屋敷を探検して三階にいってみよう【前編】
みことちゃんと口喧嘩してしまった俺は、屋敷の中を調べる事にした……
さっき外に出た時に解った事だが、建物は三階ある事が解る。
俺達が目覚めた場所が一階にあたる場所で、料理類も一階にあり、そして、書庫は、二階にある。
そして、謎の三階を探しに、二階の建物内を探し始める。
階段は、二階までしかなく、他の場所にあるのかと思い各部屋を一個ずつ確認していく――
……ん~と考えながら部屋を開けて行く、書庫の部屋が一番に調べ始める。
よく映画やドラマにあるように、隠し扉の様な物があるのかと怪しいと思う所の本を取り出してみたり、本棚を動かしてみたりしたが、何かが起こる気配が全くしない。
ただ少し気になる事が、どこかでカチャリと音が聞こえたのは、確かだったが気にせず他の部屋も探しにいく――
全部探し終わると、解った事がある。
書庫があれ意外に、二ヵ所存在していることと実験室の様な物が二個あり、開かずの扉が五個あった。
書庫は、違う内容が置かれており、結構きになるタイトルとかもあったので、次の時間がある時に見に来ようと思った。
そして、さっきのように書庫を動かすとやはりどこからかカチャリと音がする。
実験室にいくと、何やら怪しい物が机の上にあったので、書かれている順番に、実験してみると五角の形をした石が一つの実験室に一個ずつ存在していて、二個獲得する。
他にも怪しい物を見ては、技能で修理していき、入った扉じゃない方から出るとカチャリと音が鳴る。
何だろうさっきから変な音が聞こえる。残り五部屋ももう一度開くかどうか確認しにいくと?
空かない扉が初めて見つけた場所の扉に、さっきまで無かった五角系の穴が開いている。
もしかしてこれをここにはめると?中で何かが動く音が聞こえてくる――
そして、扉が自動で開くと中は、いきなり明るくなる魔法らしき物で照らされる。
丸い机と椅子が置かれており、何やら紙とペンが置かれている。
俺は、椅子に座る前に、何かを椅子の上に乗せてみると何も反応しない事を確認してから座ってみた。
不思議な事は、先ほどの紙が真っ白だったのが、赤文字でメッセージが書かれている。
『『立ち去りなさい――』』と赤字で書かれた文字以外にも青の色で書かれた文字には、『『ここからが始まり――』』とも書かれている。
俺は、ペンを握ると黒いインクが自然机の上に落ちたのだった。
そして、インクが広がり、紙に浸み込んでいくと紙が真っ黒に染まっていく――
そして、新たに……新しい高級そうな紙が現れる。
汝迷える者達よ、この先は、踏み込みべからず……もし汝がここから先に行くのであれば、自身の血を持っているペンに垂らして、自分の名前を記入してみることなり――
俺は迷わずに血をペンに垂らして、ヒスイ・ヒョウと記入する。
すると壁が割れて、扉へとなる――扉の入り口にも五角の穴が開いている。
そこに、二個目ででたのを入れてみると?カチャリと音が鳴り石の扉が開かれる――
奥に進むと中央に、金色で書かれた五芒星の扉があり、一か所には、五角石が入っていて、他のヵ所は、埋まっておらず横にメッセージが書かれている。
この先に、進みし者よ、汝開かずの間を開きし者と認識し、そこからここにはめ込む石を見つけだすのじゃ……と内容を読んだとたんガチャと大きな音が聞こえる――
どうやら、開かずの扉が解除されたのだろう……
俺は、残りの謎を探しに行くのだった。
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