【σσ 17本】 カジノデビュー!
カジノは中央広場から北の歓楽街地区にある。その地区のボノネオ酒場地下にカジノがある。地下にあるからといって裏カジノではない、クエスト協会公認のカジノだ。
カジノはコインを購入して遊ぶ。ワンコイン1000ゴールドだ。コインが高くその上入会金100000ゴールドは払わなければ入場も出来ない、先ほど受付で、スキンヘッドの強面グラサンに、払いました。
コイン交換所には、通常の店では買えないチートな武器が景品として並んでいた。目が飛び出るほどのコインの購入枚数に目を白黒させて品を眺めていた。
『魔神の剣』
『魔神の槍』
『魔神の斧』
『魔神の弓』
『魔神の杖』
「僕は聞いたことがあるのですが」
相変わらずの渋い声で話すスライム。
「これらの魔神シリーズの武器は攻撃力も最強な上に耐久度が無限のチート武器との噂を聞いたことがあるのです。ならきっと魔王を倒した勇者や戦士が使用しても壊れないと思われます」
名も無きスライムが助言してくれました。
今度名前を付けて上げようと思います。
あれ?!このモンスター町んなか入っちゃったよ。騒ぎに…ならないね。勇者曰く小さなぷよぷよーんだし、スーパーボールが跳び跳ねているようにしか見えないらしい。って言うかこの世界にスーパーボールがあることが意外。
しかし高すぎて買えない。ここはカジノ一攫千金を!!
ギャンブルの必勝法を教えてあげよう!
それは、ギャンブルをやらない事だ。
機械系のギャンブルって依存率がかなり高いと昔書籍で読んだことがある。その時は、馬鹿な連中もいるものだなと思っていたが。
えっと…リセットボタンはどこかな?探したけれども見つからない。
まだ探す気ですか?とメイドさんに軽くツッコまれました。
TVゲームではリセットでリトライ出来ても現実は出来ないというか人生をリセットされる…上手い事言った気がするが。
今、全財産を失いました。スロット超怖い。
で結局 ――
「助けてぇ!勇者ぁぁ!」
勇者にすがり付き懇願する
「蘇生したばかりですっかり忘れていたんだが、銀行にお金を預けていた。戦いの日々でお金を使うこともほとんどなく。相当な額が貯まっているはずだが…」
「じゃあそれであんた達レジェンドチームの武器買って!」
何故か、逆ギレしている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます