目覚めは、kissから―
目が覚めると、まもるちゃんの腕の中で熟睡して眠っていた――
まもるちゃんは、やはり朝は苦手の様子は、転生前と変わらない。
大抵の事をしても目が覚めないから楽しいけど一人喜びになるので寂しい事になる。
昨日のキスがどうしても頭から離れないからとりあえず納得いくキスを極めてみようと思い覆いかぶさる。
胸の部分に耳を当てると心臓の音が聞こえる――
ドクン ドクン ドクン
昔キスマークをまもるちゃんにつけたらえらく怒られた事があった。
主従関係は、俺が上で僕がしたのだからつけるなら俺がつけると言って、身体にキスマークだらけになった時は、一週間誰とも会わず部屋に閉じこもって居た気がする。
そんな事があってからは、僕にだけまもるちゃんは、俺の物と言わんばかりにキスマークをつけてくる。
さて、眠っているまもるちゃんの唇にそっと口を重ねてみる。
少しひんやりとした唇の感触が味わえる。
そのままゆっくりと舌を入れていきながら――
まもるちゃんの唾液を少しずつ吸い上げる。
まもるちゃんが僕の唾液を飲むと甘いと言う様に、まもるちゃんの唾液は、濃厚な蜜の味がする。
元々身体から匂いが甘ったるい匂いを抑える為に、クリームを塗っている事があったが、昨日水浴びした事と転生した事で効果が消えている為かキスをしているだけで、その甘さにやられてしまいそうだ。
昔二人で出かけた際に、家政婦の人がついて来た時に、同じような匂いがしたはずなのに、家政婦の人は、そんな甘い匂いしませんよ?
そんな事を言われたがまもるちゃんは、その事を知っているみたいだが教えてくれないまま時を重ねてきた。
そんな事を考えながら舌を絡めて、唾液を増やし口に溜まった唾液をゆっくりとまもるちゃんに流し込むと咽込みなく喉がゴクゴクと唾液をゆっくり飲み始める。
親鳥がひな鳥に餌をあげるかのように、唾液を飲むまもるちゃん――
ふと気づき唇を離して、人差し指を入れると甘噛みされる。
噛み具合がとても良いなと思っていると?
急に牙で、プスと指先に刺さる。
「あれ、もしかして起きてる?」
僕は、声をかけると?
「起きてるから、指を口から出さないと大変な事になるぞ?」
まもるちゃんの目がそう言っている。
急いで、まもるちゃんの横に並んで何もなかったかのように、寝たふりをすると?
まもるちゃんの手が僕の首に絡めるように伸びる――
「み こ と ちゃん?」
「人が寝てるのを良い事に、何してるの!」
「せっかく作ったベットのシーツが唾液でべたべたなのと、せっかくのTシャツが濡れちゃってるけど?」
「あ、うん、ごめんなさい――」
「寝込み襲うのは、いつもの事だけど?」
「洗濯したりするのは、これから調べないといけないだよ?」
「大丈夫回復魔法で、こおすると綺麗になるよ?」
「あれ、汚れが無くなってる!」
「だからいつでも楽しく襲えるのと証拠隠滅が出来るよね!」
みことちゃんは、正直に言ってはならない事を言っている事に気づいていない――
「みことちゃん?」
「はい、まもるちゃん」
「これで反省してね――」
右の首筋に、俺は、歯をあてて血を吸う――
吸っては、舐めてを繰り返して――
唾液を首筋に血を吸うかわりに、唾液を含ませてねっとりと舐める――
すると、みことちゃんが身体が火照ったかのように、赤くなり息が荒くなる……
「何したのまもるちゃん?」
「身体が凄く焼ける様に熱いよ――」
「今回の罰だから、少しの間悶えていろ――」
俺は、みことちゃんをベットに置き去りにして、食べれそうな物を探しに行く――
「ま も る ちゃん――」
遠くからみことの喘ぐ声が聞こえるがとりあえず無視して、屋敷内を歩くのだった。
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