状況整理
「まもるちゃん?」
「どうしたのみことちゃん?」
「まもるちゃんの髪の毛お尻まで長いよ?」
「それと全裸だけど、これからお風呂にでも行くの?」
「いや俺も今さっき目覚めたばかりだか状況が解らないだよね――」
「そうなんだ~」
「僕は、てっきりいつもの癖でまもるちゃんが脱がせたのかと思ったよ!」
「いや、俺――」
「許可なく脱がせた覚えがないだが――」
「そんな事より何か布見つけてきてよ?」
「解ったこのまま話してても何か負けそうだから、探してくる――」
そんなまもるちゃんを棺桶から見送りながら自分の身体を触ってみる。
肌は白くて、髪もまもるちゃんと同じくらい長めで、きんぴかの髪になってる!
「あ、でも体系は、女性らしいが、やっぱりついているだなぁ~」
「またこれで、まもるちゃんのお嫁さんになれないや!」
「残念だな~」
そんな呟きをしているとまもるちゃんが戻って来る。
水色の大きめの布を持って近づいてくる。
「みことちゃんこれでいいの?」
「うん、それを貸して、簡単な服を作るから!」
何故か解らないが、作るぞと思うと糸と針がでてきて、てきぱきと縫い始める――
「う~~ん」
「完成だよ?」
「はい、これを着てよ?」
「同じ色だからペアルックみたいだけど?」
みことちゃんは、膝位ながいTシャツを縫ってくれる。
頭からかぶり早速着替える。
凄く軽くて動きやすいデザインに仕上がっている。
俺は、みことちゃんにお礼を言って、少し調べ事をしてくると言ってその場を離れる。
まもるちゃんに手を振りながら見送って、さっきから斜め右に点滅している光に指をあてる。
すると画面の様な物が映し出される。
「あれ、これってゲーム見たい」
僕は、そんな事を呟きながら一つ一つ丁寧に、確認していくと?
どうやら僕の名前は、違う名前と種族が違う事が解る。
確かに、まもるちゃんを見た時に、綺麗だなと思ってしまったが、よりこれを見る事で、現状が解ってくる。
すると、趣味としている物には、ポイントが振られている。
それ以外に、ポイントが200ポイント余っている。
ポイント近くにもランプらしき物が光っている。
軽く指で叩いてみると?
「やっとつながりましたね――」
どこかで聞いた事がある声が聞こえる。
「あ、確か……」
「ミョウガさんだったかな?」
「そうよ、貴男達を転生させたのが私よ!」
「あれ、もう一人の子はどこに?」
「屋敷を調べて来るて言って、今はいませんよ?」
「あなた頭の回転がよさそうだから簡単にポイントについて説明するわね」
そして、説明を受け始めるのだった。
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