応援コメント

ep17. 信仰と独占欲」への応援コメント

  • 宗教のつらいいち側面ですね。
    これだけ護持しているんだ。これだけ敬虔に教えを守る我々こそが唯一加護を得るのにふさわしい。迫害され、先鋭化した宗教にありえる考え方。
    国内を例にとってもそのような事例はいくつもみられます。悲しいことです。

    ミーシャの善意は嘘ではない。
    ユルグの民を苛んだ事実もまた嘘ではない。
    その結果、新たな不幸が生まれることもまた必然だった。

    旅を続ける上で心境の変化があったアル。それともこれすらも何らかの影響なの?
    彼の言葉が優しく沁みます…

    というかサイドストーリーでコメントとかw

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ユルグも彼らの信仰も、存外長い歴史があるものです。
    強大な周囲の国に押され、元々不安定な土地で何度も存続の危機を乗り越えてきた彼らにとって、結束の証であり心の支えであった信仰の重要性は計り知れません。他民族を排除する考えは悲しいものですが、彼らの辛酸を舐めた日々を考えれば当然の帰結だったのかもしれません。

    幸いなのは、子供達がそんな大人の考えに疑問を呈していることでしょうか。
    もしユルグの外に彼らと再び対話しようとする者がいればあるいは……。
    これからのホーラノアの未来に、ユルグの、子供達の動きが強く絡んでくるのは必至だと思われるので、どうにか良い方法に進めばと思いますね。

    アルバートの心境変化は、この物語における重要な鍵になります。
    お互い徐々に絆を深めていく様が、書いていてもとても愛しく感じました。

    サイドの割に結構重要なお話なので、コメント嬉しいですよ!
    色々考察して頂きありがとうございました!