第2話 それでも恋は町で廻りだす

屋久島えりこ「私は最近オタク友達であるせいやの恋人になった。 

       今日はそのせいやとの初めてのデートである」


屋久島えりこ「お待たせ。なんか緊張するねー」

山田せいや「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアハハハハーッ」

屋久島えりこ「あーそれ元ネタ奇妙な漫画だよね。あってからオタク節全開だなおい」

山田せいや「初めてのデートだし、全力で取り組まないとな」

屋久島えりこ「全力での取り組み方間違えてるぞ。で、どこいくの」

山田せいや「漫画の新刊買いに行くに決まってんだろ」

屋久島えりこ「ひょとしてギャグでいってるのか」

山田せいや「すげー真面目ですけど何か」

屋久島えりこ「お前いっとくけど今回私人生はじめてのデートなんですけど」

山田せいや「えっ別によくね?彼氏と漫画買いに行くとか楽しいだろうよ」

屋久島えりこ「よくないよ。てかあんたと漫画買いにいくなんて、もう何万回

とやってるだろう」

山田せいや「まあそうだけど。ならどがいいんだよ」

屋久島えりこ「えっそういわれると困るな」

山田せいや「好き勝手いいやがってどうすんだよ」

屋久島えりこ「分かったじゃ私が好きな漫画キャラが行ったデートを実際に私達でやるってのはどうよ」

山田せいや「オオー!それ俺ららしくていいかも」

屋久島えりこ「でしょー。じゃちょっといいデート方法ないか漫画読んで探すので、一旦家に帰ります。」

山田せいや「なん・・・だと」


二時間後


山田せいや「どうだーいいデート方法はあったか」

屋久島えりこ「それがね探しながら気づいたんだけど、私あまり恋愛物もってなかったハハ」

山田せいや「お前バカなの」

屋久島えりこ「すいません。でもね日常系でいいのあったよ」

山田せいや「変なのだったらおまえの事げろしゃぶって呼ぶからな」

屋久島せいこ「それすごいいやだな。まあいい言うぞ」

      「学生二人が登校中バスで寝過ごして遠くに行っちゃってそのまま二人で学校サボって、手を繋いでデートするの。どうキュンキュンするでしょ」

山田せいや「あーそれ好きだけど、俺ら学生じゃないじゃん」

屋久島えりこ「そうでした」

山田せいや「まあ手を繋いで漫画は買いにいけるかな」

屋久島えりこ「最後に初めてのチューしてくれるならいいよ」

山田せいや「げろしゃぶのくせに意見しやがって。まあ賛成だけどよ」

屋久島えりこ「今私は最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアハハハハーッ」


この後デートに行ってバスで乗り過ごして、手を繋ぐどころか大喧嘩するのはまた別の話である


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