第5話



僕がご飯を食べ終わり、宴が終了した。みんなそれぞれの部屋へ戻るようだ。


僕のいるここ竜谷は、ご飯を食べたりする多目的ホールを中心に、人間が住むようなたくさんの部屋がそこの周りを囲んでいて、円形状になっている。

そして、格の高いものは、部屋が大きくなっている。僕は今日からガルムさんの娘さんの部屋でお世話になるらしい。


「というかガルムさん。他の方々の紹介ってして頂いてもいいですか?誰が誰なのかよくわかりません。」


《ん?おぉ、そういえば忘れていたな。まずだ、わしが聖堕天竜のガルム。そしてわしの妻の同じく、聖堕天竜のルマ。そしてワシの娘は5人いるのだが、長女が赤髪ロングのマース、次女が青髪セミロングのエル、三女が金髪ショートのケリア、四女が黒髪ロングのシノル、五女が白髪セミロングのアルセである。みな、お主と同い年だが見た目は人族で言う成人した女性じゃな。そして、聖帝竜が3人で、ガリルとマーニとギースじゃ。五色天竜以下は.......まぁ後々教えよう。今言ったってわからんだろうからな》


ふむ、なるほど.......てかこれ、ハーレムってやつじゃない?え、怖い


「というか、皆さんに挨拶したいのですが.......」


《分かっておる。その事なら、わしの部屋に皆いるから、行くぞ。てかもう着いたぞ》


そこには、3メートルはありそうなドアがついた壁があった。


《お主も色々と大変だろうから、勝手に入っていいぞ》


やった。なんか部屋に入れる権利みたいなの貰えた!


そして、ドアを開けるとそこには、6人の女の人がいた。


「はじめまし.......うわぁ!」


僕がなんでこんな声を上げたかと言うと、部屋のドアを開けた瞬間、5人が吹っ飛んできたからである。


《あなたがコハク!?可愛い!ハムハムしたい!》


《やだ!コハクは私のもの!お姉ちゃんは下がってて!》


《あらあらまぁまぁ》


いや、お姉さん方?嬉しいのはわかります。てか僕も嬉しいですこんなに歓迎してもらえて。でも、苦しい.......息が.......てか奥であらあらまぁまぁって言ってる綺麗な方!助けておくだされ!


《お主も大変じゃな。ハッハッハ》


いや、ハッハッハじゃないよ!ガルムさん泣きますよ!


そんなこんなでこれからの家族と合流しました

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