第2話 SNSを使って視聴してもらおう

とにかく宣伝をしなくてはいけない。


今は情報が溢れて垂れ流しの時代。知名度ゼロバンドが人々の目に留まるのは容易ではない。


不特定多数の目に留まり易く、かつ手軽に利用できる宣伝場所は何処か。これは間違いなくYouTubeだろう。


近年、YouTubeの発展により世界は大きく変わった。今ではYouTuberが職業としての立場を確立しつつある。私個人は乱立するYouTuberという存在に対して疑問を抱いているが今はそんな意見などどうでもいい。


目の前に好きな広告を貼れる大きな掲示板が置かれている。使わない手はないだろう。後は何を貼るべきか。それが問題だ。焦って下手なことはするべきでない。


これは大きな計画になりそうなので、ちゃんと計画を練り、順を追ってここで報告していくことにする。




さて、YouTube以外にも宣伝に使える掲示板はたくさんある。とにかくやれることは全部やっておかねば。


私はYouTubeに投稿する動画(?)の考案と作成をしつつ、その他に手軽にできることはないか考えてみた。




それがSoundCloud(サウンドクラウド)の有効活用である。


サウンドクラウド。


音楽配信や視聴をメインとした海外のSNSサイトである。


音楽活動していない方にはあまり馴染みのない名前かもしれない。海外ではそれなりに人気がある。理由のひとつとしては、メジャーなアーティストが多数登録していて、新曲のフルバージョンを無料で投稿しまくっている。もちろん視聴版を投稿している人もいるが、最近ではCDやデジタルシングルよりもYouTubeの広告で稼ぐ人が多いのでサウンドクラウドを自分のHP代わりにして曲を聴いてもらおうという試みが増えている。


このSNSの強みは誰でも無料で手軽に使えるとこだろう。海外では割りかし有名なのだが日本ではまだ浸透率が低い。何しろ日本語版がないので普及のしようがないというのもある。


ではそんなサイトに投稿して本当に意味があるのか?


あいやしばらく、しばぁらぁくぅ。


ここで大事なのはツイッターとの連携である。


まず、ツイッターへサウンドクラウドに投稿した曲のURLを貼ってツイートする。そうするとそのツイートをみた私のフォロワーさんはサウンドクラウドのアカウントが無くてもツイッター上で音楽を再生することができる。


フルで曲を投稿することも可能だが、今回の目的はあくまで知名度ゼロバンドのCDの販売。視聴してもらいたいのである。


視聴してもらいたいのであればこのサウンドクラウドというSNSほど好都合なものはない。手軽で音質もいいし、見た目もお洒落。



では試聴版でなくフルを投稿すれば?という意見もある。しかし、そもそも四分近くもある知らない曲をツイッターで聴こうとする人がいるのか。否。断じて否。人の興味は長くても一分半程度しかもたない。ならば最初から短くすればなんとなくで全部聴いてくれるはず。


そう思った。


そういうわけで手軽に使える宣伝広告として、私はサウンドクラウドを使ってみることにした。ひとまず私のツイッターで貼ってみる。収録曲は全八曲だが手始めに二つ。全ての曲をいずれ投稿予定だ。いきなり全部投稿すると埋もれ易いのでそこも配慮しなければならない。


万が一興味が沸いた方はツイッターから聴いてみていただければ幸いである。



さて、話はYouTubeの宣伝に戻る。


詳しいことはまだ書けないが(というか決まってない)、あまり勿体ぶる意味もないのでひとつだけ告知させていただきたい。


私は、YouTubeであえてラジオをやろうと思っている。



それでは好奇心旺盛な皆様、また。



◆在庫数 残りあと237枚(変わらず)


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