屋敷を探検して三階にいってみよう【後編】

 さっきまで開かない扉が開く事が解り問題解決へと一つ目の扉へと足を運ぶ――そこは、ひんやりとした部屋で、床が腐っているのか真っ青な色をした床だった、試しに上を歩いてみると、全く落ちる気配がはしない事が解る。中央に、光った部分がある事が解る。そこを目指して歩くと何故か床が動き出して先へと進めない――




 これは何かしらの仕掛けがあるのだろうと、俺は、入り口以外の所をくまなく探し出すが、鍵ぽい物はないが、用具置き場が変な箇所に二個も設置されている事が解る。




 一個目の用具置きを開くと白い液体が入ったバケツとモップが置いてある。そして、もう一個の用具置きを開くと真っ赤な色の液体が置いてある。これを混ぜて使うのかそれぞれ文字を描いて進むのかが謎だが実験はしてみるものだと俺は思い試しに白い液体を真っ青な床にぶちまける――




 そして、それ以外とちょこちょこと真っ赤な液体をばらまき教室の角事に、五芒星を描いてみると不思議な事が起きる……青・赤・白が五芒星に吸収されて中央に三色の色が五芒星をなぞるかのように、中央に描かれると先ほどまでの床と違い中央に歩けることが解る。




 中央に行くと、中くらいの箱が置いてある。中身をみると宝石箱が一個入っている事が確認出来るが、中に何が入っているかは、謎かそれとも予想道理の物かが心配だが、開いてみる事にする。すると思った通り五角の形をした石が見つかる。




 これで、残り三個だと思いながら、作業を進める。二個目は、窓の謎を解き……そして、気づいた時には、最後の部屋まで来ている。




 最後の部屋に入ると謎解きが置いてある。この箱に、男性から生きる生命をここにささげよ、ただし館内を探検して居る者には、適合しないと書かれている。




 男性の生きる生命て、あれか!元が解ったのだが、これから戻ってみことから貰うのは、失礼じゃないかと思ってしまうがどうしても探検で解き明かしたい気持ちが優先になり急いで食卓へと静かに戻る――




 静かに戻ると、やはり食卓のテーブルで服作りをしているみことちゃんがいる。これは、絶対に俺の存在に気づかないだろうと思いながら霧になりながら、埃の様に近づいていくと?




 「あれ?」まもるちゃんらしき気配がするのだけど何故だろう?




 みことちゃんは、気配を感じてもそこにいるとは、思いもしないだろうと思いながらゆっくりと近づいて行く――今度は、叱られるだけじゃすまないだろうが、どうしても探検の続きと三階になにがあるかを見てみたいの好奇心が心から出てしまっている。




 「ん~~~」




 「やっぱり、まもるちゃんの匂いがするな――」僕は、技能を使って探してみるが何も反応が無くて、やっぱり気のせいと思った矢先に襲われた……




 「ごめね、みことちゃん、どうしても探検の材料とその先を見てみたいから少しの間べたべた出来なくなるのは寂しいけれどここは――」僕は、霧化を解除して、みことちゃんの背後を奪う……




 「ごめん、みことちゃん一瞬だけで貰っていくから――」と僕の唇を奪いながら舌を絡ませて、へんな味がする唾液と共に飲み込んだ。




 僕の意識は、そこでシャットダウンされる――




 「みことちゃんの勝ちでいいかごめんねこれを貰っていくね――」




 そんな声が耳元に聞こえるが、僕は意識を失う……そして、まもるちゃんは、生命に繋がる液体を美味い具合に採取して、僕をベットに寝かせてからまた二階へと戻る。




 俺は、少し罪悪感になりながらみことから液体を採取してくる。これも最後の扉をクリアするためのと内心思いながら、中央に書かれている文字の上に、筆があるので、先ほど採取した液体を流し込み筆で描きまくる――




 すると簡単にコトと音がして、机のなかに五角系の石がでてくる。




 俺は、急いでさっきの扉が或る部屋に向かい全部の石を嵌め込むと石が上に上がっていく――




 そして、そこには、三階へに繋がる階段がある。俺はゆっくりと階段を上ってくと、いきなり廊下の電気が一斉に付き始める。




 階段から正面を見て右側の端から探検してみる事になる。二階と違って鍵はかかっておらずゆっくりと扉は、開いていくとそこは、夢に見た脱衣所とガラスの扉を開けると入浴室が見つかる。




 かなり古い作りの様で、試しに水が流れるかを試したが何も出ず周りの壁とかもかなり汚れていた為か、俺の中で物作りとしての心がやどり一つ目の部屋で工事がはじまる。




 元にあった床等は、技能によって分解していきながら材料を作成するを繰り返す。二時間程かけたら立派な入浴室が出来上がった。




 それもかなりの広さのお風呂場が出来上がる。水は、確か本に載っていた場所に行って水を引いてここにつなげればいいかなと内心思ってしまう。お湯にするには、火が必要だが、その辺は、技能でちょこっと裏技を作って使って行こうと内心思いながら作業に没頭する。




 その後水源まで引いてからお湯を沸かす自動で、そとに太陽パネルを張って、電気代をまかないましょうと内心思いながら作っていく――太陽パネルは、昔住んでいた家にあったので、構造的には、問題なく終わらすことが出来る。




 これで、お風呂場の完成が見られる。続いて二個目の部屋を探検しようと思いきや、お腹が空いて目眩がする。どうやら力を使い過ぎたようだった。




 仕方がないので、食卓に何か軽い物でもと向かうと、中からとてもいい匂いがする。




 「貴男なににしますか?」




 「おふろ?」「ごはん?」「それとも着替え?」




 「ん?」




 「みことちゃん着替えて何?」




 「まもるちゃんも冗談上手くなったね!」




 「勝負の事忘れたの?」




 「俺の負けでいいやて、意識が失う中聞こえたよ!」




 「聞こえてたか~」




 「なら着替えでいいよ、汗かいてTシャツがグチャグチャに濡れて気持ち悪いから――」とまもるちゃんが言ってくる。




 「あ、そうだ!」




 「みことちゃん着替え持って、お風呂に入りに行こうよ!」




 「お風呂?」




 「探検した部屋に、お風呂があって立派に作り直したから温まってからみことちゃんの作った着るよ――」まもるちゃんからのそんなお誘いが来たのが何故か嬉しかった。




 僕は、喜んで作った服と下着類を持って、まもるちゃんの後を追う――すると二階に不思議な部屋があるのを見かけると?




 ここが隠し扉になってて、工夫しないと開けられなかったけど、さっき解いたから問題ないよ?




 そして、案内されるがままに脱衣所へと向かう――着いて、二人ともTシャツ一枚の為、真っ裸になり、ガラスの扉を開くと昔ながらの温泉がある。




 「さて、みことちゃんお風呂入って綺麗にしようね~」




 まもるちゃんからそんなお誘いをもらいながらお風呂場へと向かうのだった。

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