1枚の紙に8ページも!
ところで、版というモノがどういうモノかが全くわからないのですが?
コンビニのコピー機だと、雑誌とか免許証など、そのままコピーして印刷してくれますよね。
職場のコピー機は、PCのデータをそのまま印刷してくれますし。
版というモノの実物を見た事ないのでどういうモノかが全く想像出来ません。
まさか、A3用紙にA5原稿4枚貼り付けて版が出来上がりって訳ではないですよね?
作者からの返信
すいません。この物語は行き当たりばったりに書いたせいで、印刷の基本になる説明が前後してしまっているんですね。
製版に関しては『28ページ目』で詳しく説明しています。
が、折角ですので、ここで簡単に説明します。
漫画(小説)の原稿(A5、B5、または変則サイズ)をページごとに貼り合わせたもの(面付け:11ページ目から説明)を製版機で製版する(縮小する)と、ここで言うピンク色の版の出来上がりとなります。
詳しくは後ほど。
ご迷惑おかけしました。
ひぇー、軽印刷は少部数に強いってのは知ってたけどそんなに自動化されてるとは。
50部を28台とか、普通にやったらセットの時間の方が長くなるし、そもそも50部刷るのに300枚くらい使っちゃいそう(>_<)
版レスじゃなくても凄いんだー。
私の仕事だと軽印刷屋さんとのお付き合いは、スリップの引き取りくらいしかなかったですが、とても忙しそうに凄い勢いで機械回していたのを覚えてます。
作者からの返信
もう、とにかく余計な作業はなしですからね。
私の場合、次の版をセットして、排版、ブランケット洗浄している最中に次のインキを版を見た段階で調整。
そして一枚出たら微調整して印刷でしたから。
一時間でヘトヘトです(笑
ちなみに損紙(ヤレ)は10~20枚です。
「インキ」という響きは、私にとってはなんだか懐かしく感じられます。祖母は「インク」のことを常に「インキ」と言っていました。
少なくとも、今の私の周囲では使われない言葉です。
作者からの返信
そうなんです。これって結構重要で、印刷業界ではインクって言いません。オランダ語由来のインキを使いますね。
これは江戸時代末期、日本の活版印刷の祖と呼ばれる本木昌造が、オランダ船の積んできた活版機材をもとに、「活字版摺立所」を設立したのが日本の印刷の起源だからと言われているそうです。