第4話 オコまつり

愛ゆえに人は苦しまねばならぬという言葉がある

彼氏彼女となった私達恋人には避けられないものがあるそう喧嘩である。


ケース1


えりこ家に帰宅

屋久島えりこ「あーせいやきてたんだ。またゲームセンターいってたの」

山田せいや「最近仕事帰りにお前家近所のゲーセンに行くのが俺の日課ですからな」

屋久島えりこ「どうつよいやつに会えてる」

山田せいや「会えてないですな、それはもう豪指せいや格ゲーでは全戦全勝ですよ」

屋久島えりこ「それは楽しそうで……てっお前それ何読んでる」

山田せいや「あそこの机に置いてあってちょうど読みたかったから読んでるぜ」

屋久島えりこ「何してくれんだこのうすらトンカチ」

山田せいや「えっなんかおれした」

屋久島えりこ「しとるは現在進行形で」

山田せいや「はっわかねーよ未確認で進行形だわ」

屋久島えりこ「お前な私が買っといた漫画を先に読みやがって」

山田せいや「くだらんなおい」

屋久島えりこ「くだらなくありません屋久島法律第8条では買った人がそれを一番に読む権利があるんです」

山田せいや「かっーーそんな変なポリシー持ってるからいつまでたっても彼氏できないんだよ」

屋久島えりこ「彼氏ならいるもん」

山田せいや「はーーーんなら連れて来いやこのど三流がーーー」


「あーおれか」


なんか変な空気になり喧嘩終了


ケース2

山田せいや「おいえりこ今週の将来的にほむえホムカ最高だったよな」

屋久島えりこ「うーんそうだね」

山田せいや「まどちゃんときゅくんが付き合うとはまじ神展開。えりこもそう思うよな」

屋久島えりこ「うーんそうだね」

山田せいや「うん元気ないえりこ。もしかして知らない人にげろしゃぶってあなだ付けられたのか」

屋久島えりこ「うんなわけねーーだろ」

山田せいや「えっ」

屋久島えりこ「ほむえホムカは百合漫画なんだよ。なんで男女カップル誕生するんだよクソか」

山田せいや「えっ百合漫画かあれ。女性の友情をえが」

屋久島えりこ「なにいってんだ100万人が漫百合漫画っいうわわばーーか」

「てかよ私の嫁であるほむちゃんがまどちゃんとくっ付かないといけないんだよ」

山田せいや「展開的に無理があるって」

屋久島えりこ「ないないない私の嫁は幸せにならないといけないんだ」


怒りに怒りまくったえりこちゃんに家を追い出されたせいやくん。翌週まどちゃんがきゅうくんを振ってえりこちゃんご機嫌になってせいやくんと仲良し聖地巡礼デート決行


ケース3

山田せいや「俺の方が漫画が好き」

屋久島えりこ「いや私の方が漫画すき」

山田せいや「俺漫画500冊持っるし漫画毎日1時間は読むし」

屋久島えりこ「ちっちぇぇなー私は漫画ありすぎて家の二階底抜けたし48時間連続で漫画読んでぶったおれたこと8回あるし」

「てかせいやさんあなた漫画家の先生に、ファンレター送ったことある」

山田せいや「ないけど」

屋久島えりこ「私は贈りすぎてあとちょっとで裁判沙汰になりそうになったぐらいよ」

山田せいや「あれはお前が推しが死んだかって言ってナイフ型のチョコレートと次はお前だっていう手紙が同封されたサイコパスプレゼンを送りつけたからだろうが」

屋久島えりこ

「若気の至りよ。てか最近せいやって私を切れさしてばかり時には喜ばせてよサプライズプレゼントとかさ」

山田せいや

「じゃこれがサプライズプレゼントだ」

屋久島えりこ

「えっあるのてかこれゲーセン限定の超プレアムほむちゃんフィギュアもしかして最近ゲーセンに行ってたのって」

山田せいや「あ、お前にこれをプレゼントするためよ」

屋久島えりこ「うーーーんせいやは私の嫁」


こうやって喧嘩は終わっていく













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オタクな2人 傘井 @ogiuetika

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