帰ってきたらベットが大変な事に!
結構出かけてからかなり時間が経っている。それも書庫の時間を合わせると六時間以上は、経過しているみことちゃんの事本気で忘れてたけどどうなっただろうか?
ベットの部屋に戻るにつれて甘酸っぱい匂いがする。
ベットに近づくと、みことちゃんの周りは、少し濁った液体でずぶ濡れ状態になっている。
軽く触ってみると粘々としているが、匂いはこれからはしない――
みことちゃんの身体から染み出た匂いの様だ……
取りあえず綺麗にしようと魔法をかけて全体を綺麗にする。
そして、みことちゃんに触れたとたん!
「ま、まもるちゃん助けて――」
「え、どうしたのみことちゃん?」
「まもるちゃんに噛まれたあと身体の疼きが止まらなくて、一瞬気を失ったんだけど目覚めた時には、ベットと僕が濡れていてどうしてこうなったかが記憶にないの!」
「なるほど、それは、実験してみたいかな?」
「あれ?」
「まもるちゃんの顔が凄い爽やかに見えるだけど、後には小悪魔的な物も見える――」
「さてとまず動きを封じるのに、ブラッドチェインを発動させて両手を結ぶ――」
「まもるちゃんこれは、何をするのかな?」
「あ、これ?」
「実験したい事があるのと何か心にわだかまりがあるから取りあえずごめんとだけ言っておくね」
「ごめん、みことちゃん実験に付き合ってね!」
「技能で、何かに変身すれば抜けれるはず!」
「何言ってるの?」
「み こ と ちゃん?」
「血の契約てあるの覚えてない?」
「あ、まさか!」
「ごめんね、そんなに濡れているみことちゃんを見ていて流石に、終わりて事は出来ないだよね?」
「今まで勉強したり、狩りしたりしてたから頭と身体は、十分に運動したけど、それだけじゃまだデザート的な物がね足りないだよ?」
「まもるちゃん?」
「正気に、戻ろう――」
「僕は、凄く今疲れているからさすがに、受け止められないよ!」
「大丈夫」
「前にも言ったけど?」
「最初だけだから、後は勝手に……」
「なれるから――」
「今の部分聞き取れなかったけど!?」
「まさか、昔のあれをやるんじゃないよね?」
「俺達は、生まれたての小鹿みたいなものだよ?」
「みことちゃん何を言っているの?」
「まもるちゃんの目が凄く怖い!」
「大丈夫最初は、ゆっくりと――」
「だから問題ないよ?」
「ま、まもるちゃんそれ以上近づくと、ひたかむよ?」
「残念だね、みことちゃん――」
「あれ、上手く舌が噛めない!」
「血 の 契 約」
「自分を傷つける行為は、一切出来ないと脳内に浮かぶ――」
「それじゃ~」
「久々に、本気で飴を与えてあげるから好きなだけ……てね――」
「声が上手く聞こえないまま軽く意識を僕は失ったのだった……」
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