【σσ 36本】モンスターの魂!

宮殿の僕の部屋で賢者に、転移された監獄塔での成り行きを話した。そして割れたスライムのコアをテーブル置かれた銀のトレイに乗せた。


「ぐすん…すらろうた…」


スライムの成れの果てをご覧になられて、ひどく悲しんでしばらく賢者様は泣いておられました。


「復活の呪文を唱えたのですが…まだレベルが低くて使えなったです…」


「ぐすん……えっ!?」


大きい目がさらに大きくなる。


「復活の呪文が使えず、すいま―」


「復活の呪文を覚えているのですか!? あれは高位の存在者しか使う事が出来ない呪文なのですが?歴代の賢者も研究を重て来まして、人間の潜在魔力では覚える事はもちろん使用不可能と結論づけられた案件だったのですが…」


「何故かこの世界に来る前に覚えていたんです」


「…」


「私も…復活の呪文には興味がありまして、世界中にすらろうたさんを始め多くのスライムさん達に情報を集めてもらっているんです」


「そうだったんですか。だからアイツと知り合いだったんだ」


「あっ!」


「でも一つ生き返らせる方法があります!













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