三階の謎解き①

 膝枕をしていると、やっと目が覚めるみこと、う~~んと背伸びをしているが見た目は猫の様だった。




 そして、目が会うと「有難う膝枕」とみことから言われるが、改めて考えた途端大胆だったかなと少し反省するもまた何かあった時とかは良いと思うわと話す。




 服が乾くと、二人ともパジャマに着替えようか迷うが、俺は、二個目の謎解きに行きたい気持ちが強かったので、みことちゃんに作ってもらった私服を着て三階に出かける。




 みことちゃんがどこにいくのとか聞いてきたが、書庫の謎解きと言うと、ならいいや勉強系はと言って裁縫を始める。




 そんなみことちゃんを見送り三階へと進む前回一個クリアしたので、それを五芒星にカチリとはめ込んで、新しい部屋を探しに出かける事にする。




 扉の前に達手を触れると?動かない……どうやら、決まった扉しか開かないと言う事が解る。




 残りの扉も探しに行くと、最後の扉が開いた。中に入ると料理を作る様なキッチンが用意されている。また紙があるので、読んでみるとここに書かれている物を作りそこの人形の口に入れよと書かれている。




 作る物は、ケチャップ炒め包みごはんと書かれている。これは、オムライスの事を言ってるのか?材料もテーブルにあるしもしかしてこの世界には、オムライスなんてないのかもしれないと内心思いながら玉ねぎをみじん切りにして炒めながらオムライスのご飯を作っていく隣で、ふわふわ卵を作り終えて、ご飯を卵で包みフライパンを上手く振り完成する。勿論ソースは、オリジナルソースをかけて、口の開いた人形の中に入れてみる。勿論卵には、切り目を入れるとふわふわオムライスが完成されていた。




 すると少し時間が経つといきなり人形の口が動き出し喋り出す。これは、美味いなお題の材料を使っているのは、解っているのだが思って以上に素晴らしい味だった。




 俺は、人形にオムライスと言う食べ物だと伝えると満足そうに、消えて何もない部屋へと変わり、五芒星に必要な石が手に入る。どうやらこれがクリアな条件だったぽいが、何なんだろうこの屋敷の謎はと内心思ってしまう。




 一度黄金の扉に、石をはめに行き多分これだと思う扉を開けてみると開いたのだった。そこは、コトコトと煮込まれた甘い匂いが漂うが何の匂いかが解らない。そこでやっぱりあるのが内容が書かれた紙をみて次のイベントを行う為に読み上げる。




 ここにある甘い匂いがする物で、何か生き物に見える物へとこの甘味から作れと書かれている。




 昔読んだ飴の作り方を取り入れて、動物を作っていく――それに飽きたら虫とか他にも生き物を作っていくと?




 昔食べた屋台の飴細工を真似して、色々と作ってみる事にする。




 昔話に出るようなキャラとか当時流行った物とかを器用に作っていくと甘味が空っぽになるすると不思議な事に、箱が現れる。




 試しに箱を開けて、作った飴細工を入れて箱を閉じると、どこからか鍋蓋が現れて、甘味が入った鍋が消えて、石が現れる。




 今までを振り返ると何かを作ると言う事に繋がる。一個目がお風呂二個目がオムライス三個目が飴細工ときたら次も作る物なのかなと思いながら最後の扉へと向かうのだった。

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