飴は、与えると大変な事に・・・

 僕は、意識を失っている。これは、遠い昔の記憶……




 ある日を境に、親族から同じ年の子が居る事を教えてもらえる。




 まだ僕が、先祖返りになる前のお話――




 お正月の集まりに、見た目は、普通の少年のような子が僕の目の前に来る――




 「お前が、親父達が言っていた、男の娘と評判の海野美琴うみのみことだな?」




 「そうですけど、あなたは、誰ですか?」




 「俺は、親族にあたる深翠守瑠しんせいまもるて言うだぜ!」




 「そうなんだ」




 「本当に、見た目だけなら男の娘て感じなのと声も女の子みたいな綺麗な声だな?」みことは……




 「僕が、どこが男の娘て言うんだよ!」




 「嫌だって、みことが着ているその服は、ゴシックロリータて言われるブランドの服だろう?」




 「知らないよ?」




 「今日は、これを着なさいてお母様に言われたから着てるだけだし、言ってる意味が僕的には、解らないかな?」




 「みことは、この屋敷から出た事ないのか?」




 「ないよ?」




 「なんで、出ないだ?」




 「う~~ん、身体が弱いのとお父様やお姉様やお母様に、出歩いちゃ駄目て言われてるから――」




 「同じ親族でも違いがあるんだな?」




 「ま、まもるちゃんは、僕と違う生活しているの?」




 「あぁ~、自由に狩りとか趣味を活かして楽しく生活してるけど?」




 「それより、まもるちゃんとかいいよ、まもるで――」




 「僕は、これが精一杯なのです!」




 「ん~~なら、俺もお前の事をみことちゃんて呼ぶよ、それだと同等だろう?」




 「言ってる意味は、難しいけど何となく心が温かい発言だったからこれからも宜しくね!」




 そして、二人は出会いそして、色々と知識や狩りで狩った物を料理などをしてくれた。




 そんなある日の夜お風呂に浸かっていると?




 うっかりお風呂で寝てしまう――




 あまりにも長く出てこなかった事から親達が心配して、入浴所に駆け込んでくる音が聞こえたがその後の記憶がない――」




 気づいた頃には、監獄の様な檻に似た作りの部屋のベットに寝かされていた――




 そこには、手紙で一言書いてある。




 「百五チャンネルをかけてみろ」と紙に書かれている。




 僕は、テレビのチャンネルをその書かれている数字に合わせると、親達が映し出された……




 「お、やっと目が覚めたか?」




 「まさか、お前が先祖返りだとは、思いもしなかったよ?」




 「危うく大事に育ててしまう所だった」




 いつもニコニコしていた親達やお姉様までも見下すような目で僕を見ている――




 「えっと、僕が何かしましたか?」




 「お前が何したかじゃないんだよ?」




 「お前の身体が先祖返りをして、その姿に変わったんだよ!」




 「右側を向いて自分の顔を確かめてみろ?」




 「僕は、右側にある大きな鏡を見ると?」




 「何も映ってない――」




 「そっか、お前から見ると消えている様に見えるのか!」




 「そこにあるビデオ撮影を自分にあててみろよ?」




 僕は、自分をあてると見ていた画面に、綺麗な髪の女の子みたいな子が写っている――




 手を動かしたり回転をしたりすると同じ動きをする事が解る――




 「えぇぇぇ!」




 「これが僕ですか!」




 「そうだ、それが先祖返りの人間がなるとそう言う風になる」




 「そして、掟状先祖返りの者は、生きる世界から剥奪されて、地下深くの檻で一生過ごしていく事と先祖代々言われてきた事なんだよ?」




 「だからお前をそこに入れたが、後悔はしない――」




 僕は、苦笑いしながら膝からゆっくりと膝をつく――




 「そんな化け物を家で育てる訳にいかないから、今後の生活は、そこでしてもらうからな――」




 部屋中に、お父様の声が響き――




 画面は、消えて、チャンネルは、普通の番組へと変わる――




 「ここには、僕の好きなまもるちゃんが居ない――」




 親達よりも頭に浮かんだのが何故かまもるちゃんだった。




 一緒に寝たり、遊んだり、勉強したり日常が凄く充実した生活が出来ていたのもまもるちゃんが居てくれてたからだ……




 僕は、寂しくなり涙が止まらなくなる――




 数時間泣きつかれて、そのまま床に眠る――




 目覚めると何故かベットで眠っていたようだ……




 そして、右に向くと温もりを感じる――




 そして、そこには、逢いたかったまもるちゃんが気持ちよさそうに、寝息をたてて眠っている。




 まもるちゃんの布団の上に封筒が置かれている。




 僕は、それをゆっくりと開くと?




 中に手紙が入っていた――




 「みことちゃんをある日から居なくなったことに気づいて、親族にも聞いたらそんな子は、居ないと言われて、心配して探し回ってやっと見かけたと思えば檻に入れない事が解りどうすれば入れるかを禁書庫にある本をのぞいてみては、勉強して知識を得た時には、俺も先祖返りになっていたんだよ」




 「俺は、これでみことちゃんの所へと行けると思っていて、出会いをまっていたんだよ?」




 「そしたら先祖返りだと言って俺もここに来たわけだが、相変わらず男の娘してるだなみことちゃん?」




 「持ってこれた服と予備は、これに似たのしかないだよね……」




 「だったら裁縫でも学んで、自分で服を作ってみれば?」




 「あの一言で、僕は永遠の誓いがたてられた――」




 「僕ね、まもるちゃんの事が大好きなんだけど変かな?」




 「いや、俺もお前の事が好きだからこれから宜しくなと言って生活を始めて――」




 そんな記憶がフラッシュバックしてくる。




 ふと気が付くと、僕は、何も来ていない状態になっている――




 「お、やっと気が付いたか?」




 「あれ、まもるちゃんだよね、何してるの?」




 「昔読んだ本に、飴と鞭て書いてある本があってさ、放置したからある意味鞭かなと思って、今度は……」




 「みことちゃんに、飴を上げる事にしたのと、そろそろ限界がきたからみことちゃんで遊んでいる所かな?」




 不思議と下半身が寒さを感じるのと生暖かい物が、股にこびりついている――




 「お前が寝ている間に、三回ほど綺麗にしといたから?」




 「えっと、何を?」




 「下半身のこれをと手で掴み僕に見せる――」




 そして、飴を舐める様に、ゆっくりと上下に唾液を含ませながらゆっくりと舐める――




 何か知らないが、下半身が熱くなる――




 あれ、これ昔も体験したようなと記憶を辿ると……




 「ま、まもるちゃん!」




 「どうした、みことちゃん?」




 「さっきから手に持っているのって、僕の――」




 「僕のなんだよ、しっかり声にださないと聞こえないよ?」




 「それと若いと回復が早くて、何度でも出せるな?」




 「えっと、僕の……」




 「僕の?」




 「……手を――」




 「聞こえない、はっきりとお前の口から聞きたい?」




 「それとももう一度こっちのこれに聞いてみてもいいだよ――」




 しっかりと根元まで銜えられる――




 「だ、だからそこは……」




 声に、震えが混じるように、熱い吐息が漏れる――




 「お、お願いこれ以上されると駄目になる――」




 「何が駄目になるか聞いてみるからこれに?」




 こんどは、皮に舌を入れて――




 ゆっくりと剝かれていく――




 真っ赤になった僕の……が、見える……




 「みこと?」




 「いい加減俺に、身体預けて、お前の表情を見せてみろよ?」




 「えっと、さっきまでの何回かでも足りないて事?」




 「そうだな?」




 「メインとデザートだとするとデザートを先に頂いた気分かな?」




 「これからメインを頂くんだけど?」




 「この赤く腫れた物を俺の唾液に絡ませて、上下させながらお前のここも弄るから――」




 手が後ろに伸びる――




 「やばいこれ以上やられたら当分腰がたたなくなる――」




 「お願いだからまもる辞めて――」




 「ん~これが何かをいった数だけ言えたら終にするし、言えなければ続けるかな?」




 ここの先端に舌を入れて、上下にゆっくりと動かす――




 それだけで、さっきまで皮を被っていたよりも神経が近いぶん液体が沢山まもるの口の中にこぼれる――




 「どおする?」




 「このまま続けていくけど、体力持たないだろうと思って、これをお前に飲ませる――」




 口移しで、僕の口に何かの液体を流し込んでくる――




 あまりにもいきすぎて、身体の火照りと体の内部が言う事を聞かずに、何かの液体を飲み込んでしまう。




 「みことちゃんのこれたちぱなしだけど?」




 「そろそろ最初の言葉のちから始まる言葉をゆっくりと言ってみてよ?」




 「僕は、言わないよ絶対に!」




 「そっか~」




 俺は、みことの後ろに回り右手でたちぱなしの物を先端を軽くこすりながら耳を甘噛みしていく――




 「はぁぁっ!」




 「それは、だめだよぉぉぉ!?」




 「う~~~ん」




 「もう少し大きくなりそうだな?」




 「えっ!」




 「何するつもりなの?」




 「これ以上すると壊れちゃうぅぅ~」




 俺は、みことが出した液体を集めてゆっくりとあなるへと流し込み指で、こりこりとマッサージするとさっきよりも反応が良くさらに少し大きくなり、ゆっくりと右手で上下に動かす――




 もちろんあなるの指は、マッサージを続けた状態を辞めないまま続ける――




 「おねぇがいぃぃこのまぁぁじゃっ!」




 「熱いのがでてきちゃう!」




 「みことちゃん?」




 「俺が簡単にこの状態で、いかすと思うか?」




 「!?」




 ビクと動く瞬間根元を強く握ると、ビクビクが強くなるも何も出ない――




 「なまごろしだぉぉ――」




 そして、左手のべたべた手で、先端をゆっくりと撫でていく――




 みことちゃんは、声にならない声を出すも一生懸命我慢をするが……




 耳元を甘噛みしながら――




 「言っちゃえよ?」




 「み こ と !」




 「ぼ、僕のちんぽを――」




 「お願い出させて、気が変になる――」




 「耳の中に舌を入れてから囁く様に、良く言えたと根元の力を抜くと――」




 『ドクン ドクン』と精液がかなりの量が出る――




 そして、僕は、意識を失った……




 「みことちゃん上出来今回は、これで終わりにしてあげるね――」




 そんな声が耳元に響く意識を失いそのまま眠りへと落ちる――




 「さてと、この辺を綺麗にして、ご飯でもつくってくるかな?」




 みことちゃんの喘ぐ声と言葉を言わせた事に満足して、厨房へと足を運ぶのだった。

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