄いわよ?
Sランク ダンジョン攻略者・王族の用心棒・危機の際の討伐係・商人からの依頼物を討伐などをクエストで受ける事ができます。
SSランク ダンジョン攻略者でありながら採掘者で、論文科であり、世界の理を本に纏めて、国に治める事が出来る者・名前付きのモンスターの討伐などをクエストで受ける事ができます。
SSS ランク ダンジョン攻略マスター称号を持つ攻略者・魔法に長けた論文を作る研究者・名前付きのモンスターを撃滅の攻略者・王族の依頼も受けれる者などがあります。ここまであがるとギルドからはクエストは、恐れ多くて出せないので、好きな冒険をしてお話など聞けたら嬉しいレベルです。
そんな訳で、これが説明となります。それと少し休憩をいれて次の話をしましょうと話しお茶会を始めるのだった。
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