第四話-イメージと違う異世界転生

決意したのはいいけど、これはヤバい、違った、このままだと死ぬわ。今、僕がいる場所は空の上だ。

異世界転生ってこんなだっけ?

僕は、気づけば現実逃避に励んでいた。

「アニメみたいに下に誰かいてくれ~」

我ながらバカである。

『そんなことはないと思いますよ』

頭の中で声がした、聞き間違えるはずかないそれは、僕の女神ココア様だ。

「ん?何で、声聞こえるんですか?」

『想いが強い神託者は、神と心の中で対話できるんですよ!』

とノリノリな声で答えてくれた、とても嬉しかった、心が満たされていく、、、、

でも、残念ながら今は嬉しがってばかりではいられなかった。もう一度言うがここは空の上である。

「これからどうすればいいんですか?」

『それなら、この世界は剣と魔法の国ですからステータス開いて自分の魔法とか使えばいいと思いますよ』

ステータス?あぁそういえば、こういう系のラノベとかだとステータスオープンとか言えばステータスみれそう、気づいたら期待を胸に僕は叫んでいた。

「ステータスオープン」

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