第6話


とりあえず、状況把握と行こうか


赤髪の元気な女の子(みんな同い年だからね)

がマース、

青髪のちょっとクールな感じの子がエル

金髪の優しそうな顔をしている子がケリア

黒髪のちょっと怖め?の子がシノル

白髪のつんつんしてる子がアルセだそうな。


《ねぇねぇ!今日私たちとねるんでしょ?誰と寝るの??》


マースが言った瞬間、みんなの動きが止まった


「えっと、いや、あの.......僕なんかと一緒に寝るんですか?」


《当たり前だろ?どうやって寝る気だったんだ?》


「いや.......地べたで寝るのが普通だったので.......ベットなんか恐れ多いですよ」


あれ?僕不味い事言ったのかな?みんなの雰囲気が怖いんだけど.......


《ん、コハク。そいつの名前教えて。ちょっとお仕置きしてくる》


いやダメ!シバけない!てかしばかれちゃう逆に!


僕は必死に反論する。ダメだ、あんなヤツらに刃向かったら間違いなく殺される。竜族をも滅ぼせるのだ奴らは。これ以上の犠牲者を出したくない。


《まぁまぁ、コハクちゃんも困ってるじゃない。可哀想に》


そしてルマさんに抱きしめられる。おむね様の柔らかさ。素晴らしいです。


そんなこんなで俺はそのまま寝てしまった.......


【三人称視点】


夜中、コハクは目を覚ました。そして目の前には10この山が連なっている。


「ふぁーぁ、ん?何だこのお山は。ちょっと触ってみようかな」


ふにん。ふにふにふにん


「すごい。指が沈む。」


この時、コハクは気づいていなかったが、周りの触られた5人は起きていた。


(やばい、自分から触ってきた。嬉しいんだけど)


5人はそんなことを思っていたが、1つ重大なやらかしをしてしまった。


.......触られた時に、ケリアが触られた感触で感じてしまったらしく、静かにしなければならないのに起きてしまった。


《ふふっ、イケないコね。》


ケリアは、優しく声をかけたがコハクは


「ひぃ.......ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」


と、壊れたラジオのように謝り始めた。


「お願い、ぶたないで?痛いの.......嫌だ。ごめんなさい。人殺しでも何でもします。許してくださいごめんなさい。まだ殺さないでください。まだ僕は使えます。だから、見捨てないでください」


それは、今までやけに大人っぽかったコハクとはまた違った本来のコハクである。


彼は、小さい頃から酷い目にあっていてそれがトラウマになってしまっている。そのトラウマが蘇ったのであろう。さっきから泣いてばかりである、


《わかった。分かったから。とりあえず泣き止んでくれ》


《そうよ、コハクちゃんには泣いて欲しくないのよ。だから泣き止んで?こんなものだったらみんなの好きな時に触っていいから》


そんなことを言いながら、コハクを寝かし付けた5人は、ほかの竜族を起こしつつ、大広間で緊急の会議を開くのであった

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