第八章

第八章

「社長。たぶらかしですよ。あんなの。きっとあんなすごいセリフ、波布の書いた脚本に入っていたに違いありません。あんな風に、若い女たちが、社長を言い負かせるはずはないじゃありませんか。どうか、あんなやり方に、だまされないようにしてください。」

沼袋さんは、がっくりと肩を落として、社長室へ戻っていく晴を励ましたが、

「ううん、少なくとも、男である波布に、ああいうセリフは作れないわ。あれは女でなければできない。私、直観的にわかったの。」

晴は大きなため息をついた。

「あんなセリフ、きっと脚本じゃなくて、自発的に出てきたんだと思うわ。そういうことよ。」

確かに、女であれば、そう思うかもしない。あれだけは、本当の気持ちとして、出てきたのだと分かるかもしれなかった。

「まあ確かにねえ。時代のせいといえばそうなのかもしれないですけど。」

「ううん、あれは、いつの時代も同じよ。」

「あれって何ですか?」

「あの人たちの最後の言葉。」

「はあ?」

「もう一度、復唱してごらんなさい。たぶん独身男にはわからないわよ。」

「あ、はい。あの、私たちは子供たちを育てるのに必死です。社長のころのように、代理で子育てを誰かがやってくれるという時代ではなくなりました。私たちは、一から十まで、子育てを一人でしなければなりません。これは、文字通り、波布が描いた脚本ではないですか?」

「違うわよ。一番最後に言っていたあのセリフよ。」

「社長さんが、息子さんを愛していらっしゃるように、私たちも子供たちを愛しています。これですか?」

「そう。今回はあたしたちの負け。潔く撤退して、波布の要求を聞きましょう。」

「社長も年を取りましたなあ。若いころはもっと強かったのに。それよりも、女といいますのもは、愛とか心とかそういう言葉には、ことごとく弱いんですねえ。」

「男も女も関係ない。それに勝るものはないんだから。今回は負けよ!」

がっかりしているのは確かだが、同時にすがすがしそうな笑顔を見せる晴であった。

同時に沼袋さんは、女もああして堂々と発言する、怖い時代になったんだなあと思った。


一方、今日も八重垣さんと打ち合わせをして、松岡の店舗兼自宅に、ジョチが戻ってきた。

外へ出れば、理事長として名を馳せることができるが、店の中では経営権のほとんどを弟のチャガタイが持っている。そうなると、自身のやることは何もなく、かえって不用品になってしまっているような気がする。

運転していた小園さんに礼を言って、ジョチは店内に入った。

「えー、なんで?あと二時間も待つのかよ。せめてさあ、もう一台くらい車いす用タクシーを用意しておこうよ。なんでえ?もう、タクシーが少なすぎるなあ。だってさあ、すでに焼き肉屋さんでご飯を食べて、また二時間待っていろって、何を考えているのかよ。」

いきなり店の客席から、聞き覚えのあるでかい声が聞こえてくる。たぶん杉三が、来店したのだと、すぐにわかった。

「バーカ。無責任なこと言うな。そこで待たせてもらえなんて、何言うとるんよ。お宅以外、車いす用をたくさん用意してくれている、タクシー会社なんてないんだから、ほかを探せなんて、無茶な発言すんなよ。」

「どうしたんですか?」

ジョチは、レジ打ちをしていた、君子さんにそっと訪ねた。

「いいえ、杉ちゃん、うちで焼き肉を召し上がって、タクシーで帰るというので、私が電話したんですけどね、ほら、今日は富士市の秋祭りの日でしょ。車いす用のタクシーもそれに駆り出されちゃって、みんな稼働してしまって、こっちへ来るのに、長時間待たなきゃならないようなんです。」

「杉ちゃん、気にしないでいいよ。二時間程度長居をするなんて、うちの店ではざらにあるから。今日は特にお団体様も来ないから、気にしないでそこで待ってな。うちは、サービス料を取るほどの、高級な店でもないから、大いに長居をしてくれて結構だよ。」

個室席の一角で、チャガタイがそういっていた。

「でもさあ、さすがにほかのお客さんたちも、来るんだから、あんまり長居をしたら迷惑にならないかなあ?」

「いいよ、杉ちゃん、うちの店は、時間制限は特にないし、延長料金も取らないよ。」

ジョチは、君子さんに礼を言い、声のする個室席のほうへ行った。

「杉ちゃんこんにちは。」

障子を開けると、杉三が、店主のチャガタイと、テーブルに座っていた。たぶんメニューが読めないために、チャガタイがそばについていたのだろう。この店では、そういう読み書きができない客が来店するのは珍しいことではなかったので、店主のチャガタイがつきっきりで客の手伝いをするのは当たり前である。それに対してサービス料が発生することもない。

「おう、ジョチ!久しぶりだなあ。ずいぶん忙しいようだけど、元気しているかい?黄色い鼻水はたらしていないかい?」

「まあ、黄色い鼻水は、止まらないことはありませんね。杉ちゃんこそ、お元気ですか?」

「うん、馬鹿は風邪なんかひかないからな。いつでも元気なまんまだよ。でもさあ、みんな忙しくなっちゃってさあ。僕は暇人になっちゃった。だから、つまんなくて、こうして店に来てるわけ。今日は、焼肉定食を食べて、さあ帰ろうとタクシー会社に電話をしてもらったんだが、今日にかぎって、タクシーが全部出ちゃって、こっちへ来るのに、二時間待てというんだよ。ほかになかなか待つ場所もないだろ。だから今困ってたわけ。」

「あ、そうですね。近隣にドトールでもあれば、そこで待たせてもらえるんですが、富士には一軒もないですからねえ。お団体様の予約はないといっても、今日はお祭りですから、たぶん、お祭り見物の後に、焼き肉を食べようとやってくる、お客さんも少なくないでしょう。わかりました。じゃあ、僕の書斎で待っててもらえますか。」

「あ、本当?じゃあ、お言葉に甘えてそうしようかなあ。だって、僕がいつまでも長居してたら、焼き肉を食べたいお客さんが、悲しむもんね。店の儲けにもならないし。」

「兄ちゃん悪いねえ。兄ちゃんは、あんまり儲けがどうのということは口にしてはいけないといっていたが、杉ちゃん、堂々と口にして。」

チャガタイが、申し訳なさそうに言った。

「いいえ、かまいません。僕が書斎に連れていきますから。二人とも、今日はお客さんがたくさん来るでしょうから、今まで以上にやってくださいよ。」

「わかったよ。兄ちゃんがそういう発言するとは珍しいねえ。今までは、いつもと同じばっかり言ってたのにねえ。」

ジョチは杉三を連れて、店舗部分を出て、その奥にある、自身の書斎へ杉三を連れて行った。


「ま、何もない部屋ですけど、どうぞくつろいでくださいませ。」

ジョチは、机の前に置いてある、椅子に座った。

「ああ、悪いねえ。何もないっていうけど、珍しいものがいっぱいあって、面白いよ。それにしても勉強家だねえ。書物がいっぱい。漢字ばっかり。なんかわけのわからない文字の本まである。」

確かに、机の上には、中国語やロシア語で書かれた本が大量に置かれていた。

「まあ、中国とかロシアなんかの文学者が書いたものが多いですけどね。」

「へえ。辺鄙な国が好きなんだねえ。だけどさあ、久しぶりに世間話ができて、うれしいなあ。だって、最近は、蘭も作戦会議だって、母ちゃんの会社に通い詰めてるし、水穂さんは、容体がいつまでたっても安定しなくて、ブッチャーと恵子さんに看病してもらっているし、由紀子さんは駅員業務で忙しいし、もう、みんな誰も僕の所へ寄り付かないのよ。寂しくて、たまらんなあ。」

「そうですか。じゃあ、訪問介護のヘルパーさんでもお願いしたらどうですか。」

そういうと、杉三はちょっと考えて、こういうのだった。

「うーん、そういうのは嫌だなあ。なんか当り前のことを商売にするってのは、好きじゃないのよ。何でも契約書交わして、お金儲けにしちゃうってのは、ちょっと、なんかずれてるっていうか、苦手なんだよねえ。」

「だけど、困るでしょう。現実問題、あなたは歩けないわけですから、いろんなところで手伝ってもらわなければならないのですから、だれか手配しないと。」

「そうだねえ。まあ、確かにそうだ。でも、金儲けのために手伝ってくれる人って、大体やる気がないことが多いから嫌なんだよ。中には、手伝いたいんじゃなくて、金儲けしたいっていう気持ちが見え見えの人もいるしね。それじゃあ、僕らは、金儲けのための道具なのかよって、怒ってやりたい気もするよねえ。」

「そうですね。確かに病院なんかは、その典型例かもしれないですね。本来、そういうことはやってはいけないのですが、最近はどうも、それも破られつつあります。」

「だろ。だからさ、嫌なんだよ。まあ、みんながいない間、確かに寂しいけどさあ、いつか必ず、元に戻るだろうなって思うから、待っててやることにしてるのさ。」

杉三はにこりと笑った。

「でも、その間の生活というのは、多かれ少なかれ、不便さを強いられることは疑いないわけですから、単なる友人関係に頼るのは、難しいのではないでしょうか。それなら、初めから契約を取り交わして、いつでもどこでも援助を受けられるようにしておいたほうが良いのでは?」

「うーん、そうかなあ?まあ確かにこっちは不便だな。でも、その不便さを利用して、新たな関係を獲得してさ、また違う展開を持ってこれることもある。こっちが、逆に相手の心配をして、入れ知恵してやれば、相手側の問題が解決することもある。だから、契約を交わして、いつでも同じってのは好きじゃないね。」

「でも、それじゃあ、安定した生活を得るのは難しいでしょう。」

「安定なんてはじめっからないさ。台風とか大地震でも起きてみな。いっきにそんなものは持ってかれるさ。」

杉三はからかうように言った。

「まあ確かにそうかもしれませんね。しかし、契約書のほうが、すぐに相手を裏切ることができてしまう人間よりも、はるかに信用できますよ。人間がもし、相手を裏切りそうになった時、契約書をもう一回見せて、確認することもできますね。」

「うーんそうかなあ。でもさあ、契約書を取り交わす前に、信頼しあってから契約をするわけだから、あんまり効力を発揮しないんじゃないのかなあ。仮に確認ができて、契約をやり直しってことができてもさあ、それ以降の応対はぎくしゃくしてて、昔の様に戻るってことは、よほどのことがない限りないだろ?大体そうなるときは、関係が破綻するときだ。だから、契約書で結んだ関係は、あんまり役に立たないよ。」

「でも、友人というものは、契約書がないわけですし、そこに金銭が発生するわけでもないですから、成立するのも簡単ですが、別れることもすぐにできますよね。でも、契約書があれば、つまり雇用関係ですが、書面が残ってさえいれば、別れることは先ず難しくなるでしょう。ですから、友人関係より、雇用関係のほうが、はるかに効力を発揮することはできますよ。」

「いや、単なる経験不足だろ。君は、友人関係を結んだことがなく、雇用関係しか、したことがないから、どっちが強いのか比べてないから、そういうことが言えるんだ。僕は、契約よりももっとすごいものをもたらすと信じてる。」

「いいえ、経験不足というか、そういうことを利用して、大きな損害をしたことがありますので、雇用関係のほうがすごいんだなと確信したんですよ。」

「へへん、波布と言われた男も、人間だもんな。もちろん、本物の波布だって、日本最強の毒蛇ではないって、青柳教授も言ってたぞ。」

「何を言っているのです?」

杉三の言葉に思わずちょっと語勢を強くしていった。

「ああ、無理しなくてもいいんだよ。僕、知ってるんだ。君の周りの関係は、すべて契約書でできている。弟のチャガタイも、ほかの従業員さんたちも、あと、君が買収した保育園の先生も。みんな契約書を交わして作っている。でもな、この世では契約書ではできない関係って物があるんだよ。なんだか知ってるか?それは、父ちゃんと母ちゃんだ。でもさ、君も辛かったよな。だって、君の父ちゃん、小さいうちに亡くなってるよな。で、母ちゃんは、店の後継者を作れとせかされて、契約書を交わし、従業員を代理の父ちゃんとして、お望み通り、後継者のチャガタイ、つまり、黄色い鼻水を垂らさない人間を作ることに成功した。悔しかっただろうな。だって、一人だけ部外者なんだもんなあ。まさしく、ジョチ、つまりよそ者というあだ名にふさわしい逸話だ。」

「まあ、確かにそうですね。それは感じましたよ。幸い再婚した義理の父は、そういう気持ちにならないように考慮してくれて、プラモデル一つ買ってくるにしても、ひいきをしないように、気を付けていたようですが、かえって申し訳ないくらいでした。それに、誤って弟のプラモデルに手を出して、鼻水で汚してしまった時は、弟のほうが母に叱られて、さらに苦痛でした。」

「ほら見ろ。そういうことが積み重なってさ、君は、契約書しか信用しなくなってしまったんだよ。きっと、お母さんが自分を裏切ったとでも思ったんだろ。自分が黄色い鼻水たらたら垂らして、店の後継者になれないとわかったから、お母さんは、自分のことが要らないって確信したんだ。それさえできなかったんだから、契約書のほうが余程いいんだ、そう思ったんだろ。だから、全部のものが敵に見えちゃったんだよ。それに、黄色い鼻水垂らす人間は、行ってみれば実質的な商売道具にはならないと、お母さんに突き付けられて、辛かったんじゃないのか。店の手伝いだって、ほとんどできなかったんじゃないのかよ。」

「そうですね。確かにそうかもしれません。商売をしていると、どうしても能率主義になりますからね。役に立たない人間は排除というのは、ないわけでもないです。」

ジョチは少しばかりため息をついた。

「それにさ、なんでこの部屋にクラヴィコードがあるんだよ。不思議だあなと思ったが、クラヴィコードと、庭に生えている、リンゴの木しか味方がなかったということもわかった。なんか想像できるなあ。店に出れなくてほっぽらかしにされて、寂しさを紛らわせるためにクラヴィコードを弾き、何か食べたくなったら、リンゴを食べて過ごしていたんだなって。」

「ええ、まあそれは認めますよ。皆店が忙しすぎて、おやつを貰えなかったんです。だから、庭に生えていたリンゴを取って食べていました。弟は後継者となるために早くから店に出ましたが、僕はなれないといわれていたので、手伝いはできなかったんですよ。そのかわり、何か楽器演奏をさせろということは早くから言われたので、クラヴィコードの先生のもとへ習いに行きました。さすがに、体のこともあって、演奏家にはなれませんでしたけど、やりたいことを思いっきりやってみろと言われて、音楽学校への進学もしました。」

「へえ、音大なんて意外だなあ。どこへ行ったんだ?」

「あ、一応、東京藝術大学ですよ。と言っても、器楽科には行けず、楽理科に行きましたけど。」

「なるほど。やっぱり、曲の感情的な部分ではなく、理論的なところを習うところに行ったんだね。」

「まあそうですね。でも、あんまり楽しくありませんでした。本当はもうちょっと商売について勉強したくて、商学部への進学を希望していたんですが、店を継ぐわけではないんだから、無理をしなくていいなんて、変なこと言われるだけでしたしねえ。国立大学ですから、少なくとも自慢になれるよ、なんて言ってくれた人もいましたけど、何もうれしくありませんでした。だって、国立大学というのは、称号としては確かにいいかもしれませんが、僕からしてみれば、経費削減しか見えませんでしたからね。ちなみに弟は日本大学なんですよ。日大より藝大のほうが、はるかにすごいじゃないかって、周りのひとはいいますが、全くうれしくありません。」

「うん、確かにそうだ。藝大は、音楽大学の中では最高峰だが、それ以外では偏差値だって大して高くないし、自慢にはならないよね。それに、商売人としては何も実用的ではない。商売一色で生きていた家のなかで、一人だけクラヴィコードに打ち込めと言われても、なんだか、不用品であることを、突き付けられてるみたいだよな。そして、世間の人は、口をそろえて、国立大学行ったんだから、すごいなとしか言わないんじゃ、だれにも打ち明けられないし。きっと、我儘を言うなとか、そういわれてきたんだろ。でも、自分の中ではさ、納得できないもんな。完璧な幸せを与えてもらっても、何にもうれしくなくて、いい迷惑だなんて、言いたくてもいえないんじゃ、人間よりも、契約書のほうがずっといいなと思っても、不思議なことはないな。」

杉三は、勝手に推理を並べているような口調であったが、初めて、自分の持っているものをべらべらと語ってくれた人物であるような気がした。

机の上にあった雑誌に貼られていた、習近平国家主席の顔が、ぼたっと涙で濡れた。でも、すぐに手拭いで拭いた。

「しかしよく知ってましたね。クラヴィコードなんて。大体の人は、キーボードと間違えるんですけど。」

「うん。バロック大好きだもん。ピアノよりもこっちのほうがいいなって思う時もあるよ。」

当然のように答える杉三。

「そうですか。杉ちゃんも何か演奏するんですか?」

「うん。まあ、クラヴィコードなんて高尚な楽器じゃないけどさあ。一応、古筝をな。古筝奏者の王中山のファンクラブにも入ったんだよ。入会申込書は、水穂さんに代筆してもらってな。」

「へえ。意外な人物のファンなんですね。まあ確かに、王も内蒙古自治区の出身ですから、漢民族という保証がなく、様々な不遇に耐えたことを売りに出しているようですし、最近は、人権団体の後援で、演奏会を開いたりしているようですね。」

「そうそう。古筝っていいよね。音が正確にとれないから、絶対音感とかある人に言わせると嫌な楽器という評価しかつかないけどさあ、でもあの甘ったるい音はたまんないよ。なんかさ、母ちゃんがへたくそだけど、愛情をこめて子守歌でも歌っているんじゃないかって気がするんだよな。」

「そうですか。確かにそうかもしれませんね。それと比較すると、クラヴィコードはなんだか素朴すぎて、寂しいかもしれない。そうすると、愛情たっぷりだった杉ちゃんと、そうでなかった僕と、違いがはっきりするかもしれませんね。」

「そうだねえ、じゃあ、一曲聞かせてくれよ。きっとすごいのやってたんだろ。藝大なんていったんだし。」

「かなり昔ですから、下手になっているのは言うまでもありませんよ。」

ジョチは、椅子から立ち上がって、クラヴィコードの蓋を開けた。そして、楽譜を置き、ゴルドベルク変奏曲を弾き始めた。

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