ちょっぴり妄想の激しい可愛らしいヒナさんと、デリカシーが足りないけれど優しくて印刷のことになると真剣誠実な革ジャン先輩。
この二人に、時に笑わせてもらい、時に泣かせてもらいながら、印刷のことを楽しく学べるお話です。
目から鱗が落ち過ぎて、気付いたら周りが鱗だらけになっているかも?(笑)
印刷だけではなく、出版業界の厳しさなど、他人事とは思えない問題も提起されています。
読み進めて行く内に、改めて『本』という形態の味わい深さを思い出せるはずです。
読んだら、きっと本をもっと好きになれます。
「教えて、革ジャン先輩!」
この合図の一言と共に、是非ともご一読して欲しい作品です。
今より少し未来、紙の本が衰退しつつある風潮の中、紙の本が大好きな女子大生・ヒナは印刷について教えてもらうべく、「革ジャン先輩」なる人物に会いに行きます。
お調子者で、ヒナからすればセクハラまがいのこともして、でもこと印刷のことになると、真摯で博識で、面倒見のいい革ジャン先輩。
読めば、今まで本は何冊も読んでいても、実はよくしらなかった印刷のことがたくさんわかります!
教育番組を思わせる導入から、後半にかけての展開は、見事の一言。
何より、ヒナちゃんがとっても可愛いです!
ヒナちゃんと一緒に、ぜひ革ジャン先輩に会いに行ってください!
連載し始めの作品をレビューすることはまずないのですが。ドキドキわくわくが止まらないので書いちゃいます。
こちらはずばり! 印刷屋さんに潜入! 美の少ない女(ドカバキッ)……イエ、美少女リポーター、ヒナちゃんが印刷業界のあーんなことやこーんなことに迫っちゃう(いえ、そこまではまだわかりませんけど)印刷屋さん突撃番組なのです!
次回には何と彼女はコミケ全盛の時代へタイムスリップする模様。これを期待せずにいられますか!?
当時の様子を知っている方は懐かしく、今から同人誌に関わろうとなさっている方にも役に立つに違いありません。
みんなの知らない印刷事情。一緒に目撃いたしましょう。
(※1Pまで読んだ時点でのレビューです)